志望校に女子大も考えているけど実際に決めるポイントは?
進路を考える女子高校生にとっては気になるところですよね。
この記事では、女子大の偏差値ランキングに加えて、女子大のメリット・デメリットや、偏差値以外の選び方もまとめています。
・女子大偏差値別、学部別ランキングと主な特徴
・女子大には女性に特化した教育プログラムが多数ある
・偏差値だけではなく自分に合った環境やカリキュラムを選ぼう

独学で東北大学医学部に現役合格。指導経験の中で、“塾外の時間”の使い方こそが成績向上の鍵だと気づき、168時間に着目したオンライン学習管理塾「168塾」、東北大専門塾「Elevate」を創設。全国の受験生を支援している。
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現在は東北大学大学院加齢医学研究所にて、脳科学と教育を融合させた研究を行うと同時に、東北大学病院 認知症外来で診療に携わる現役医師でもある。学術と現場の両視点から、「自走力を育む学習法」の確立を目指し、受験にとどまらない“生きるための学び”を提唱。

東北大学教育学部在学中、自身の浪人体験から、モチベーション支援や学習戦略の大切さに気付き、オンライン学習管理塾「168塾」と東北大専門塾「Elevate」を共同創設し、IT技術を活用した学習管理で全国の受験生を支援している。
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現在は教育メディア「#スタシェア」の運営を行いながら、プロダクト開発と現場支援を両輪に、学びの選択肢と質の向上に取り組む。
【最新】女子大偏差値ランキング・上位10位

まずは、全国の女子大学を偏差値の高い順に並べた上位10位(同順位を含めて11校)から。大学ごとに、主な学部と、どの学科の偏差値が高いのかを見ていきます。
※偏差値は河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表」(2026年9月現在)の値です。大学ごとに、学部・学科(専攻)のなかで最も高い偏差値を比べて順位を付けています。2026年4月に共学化した日本栄養大学(旧・女子栄養大学)は、女子大学ではなくなったためランキングに含めていません。
偏差値ランキングはこちら!
1位 お茶の水女子大学(国立)偏差値:62.5
- 主な学部:文教育学部、理学部、生活科学部、共創工学部
- 特徴:国立の女子大学は、お茶の水女子大学と奈良女子大学の2校です。学科(専攻)の偏差値は52.5~62.5で、最も高いのは文教育学部の人文科学科・人間社会科学科などと、生活科学部の心理学科(いずれも62.5)です。理学部も57.5~60.0と高い水準にあります。
2位 奈良女子大学(国立)偏差値:60.0
- 主な学部:文学部、理学部、工学部、生活環境学部
- 特徴:関西にある国立の女子大学です。学科(専攻)の偏差値は50.0~60.0で、最も高いのは生活環境学部の心身健康学科(60.0)、次いで文学部と生活環境学部の食物栄養学科(57.5)です。
2位 東京女子医科大学 偏差値:60.0
- 主な学部:医学部、看護学部
- 特徴:医学部と看護学部の2学部からなる医科大学です。医学部医学科は60.0で、医師をめざす女子にとって有力な選択肢です。一方、看護学部看護学科は37.5で、学部によって難易度が大きく異なります。
4位 日本女子大学 偏差値:57.5
- 主な学部:家政学部、文学部、人間社会学部、理学部、国際文化学部、建築デザイン学部、食科学部、経済学部(2027年4月開設予定)
- 特徴:学科の偏差値は45.0~57.5で、最も高いのは食科学部の食科学科(57.5)、次いで同学部の栄養学科(55.0)です。医科大学を除く私立の女子大学では最も高い水準です。
5位 東京女子大学 偏差値:55.0
- 主な学部:現代教養学部
- 特徴:現代教養学部の1学部からなる大学です。学科(専攻)の偏差値は42.5~55.0で、最も高いのは人文学科の歴史文化専攻(55.0)、次いで人文学科の日本文学文化専攻と心理学科(52.5)です。
6位〜10位:実力派の女子大
同じ偏差値で並ぶ大学があるため、6位と9位はそれぞれ3校が同順位です。
6位:福岡女子大学(公立)偏差値:52.5
- 主な学部:国際文理学部
- 特徴:公立の女子大学です。国際文理学部の1学部で、学科の偏差値は42.5~52.5、最も高いのは国際教養学科(52.5)です。
6位:昭和女子大学 偏差値:52.5
- 主な学部:人間文化学部、人間社会学部、国際学部、グローバルビジネス学部、環境デザイン学部、食健康科学部、総合情報学部
- 特徴:学科の偏差値は42.5~52.5で、最も高いのは国際学部の国際教養学科(52.5)、次いでグローバルビジネス学部の会計ファイナンス学科(50.0)です。
6位:津田塾大学 偏差値:52.5
- 主な学部:学芸学部、総合政策学部
- 特徴:学科の偏差値は40.0~52.5で、最も高いのは総合政策学部の総合政策学科(52.5)です。学芸学部の国際関係学科・多文化・国際協力学科は45.0です。
9位:群馬県立女子大学(公立)偏差値:50.0
- 主な学部:文学部、国際コミュニケーション学部
- 特徴:公立の女子大学です。学科の偏差値は45.0~50.0で、最も高いのは文学部の国文学科(50.0)です。
9位:大妻女子大学 偏差値:50.0
- 主な学部:家政学部、文学部、社会情報学部、比較文化学部、人間共生学部、データサイエンス学部
- 特徴:学科(専攻)の偏差値は35.0~50.0で、最も高いのは家政学部食物学科の管理栄養士専攻(50.0)です。
9位:女子美術大学 偏差値:50.0
- 主な学部:芸術学部
- 特徴:美術・デザイン系の女子大学です。芸術学部の学科(専攻)の偏差値は37.5~50.0で、最も高いのは美術学科の美術教育専攻など(50.0)です。
ライター-教育方針にそれぞれの強みがあり、多様な学びの機会を与えてくれます。ご自身のキャリアプランに合った大学を見つけてくださいね。
学部別女子大偏差値ランキング





学びたい分野は決まってるんだけど、その分野だとどこが高いの?
学びたいことが決まっているなら、分野ごとに比べたほうが早いですよね。ここでは代表的な教育系・国際系・栄養系に分けて、偏差値の高い順に並べました(偏差値は河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表」(2026年9月現在)の値)。
教育系の女子大偏差値ランキング
先生をめざす人や、教育について深く学びたい人が選ぶ分野です。
お茶の水女子大学(文教育学部〈教育科学・子ども学〉):偏差値 62.5
- 文教育学部の人文科学科・人間社会科学科も62.5です。
日本女子大学(家政学部 児童学科):偏差値 50.0
- 保育・教育を学ぶ学科です。同じ大学の人間社会学部 教育学科は47.5です。
女子美術大学(芸術学部 美術学科 美術教育専攻):偏差値 50.0
- 芸術学部の美術教育の専攻です。日本女子大学の児童学科と同じ偏差値です。
昭和女子大学(人間社会学部 初等教育学科):偏差値 45.0
- 人間社会学部の学科です。
同志社女子大学(現代社会学部 現代こども学科):偏差値 45.0
- 関西の私立女子大学の学科で、昭和女子大学の初等教育学科と同じ偏差値です。
国際系の女子大偏差値ランキング
語学力や異文化理解に力を入れている分野です。世界を舞台に活躍したい人は、ここをチェックしてみてください。
福岡女子大学(国際文理学部 国際教養学科):偏差値 52.5
- 公立の女子大学の学科です。
昭和女子大学(国際学部 国際教養学科):偏差値 52.5
- 同じ国際学部の国際学科・国際日本学科は47.5です。
日本女子大学(国際文化学部 国際文化学科):偏差値 52.5
- 国際文化学部の1学科です。
東京女子大学(現代教養学部 国際社会学科):偏差値 50.0
- 現代教養学部の学科です。
津田塾大学(学芸学部 国際関係学科・多文化・国際協力学科):偏差値 45.0
- 学芸学部の国際系の2学科です。
群馬県立女子大学(国際コミュニケーション学部):偏差値 45.0
- 公立の女子大学の学部で、津田塾大学と同じ偏差値です。
実践女子大学(国際学部 国際学科):偏差値 45.0
- 国際学部の学科で、津田塾大学と同じ偏差値です。
栄養系の女子大偏差値ランキング
健康や食生活について学び、管理栄養士や食品開発、栄養教育の専門家をめざす人が選ぶ分野です。ランキングには、2027年4月に開設予定の学部も含めています。
お茶の水女子大学(生活科学部 食物栄養学科):偏差値 60.0
- 国立の女子大学の食物栄養学科です。
奈良女子大学(生活環境学部 食物栄養学科):偏差値 57.5
- もう1つの国立女子大学の食物栄養学科です。
日本女子大学(食科学部 栄養学科):偏差値 55.0
- 同じ食科学部の食科学科は57.5です。
大妻女子大学(家政学部 食物学科 管理栄養士専攻):偏差値 50.0
- 同じ食物学科の食物学専攻は42.5です。
京都女子大学(食科学部 食物栄養学科):偏差値 47.5
- 2027年4月に開設予定の学部です(2026年度までは家政学部に食物栄養学科があります)。同じ食科学部の食マネジメント学科も47.5です。
同志社女子大学(生活科学部 食物栄養科学科 管理栄養士専攻):偏差値 47.5
- 関西の私立女子大学の管理栄養士の専攻で、京都女子大学と同じ偏差値です。
福岡女子大学(国際文理学部 食・健康学科):偏差値 47.5
- 公立の女子大学の学科で、京都女子大学と同じ偏差値です。



勉強をする上では偏差値も大切ですが、どんなことを学びたいか?通いやすいのか?などご自身の条件と照らし合わせてくださいね!
志望する女子大の偏差値が見えたら、次は今の成績との差を埋める計画を立てる番です。毎日の勉強の進め方に迷ったら、学年に合った168塾の案内をのぞいてみてください。


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女子大のメリット





女子大ならではのいいところって、どんなところ?
女性に特化したサポート体制
女子大の多くは、キャリア支援や女性ならではの悩みへのサポートに力を入れています。なかでも手厚いのが、就職活動の支援です。
妊娠・出産・子育てといったライフイベントをあきらめずに乗り切れるよう、支える仕組みを用意している大学もあります。
教員免許や栄養士など、就職に役立つ資格の取得をすすめている女子大も多いです。
少人数制や担任制をとっている大学なら、ふだんの授業のことから就職活動のことまで、気軽に相談できます。
リーダーシップが磨ける環境
学生が女性だけなので、リーダー役もまとめ役も自分たちで担うことになります。自分から発信する機会が多いぶん、リーダーシップやコミュニケーション力が磨かれます。
学園祭やイベントの企画でも、異性の目を気にせず意見を言いやすい環境です。
安心して学べる学習環境
女性だけのキャンパスなので、安心して勉強に集中できます。
お手洗いの数が多かったり、パウダールームやおむつ替えシートがあったりと、女性向けの設備がそろった女子大もあります。
異性の目をあまり気にしなくていいぶん、身支度に時間をかけすぎずにすみます。そのぶんの時間を、勉強や体を休めることに回せます。



女性に嬉しいパウダールーム完備や、おしゃれなカフェテリアなどを併設している女子大も多いです
女子大のデメリット





逆に、女子大を選んで困ることってないのかな…?
異性との関わりが少ない
まず気になるのが、異性との交流の少なさですよね。共学のような人間関係を求める人には、物足りなく感じるかもしれません。
社会に出たときに、異性との考え方の違いやコミュニケーションに戸惑ってしまうことも考えられます。
男性の視点からの意見を聞く機会が少なく、考え方が偏りやすい面もあります。



サークル活動やアルバイトなどで異性と接点を持つことも対策の一つです
学部選択の幅が限られる
女子大は教育学部や文学部に力を入れているところが多く、理系の学部、とくに工学部はない大学もあります。理系に進みたい人は、学びたい学科があるかを先に確かめておきましょう。



理系でも工学系の学部はあまり聞きませんが、センスを生かした建築学科栄養学などの設置には積極的です。
(参照元)
偏差値が安定しない場合がある
女子大は、年度によって偏差値が上下することがあります。
背景にあるのは、共学化や募集停止による女子大の縮小です。たとえば女子栄養大学は、2026年4月に「日本栄養大学」へ名称を変えて男女共学になりました。
偏差値や倍率が安定しないということは、年によって入りやすくなることも、その逆もあるということ。志望校が決まったら、最新の偏差値と倍率を確かめておきましょう。



倍率も低い傾向にありますが、就職に強い女子大もあります。今が狙い目かも?
偏差値だけではない!女子大を選ぶポイント





偏差値が同じくらいの女子大で迷ったら、どこを比べればいいの?
同じくらいの偏差値で迷ったら、サポート体制や学内の環境、留学・インターンシップの制度を比べてみてください。どれも、入学してからの大学生活を左右するところです。
大学のサポート体制と学内環境
女子大は、学生一人ひとりの成長を支えるために、細やかなサポートを用意しているところが多いです。
カウンセリングやメンタルヘルスサポート
学生生活のストレスや悩みを相談できるよう、カウンセラーが常駐している大学もあります。
PMSや妊娠・出産・育児と学びを両立できるよう、配慮している女子大もあります。
学食で、女性向けにカロリーを計算した食事を出している大学もあります。
心と体の両方を支えてもらえるので、勉強に集中しやすくなります。
キャリア支援
就職活動の相談やインターンシップの紹介をしてくれるキャリアセンターが充実している大学も多く、女性のキャリアづくりを支えるプログラムを用意しているところもあります。化粧品会社や教育関連の会社など、女性が活躍しやすい会社の求人が集まりやすい傾向もあります。
女性の先生が身近にいる大学なら、女性が働きやすい環境について直接話を聞くこともできます。
学内の設備
図書館や自習室、学生同士が集まれるスペースなど、学内の設備もチェックしておきたいところです。
学生証がないとキャンパスに入れない大学もあり、セキュリティ面でも安心です。
あとは通いやすさ。自宅や駅からの距離、寮があるかどうか、まわりの自然環境も見ておくと安心です。



女性に嬉しいパウダールーム完備や、おしゃれなカフェテリアなどを併設している女子大も多いです
留学制度やインターンシップ制度の充実度
視野を広げたい人は、留学やインターンシップの制度も見比べてみてください。
女子大のなかには、女性の国際的な活躍をサポートするため、積極的に留学制度を整えている大学もあります。
留学プログラム
全学生が一定期間以上、海外で学びの機会を持つことが義務化されている大学もあります。
英語力や異文化理解を深められる留学プログラムがあれば、国際的なキャリアをめざすときの強みになります。
インターンシップ
企業や業界とのつながりが強い大学ほど、インターンシップ先の選択肢は広がります。
女性向けのインターンシップがある大学なら、職場での女性の立場やキャリアアップについても間近で学べます。
海外研修やボランティア
国際的な活動や社会貢献を通じて自己成長するプログラムが用意されている大学もあります。
異文化理解やリーダーシップを身につける機会にもなります。



偏差値だけでなく、大学のサポート体制や留学制度なども比較して選ぶと、より充実した学生生活を送ることができますね。
女子大ならではのリーダーシップ育成
女子大の大きな特徴のひとつが、リーダーシップの育成です。社会で活躍する女性リーダーを送り出すために、さまざまなプログラムや支援を用意しています。
女性リーダー育成プログラム
女子大には、リーダーシップを養うための特別なプログラムを設けているところがあります。授業の勉強だけでなく、社会の問題の解決やチームの動かし方を実践的に学べるのが特徴です。
女性専用のビジネススクール
経営やビジネスの分野で活躍する女性リーダーをめざす人向けに、ビジネススクールや特別講座を開いている大学もあります。大学の勉強と並行してビジネススキルを高め、将来のキャリアに直結する力をつけられます。
卒業生との交流やネットワークが充実
卒業生や、業界で活躍する女性リーダーと交流できるイベント・セミナーも多く、先輩たちの経験を直接聞けます。キャリアアップをめざすうえで役立つつながりも広がります。



女性リーダーとして働き、出産や子育てを両立したいと思っている方にもおすすめできます。
偏差値だけではなくご自身のキャリアに合わせて選ぼう


女子大の偏差値ランキングと、女子大ならではのいいところ・気をつけたいところを見てきました。
偏差値はもちろん大事です。でも、実際に通うのは自分自身。学内の環境やサポート体制、将来のキャリアにつながる制度まで見て選ぶのがおすすめです。
通いやすさや、無理なく勉強を続けられるかどうかも忘れずに。気になる女子大が見つかったら、オープンキャンパスで雰囲気を確かめてみてください。
気になる大学があれば、個別の記事でくわしく紹介しています。



















