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不登校でも将来はひらける!対処法や保護者のサポート方法を解説!

お子さまが不登校になると、先々のことが心配になる保護者様は多いのではないでしょうか。

受験生なのに、このまま不登校で大丈夫なのかな?

どんな声掛けをしたらいいんだろう?

特に勉強面や進路のことについては疑問や不安を感じてしまいがちです。とはいえ、コミュニケーションの取り方も難しいので悩んでしまいますよね。

そこでこの記事では、不登校のお子さまの進路や保護者様のサポート方法について解説していきます!

ぜひお子さまの進路を考えるためのヒントにしてみてくださいね。

本記事の結論

・不登校でも将来の選択肢は持てる

・原因に合わせた対策を取って、将来に備えることが大事

・学力を身につけておければ大学進学も可能

本記事を監修する専門家
桑久保

東北大学教育学部を在学中、「学習管理塾|168塾」および「東北大専門塾Elevate」 を創業し、現在は株式会社shared 代表。これまでに200名以上を指導し、旧帝大・医学部合格者を多数輩出。

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AIを活用した学習管理システム を導入し、戦略的学習管理メソッド による個別最適化指導を展開。教育メディア「#スタシェア」を運営し、受験情報に関する情報を発信している。

目次
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高校生の不登校の現状

高校生で不登校ってあんまりいないのかな?

そんなことはありません。実は、文部科学省の調査によると、不登校の生徒は年々増え、高校生にも広がっていることがわかっています。

高校生の不登校は、もはやめずらしいことではなくなってきています。焦らず現状を正しく理解し、進路の可能性を冷静に考えることが大切です。

まずは、高校生の不登校の背景や課題を整理していきましょう。

不登校は増加傾向にある

文部科学省の最新調査によると、令和5年度の高校生における不登校者数は68,770人にのぼり、年々増加しています。公立高校だけでも5万人を超えているのが現状です。

地域や学校ごとの差はあれど、教室に40人の生徒がいれば、1人が不登校という計算です。不登校は特別なことではなく、いつ直面してもおかしくない身近な課題といえます。

今後も増加が予想される中で、学校・家庭・関係機関が連携して対応することが重要といわれています。まずは不登校についての状況を正確に把握し、一人で抱え込まず、必要な支援を一緒に考えていきましょう。

出典:文部科学省「令和6年度学校基本調査(確定値)」、文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について

不登校になる主な理由

不登校に至る背景は一つではなく、友人関係のつまずきや先生との衝突、学力への不安、家庭内のストレスなど、複数の要因が複雑に絡み合っているケースが少なくありません。

文部科学省の調査でも、こうした複合的な要因が不登校の主な原因として挙げられています。いじめによる孤立や授業への苦手意識、家庭環境や本人の気質まで幅広く関係しています。

最初に本人が口にした理由だけで判断するのではなく、心の奥にある本当の気持ちに寄り添えるかが大切です。すぐに答えが見つからなくても、保護者様があきらめずに向き合い、どんなことがあっても味方でいる姿勢を見せることがお子さまにとって何よりの支えになります

出典:令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について

不登校の状態が続くリスク

悩む学生の様子

不登校が続いてしまうと、目には見えない小さな変化が気付かないうちに少しずつ出てくることがあります。

今はまだ大丈夫と思えても、放っておくと時間が経つにつれて、将来大きな問題につながってしまうこともあるかもしれません。

ここからは、不登校によって起こり得る具体的なリスクについて詳しく解説していきます。

知っておくことで防げるリスクもあるので、まずは確認していきましょう。

学校での人間関係を築きにくい

高校生は、人間関係を通じてさまざまな価値観や考え方を学んだり、コミュニケーションの取り方を身につける貴重な時期です。長く学校から離れていると、同年代の友だちとどう関わっていけばいいのか、わからなくなってしまうことがあります。

ちょっとした会話に自信がもてなかったり、みんなの輪に入るのをためらってしまうこともあるでしょう。人とのつながり自体が負担に感じてしまっていることもあるのです。だからこそ、誰とも関われないのではなく、今は少し距離を取っている時間だと、受け止めてあげてください。

誰にでも得意・不得意があるように、人間関係の築き方にも人それぞれのペースがあります。焦らなくて大丈夫です。

学校に限定せずに、少しずつ誰かと関われる場面を増やしていければ人間関係を作ることに自信が持てるようになります。それがやがて安心感や自信につながっていきます。

学力が身につかない

学校に通えない日が続くと、どうしても授業の内容がわからなくなってしまったり、周りに置いていかれてしまうような気持ちになります。学び直そうと思っても、何から始めればいいのかもわからず、不安な気持ちだけが大きくなってしまうのです。

高校の勉強のとくに主要5科目は、単元同士のつながりが強いため、一つの理解不足が次の単元にも影響します。内容がむずかしくなっていくほど、途中からではついていけなくなり、焦りや自信のなさにつながってしまうのです。

まずは焦らずに、現状を打破しようとする姿勢が見られたときに、サポートしてあげることが大切です。

学校に行く以外にも塾や自宅学習など勉強する方法はいくつもあります。学習の遅れが補えるよう無理のない方法から始めてみましょう。

留年・退学の可能性がある

不登校の状態が続くと、出席日数や単位の不足によって、留年や退学になってしまう可能性があります。高校は義務教育ではないため、出席状況によっては、在籍を続けることができなくなってしまうことがあるのです。

出席日数や成績面のことを考えると、色々と心配になってしまいますよね。

しかし、不登校になってしまったからといって、高校卒業をあきらめる必要はありません。通信制高校や定時制高校、他の学校への編入など、今はさまざまな選択肢が存在します

何よりも大切なのは、子どもの心が元気を取り戻し、また少しずつ前を向けるようになることです。進路や将来のことについても、今できる最善策を一緒に考え、焦らず寄り添う姿勢で支えていきましょう。

将来の選択肢を広げるための対処法

オンラインで勉強する学生の様子

不登校が続くと、この先のことを考えたときに不安になってしまいます。でも、今の状況がこの先ずっと続くとは限りません。大切なのは、今できることを少しずつ実行に移すことです。

そこでここからは、将来の選択肢を少しでも広げていくためにできることを紹介します。

不登校の原因を取り除く

将来の選択肢を広げるためにできる対処法の一つは、不登校の原因に向き合うことです。問題を抱えたままでは、もう一度学校へ行こうとする気持ちを持つのはむずかしくなってしまいます。

いじめや人間関係のトラブル、授業についていけないことなど、きっかけはさまざまです。でも、たとえ何が理由であれ、子どもが登校することに苦しさを感じているのは事実です。無理に聞き出すのではなく、そばで寄り添いながら、話してくれるのを待つ姿勢が大切です。

原因がわかれば、対応策が考えられます。一人で抱え込まず、学校や身近な人たちにも助けを求めながら、子どもと一緒に乗り越えていきましょう。

他の高校に編入する

環境を変えることで、気持ちをリセットする方法もあります。同じ学校に再度登校することがむずかしい場合は、他の高校への編入を検討するのも一つの手段です。

少人数制の学校や不登校の受け入れを行っている高校など、様々な選択肢があります

オンライン授業など、自宅学習中心のスタイルを取り入れている学校も増えてきており、子どもの状況や性格に合わせた環境を選びやすい時代です。

子どもの気持ちを最優先に考えながら、もう一回がんばってみようかな、と思えるような場所を一緒に探すことが大切です。無理なく、少しずつ学校生活や人との関わりを取り戻していきましょう。

高卒認定試験を受ける

高卒認定試験を受けるのも、将来の可能性を広げる選択肢の一つです。高校卒業と同等の学力があることを証明でき、大学や専門学校への進学、就職にもつなげることができます。

一度高校を辞めてしまっても、進学や資格取得の道をあきらめないでください。自分のペースで勉強を進められる通信教材やサポート機関も多く存在しているので、子どもに合った方法があるはずです。

まずは、「こういう選択肢もあるよ」ということを伝え、学び直す意志と、その一歩を応援する環境を整えていきましょう。焦らず、今の子どもに合ったスタイルでチャレンジできる方法を一緒に探してみてください

合格できれば自信にもつながり、将来に向けた次の景色が見えてきます。少しずつ自信を取り戻していけるように、支えていきましょう。

不登校の子どもの主な将来の進路

明るい学生の様子

不登校でも、将来の進路はさまざまな選択肢の中から選べます。進学や就職をあきらめる必要はなく、子どもに合った道を見つけていくことが大切です。

ここからは、不登校の子どもの主な将来の進路について紹介します。まずはどんな道が選べるのかを知り、前向きな一歩を踏み出すきっかけにしてください。

大学・短期大学への進学

大学や短期大学への進学は、不登校だったお子さまも十分目指せます。高校を卒業していればもちろん、たとえ中退していても、高卒認定試験に合格すれば受験資格を得ることが可能です。最近では、通信制の高校や高卒認定経由などを経て、進学への道を切り開いている生徒もたくさんいます。

入試では学力試験だけでなく、面接や小論文で意欲を評価する学校も増えてきています。不登校の経験を前向きに捉え、自分なりに学んできたことや、将来への思いを伝えることで、その経験をしてきた子どもにしかない強みや魅力を伝えることができるはずです。

大学や短大で専門的な学びを深めることができれば、将来の選択肢も大きく広がります。お子さまの興味や関心に合った学部・学科を一緒に探しながら、将来に向けた進路選びを前向きに行っていきましょう。

専門学校への進学

専門学校は、実践的なスキルを身につけられる進路として、不登校経験のあるお子さまにもおすすめです。こちらも高校卒業後はもちろん、高卒認定試験の合格者も受験資格を得られるため、学び直しとしても選びやすい選択肢です。

職業に直結する分野が多いため、将来この仕事をしたいという明確な目標が決まっていれば、専門性を高められ、就職にもつながりやすくなります。医療・福祉・美容・IT・デザインなど、幅広い分野から自分の将来に合った進路を選択できるのも魅力の一つです。

専門学校では少人数制や実習中心のカリキュラムを採用していることも多く、お子さまのペースに合わせて学べる環境が整っています。

興味を持てる分野を見つけ、将来の夢の実現に向けた前向きな一歩を踏み出してみましょう。

就職

就職も、将来に向けての選択肢の一つです。学歴条件を満たす求人に応募することが可能で、高校卒業、もしくは高卒認定試験に合格していれば、選択肢も増えます。

最近では、多様な背景を持つ若者を支援したいということで、不登校経験を含めて個性として受け入れてくれる職場も増えてきている時代です。職業訓練校や自治体の就労支援プログラムなどを活用することで、就職活動に向けた準備もより整えやすくなります。

何を目指すかをじっくり考え、必要なスキルや経験を少しずつ積み上げていきましょう。

焦らず、自分のペースで前向きに進んでいけるよう、子どもの気持ちに寄り添いながら選択肢を広げていくことが大切です。

周りとの学力差が広がる前に早めの対策を!

笑顔の高校生の様子

この記事では、不登校の高校生を取り巻く現状や進路の選択肢、保護者様ができる対処法について紹介してきました。

不登校の経験があっても、将来をあきらめる必要はありません。特に今の時代には、さまざまな学び方があり、選択肢があります。お子さまの気持ちにしっかり寄り添い、今できる最善の選択は何かぜひ前向きに探してみてください。

少しずつ、着実に前に進んでいければ、お子さまの将来は希望に溢れています。ぜひ今の不安や悩みを一緒に乗り越えられるよう、保護者様があたたかく見守ってあげてください。

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