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入りやすい国公立の薬学部はどこ?効果的な受験戦略も解説!

薬学部を目指している学生にとって、国公立を目標にしている人は多いのではないでしょうか。私立よりも国公立の方がメリットが大きいと感じ、志望している学生は大勢います。

国公立は入るのが難しそうだけど、目指してもいいものかな?

入りやすい薬学部があれば志望校として狙いたい

同じ薬学部でも国公立と私立では受験方式や対策方法が大きく変わってきます。国公立は目指したいけど、難易度が高そうで正直不安があるという人もいることでしょう。

この記事では、国公立の中でも入りやすい薬学部を紹介します!

合格の可能性を高めるための効果的な受験戦略についても解説しているので、ぜひ受験対策の参考にしてくださいね!

本記事の結論

・国公立の薬学部はメリットが多い

・入りやすい大学を受けるのが合格への近道

・受験勉強は戦略次第で合格率が上がる

本記事を監修する専門家
桑久保皓大
桑久保

東北大学教育学部を在学中、「学習管理塾|168塾」および「東北大専門塾Elevate」 を共同創業。これまでに200名以上を指導し、旧帝大・医学部合格者を多数輩出。

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AIを活用した学習管理システム を導入し、戦略的学習管理メソッド による個別最適化指導を展開。教育メディア「#スタシェア」を運営し、受験情報に関する情報を発信している。

目次
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国公立の薬学部が人気な理由は?

教えてもらう女子高生

薬学部に行くならやっぱり国公立がいいのかな?

国公立の薬学部を目指している受験生は確かに多いですね。それでは、なぜ国公立の人気が高いのかについて解説しますね!

薬学部を目指す受験生が国公立を志望しているのは多くのメリットがあるからです。ここからは、国公立の薬学部が受験生に人気を集めている3つの主な理由について詳しく紹介していきます。

学費が安い

国公立大学の薬学部は、学費の安さが大きな魅力で、6年間で約350万円(入学金+授業料)とされています。地域の学生であれば、公立大学でもこれに近い費用で通えるケースが多いです。一方、私立大学では、同じく6年間で1,000万円以上かかる場合もあります。

経済的な負担を抑えつつ薬学を学びたい人にとって、国公立大学は非常に理想的な進学先になるでしょう。

国家試験の合格率が高い

​国公立大学の薬学部は、薬剤師国家試験の合格率が高いです。​厚生労働省「第109回薬剤師国家試験の結果」によると、国立大学の合格率は83.85%、公立大学は85.68%でした。​

一方、厚生労働省「第109回薬剤師国家試験 大学別合格者数」によれば、私立大学の合格率は平均して7割を下回り、差が生じています。

この結果から、国公立大学の方が充実した教育環境と手厚いサポート体制を提供していることが推測できますね。

教育環境が充実している

薬学部の教育設備というと、私立の方が充実しているように思う人も多いのではないでしょうか。

しかし、実は国公立の薬学部も勉強するための本格的な機材や環境が整っています。たとえば徳島大学では、実践的な力を養えるようカリキュラムに工夫が凝らされており、熊本大学では構造解析などの研究にも対応できる設備が導入されています。

さらに、国公立は税金で運営されていることもあり、応用だけでなく基礎教育にも力を入れています。学びのバランスを重視したい人には特におすすめです。

比較的入りやすい国公立薬学部7選

勉強する女子高生

やっぱり国公立の薬学部が良さそう!でも入るのは難しいのかな。

偏差値や倍率の高い国公立の薬学部もありますが、比較的入りやすいとされるところもありますよ!

国公立の中でも比較的入りやすい狙い目の大学を紹介します。

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大学名所在地学科名偏差値
富山大学富山県薬学科
創薬科学科
50~55
金沢大学石川県薬学類
医薬科学類
52~55
熊本大学熊本県薬学科
創薬・生命薬科学科
52~57
和歌山県立医科大学和歌山県薬学科55
徳島大学徳島県薬学科
創製薬科学科
55~60
岡山大学岡山県薬学科
創薬科学科
50~52
広島大学広島県薬学科
薬科学科
60~64

それぞれの大学の特徴や偏差値については大学別に詳しくまとめているので、志望校選びの参考にしてください。

以下の情報はパスナビを参考にしています。

1,富山大学

富山大学薬学部には、薬学科(6年制)と創薬科学科(4年制)があり、薬剤師や創薬研究者を目指す学生を幅広く受け入れています。研究と実践の両面から薬学教育を行っており、国家資格の取得や大学院進学も視野に入れた教育体制が整っているのが特徴です。

偏差値は薬学科が50.0〜55.0、創薬科学科が50.0とされており、共通テストの得点率は薬学科が76〜84%、創薬科学科が65〜78%。2024年度の入試倍率は、薬学科の前期日程が3.5倍、後期日程が5.9倍、創薬科学科の前期日程が1.7倍、後期日程が3.3倍となっています。

2,金沢大学

金沢大学医薬保健学域には、薬学類(6年制)と医薬科学類(4年制)が設置されており、薬剤師や創薬研究者を目指す学生を受け入れています。​薬学類では医療現場で活躍する薬剤師の育成を、医薬科学類では先進医療や新薬開発に寄与する研究者の養成を目的としています。 ​

偏差値は、薬学類が55.0、医薬科学類が52.5。​共通テストの得点率は、薬学類が75%、医薬科学類が71%です。 ​2024年度の入試倍率は、薬学類の前期日程が2.7倍、医薬科学類の前期日程が2.1倍となっています。

3,熊本大学

医療系の伝統校として知られる熊本大学は、薬学分野でも高い専門性を誇っています。薬学部には薬学科(6年制)と創薬・生命薬科学科(4年制)があり、どちらの学科も研究力と実践力を兼ね備えた人材の育成を重視していることが特徴です。

薬学科の偏差値は52.5〜57.5、共通テスト得点率は76〜83%で、2024年度前期の倍率は4.5倍。創薬・生命薬科学科は、偏差値52.5、共通テスト得点率74%、倍率は1.9倍です。薬剤師志望にも研究志向にも応えられる教育環境が整っています。

4,和歌山県立医科大学

和歌山県立医科大学薬学部は、医療系総合大学としての強みを活かし、医学部や保健看護学部との連携を通じて、チーム医療に対応できる薬剤師の育成を目指しているのが特徴です。​6年制の薬学科では、高度な専門知識と実践的なスキルの習得に力を入れています。​

入試データによると、薬学科の偏差値は55.0、共通テスト得点率は74%。 ​また、前期日程の倍率は3.5倍で、前年の4.8倍からは低下しています。 ​

5,徳島大学

徳島大学薬学部は、1922年に設立された長い歴史を持ち、もともと工学部の一部としてスタートした背景があります。そのため、独自の教育と研究を展開し、他の大学とは少し違ったアプローチで薬学教育を行っているのが特徴です。​6年制の薬学科と4年制の創製薬科学科を設置し、創薬を目的とした特色あるカリキュラムを提供しています。​

薬学科の偏差値は前期日程で55.0、後期日程で60.0とされ、共通テストの得点率は前期日程で74%、後期日程で80%です。​2024年度の入試倍率は、前期日程が2.5倍、後期日程が3.0倍となっています。

6,岡山大学

岡山大学薬学部には、薬学科(6年制)と創薬科学科(4年制)があり、それぞれ医療現場を支える薬剤師と、創薬研究を担う研究者の育成に力を入れています。特に創薬科学科では、生命科学を中心に、基礎から応用まで幅広く学べる充実したカリキュラムが特徴です。

薬学科の偏差値は52.5、共通テスト得点率は77%。創薬科学科は偏差値50.0、得点率74%となっています。入試倍率は、薬学科が前期2.6倍、後期4.2倍。創薬科学科が前期1.6倍、後期3.3倍です。

7,広島大学

広島大学薬学部には、薬学科(6年制)と薬科学科(4年制)があり、それぞれ薬剤師の養成と創薬研究の担い手育成に力を入れています。薬学科では、高度な専門性を備えた薬剤師を育てるため、基礎から応用までバランスよく学べるのが特徴です。薬科学科では、医薬品に関する幅広い知識と研究力を培うカリキュラムが用意されています。

偏差値は薬学科が64、共通テスト得点率は81%。薬科学科は偏差値60~64、得点率77~78%となっています。入試倍率は、薬学科が前期日程で2.5倍、薬科学科が前期日程で1.9倍です。

難関大だけど目指しやすい国公立薬学部3選

勉強している男子高生

第一志望校にするのは難関大学にしたい

せっかくだから上位の大学を目指したい!

国公立の薬学部を志望するにあたり、難関大学を目指したいという人も多いかと思います。とはいえ、超難関と言われる東京大学や京都大学だと現実味がないという受験生もいるのではないでしょうか。

最難関と言われる東京大学・京都大学の場合、求められる偏差値は70近くになります。しかし、一方で高い偏差値帯がありながらも、倍率や偏差値を総合的に考えると狙いやすい大学もいくつかあります。

それではここからは、最難関大学よりも少し下の難関大学でおすすめの国公立薬学部を3つ紹介します!

偏差値はいずれも高いですが、受験戦略をきちんと練ることで合格を目指すことも可能です!ぜひ参考にしてみてくださいね。

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大学名所在地学科名偏差値
九州大学福岡県臨床薬学科
創薬科学科
65~66
東北大学宮城県薬学科
創薬科学科
65
千葉大学千葉県薬学科
薬科学科
66~67

1,九州大学

九州大学薬学部は、臨床薬学科(6年制)と創薬科学科(4年制)の2学科に分かれ、それぞれ高度な専門知識と技術を備えた薬剤師や創薬研究者の育成を目指しています。​臨床薬学科では、医療現場での実践力を育み、創薬科学科では新薬開発に必要な基礎研究から応用まで幅広く学ぶことができます。 ​

入試難易度に関しては、臨床薬学科の偏差値が65~66、共通テスト得点率は81~90%とされています。​創薬科学科の偏差値は65~66、共通テスト得点率は79~86%です。 ​2024年度の入試倍率は、薬学部全体で2.58倍となっており、比較的安定した競争率といえますね。

2,東北大学

東北大学薬学部には、薬学科(6年制)と創薬科学科(4年制)があり、実践的な薬剤師や創薬研究者の育成に力を入れています。特に附属薬用植物園では、約1,200種の薬用植物を育てており教育や研究の現場でも活用されているのが特徴です。

偏差値は薬学部全体で65、共通テスト得点率は81%とされており、全国的にも高水準です。倍率情報は公式に明記されていませんが、例年安定した人気を集めています。

東北大学も難関大学の一つではありますが、最難関大学と比較すれば合格の可能性は上がります。最難関に挑む実力がある受験生は志望校の一つに加えておくのがおすすめです。

3,千葉大学

千葉大学薬学部には、薬学科(6年制)と薬科学科(4年制)が設けられており、それぞれ薬剤師や創薬研究者の育成に力を入れています。薬学科では、医療現場で活躍できる専門的な知識と技能を備えた薬剤師の養成を目指し、薬科学科では、創薬や生命科学の分野で研究を深めるカリキュラムが用意されています。

薬学科の偏差値は66、共通テスト得点率は81%。薬科学科は後期日程のみの募集で、偏差値67・得点率87%とされています。入試倍率は薬学科が前期で6.6倍、薬科学科が後期で20.1倍となっており幅があるため受験戦略を立てて受けることが大切です。

千葉大学も薬学部がある国公立大学の中では上位に位置しますが、前期の倍率が比較的落ち着いていることを踏まえると狙いやすいといえます。十分に対策して臨むことで合格の可能性を高められるでしょう。

国公立の薬学部に合格するためのコツ

鉛筆を持つ女性

薬学部に合格するためにはどんな受験対策をしたらいいの?

国公立の薬学部に合格するためには受験勉強の進め方にいくつかのコツがあります!

受験までの限られた期間の中でどのような対策をするかで、国公立薬学部への合格の可能性が大きく変わってきます。ここでは合格を目指すための勉強のコツを3つ紹介していきます。

すぐに取り入れられることばかりなので、ぜひ実践してみてください!

苦手対策を早めに行う

国公立の薬学部を目指すうえで、苦手をそのままにしてしまうと受験が近づいたときに焦ってしまいます。特に薬学部を目指す場合、数学や化学でつまずいてしまうと不安ですよね。早いうちに苦手克服に取り組み、無理のないペースで日々取り組むことが大切です。

「なんか苦手なんだよね」で終わらすのではなく、過去問や基本問題を使ってしっかり克服しましょう。苦手が減っていけば心に余裕が生まれ、勉強全体が前向きになりますよ。

共通テストと二次試験の対策をバランスよく行う

薬学部の受験では、共通テストと二次試験のどちらも重要です。共通テストで失点を防ぐためには、全体的な基礎力をしっかり固めておくことがカギになります。一方で、国公立の多くは二次試験で理科や数学が課されるため、応用問題への対応力も欠かせません。

「どっちかだけに集中」ではなく、それぞれの傾向に合わせてバランスよく学習を進めることが合格への近道です。模試の結果を参考に、力の入れどころを見直していきましょう。

自分に合った学習環境を整える

薬学部を目指す場合、勉強時間は長くなり、継続した努力が必要になるため、自分に合った学習環境を整えることが大切になります。周りに流されず、最も集中力を発揮できる場所や時間帯を見つけられるかがポイントです。

図書館のような静かな場所で集中できる人もいれば、自分の机が一番安心して取り組めるという人もいます。朝の方がはかどるタイプ、夜の方が没頭できるタイプなどもあり、人によってベストな勉強スタイルは違うものです。

自分にとって最適な環境が整えば、勉強へのやる気も自然と高まりますよ!

薬学部を目指すなら早めの受験対策を!

勉強する高校生

この記事では、国公立の薬学部に進学するメリットや、比較的入りやすい大学、合格に向けた学習のポイントについて紹介してきました。

国公立の薬学部は受験生からの人気も倍率も高い学校が多くありますが、受験校の選択や戦略的な受験対策によって合格率を高めることは可能です。

薬学部への進学を考えているのであれば、早めから大学情報や入試情報を収集しておくようにしましょう!

受験勉強は早めに対策を始めることによって、心にも時間に余裕ができます。自分に合った学び方で、希望の進路に進めるよう、今から少しずつ準備を始めてみてください。

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