大学受験の日程|共通テスト・国公立・私立・推薦の流れ【2027年度】

大学受験って、結局いつ何があるの?共通テストの日しか分かっていないかも……
大学受験は、9月の総合型選抜の出願から3月の入学手続まで、半年以上続きます。共通テストの日だけ覚えていても、国公立の出願締切や私立の入学金の期限を見落とすと、受けたかった大学に出願できなかったり、払わなくてよかった入学金を払ったりすることになります。
特に私立と国公立を併願する人は、国公立の合格発表より先に、私立の入学金を払うかどうかを決める日が来ることがあります。下の表で、2027年4月入学の出願・試験・発表・手続の日付を入試方式ごとに確かめて、決める日を前もって知っておきましょう。
- 総合型選抜は9月1日以降に出願・11月1日以降に合格発表、学校推薦型選抜は11月1日以降に出願・12月1日以降に合格発表。実際の日は大学ごとに募集要項で決まる
- 共通テストは2027年1月16日(土)・17日(日)。国公立の一般選抜は前期・中期・後期とも1月25日(月)〜2月3日(水)にまとめて出願し、前期の試験は2月25日(木)から
- 私立の一般選抜は大学ごとに日程が違い、1月下旬に試験を行う大学もある。入学金の支払期限が国公立の発表より前に来ることがあるので、締切を並べて確かめる

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2027年度入試の日程一覧
| 月 | 主なこと |
|---|---|
| 2026年9月 | 総合型選抜の出願受付が始まる(9月1日以降) |
| 10月 | 共通テストの出願は10月2日で締め切り済み |
| 11月 | 総合型選抜の合格発表、学校推薦型選抜の出願受付が始まる(11月1日以降) |
| 12月 | 学校推薦型選抜の合格発表が始まる(12月1日以降)。各大学の募集要項は12月15日までに出る |
| 2027年1月 | 共通テスト本試験(1月16日・17日)、国公立の出願(1月25日〜2月3日) |
| 2月 | 私立大学の試験が続く。国公立の前期日程の試験は2月25日から |
| 3月 | 国公立の前期の合格発表と後期の試験。合格発表の期限は3月31日(この日までの辞退で授業料などは原則返還。入学金は対象外) |

入試方式ごとの日付
表の「以降」は、その日に始まるという意味ではなく、この日より前には始めないという決まりです。実際の日は大学ごとに違います。
| 日付 | 何があるか |
|---|---|
| 2026年9月1日(火)以降 | 総合型選抜の出願受付が始まる |
| 11月1日(日)以降 | 総合型選抜の合格発表、学校推薦型選抜の出願受付が始まる |
| 12月1日(火)以降 | 学校推薦型選抜の合格発表が始まる |
| 2027年1月22日(金)まで | 国公立の学校推薦型選抜(共通テストを課さない)の合格発表 |
| 2月10日(水)まで | 国公立の総合型選抜と、共通テストを課す学校推薦型選抜の合格発表 |
| 2月17日(水) | 国公立の総合型・学校推薦型の入学手続の期限 |
日程が詰まるのは1月から3月です。3月の前半から中旬は、国公立の前期の合格発表と入学手続、後期の試験が続き、私立大学の入学手続の締切と重なることもあります。
総合型・学校推薦型で確かめること
私立大学の総合型選抜・学校推薦型選抜は、出願日も試験日も大学ごとに募集要項で決まります。国公立の総合型・学校推薦型には、次の決まりがあります。
- 国公立の総合型選抜・学校推薦型選抜で合格して入学手続をした人は、一般選抜(前期・中期・後期)を受けても合格者になりません
- 不合格に備えて、一般選抜に出願しておくことはできます
- 国公立の学校推薦型選抜で推薦を受けられるのは、1人につき1年度で1つの大学・学部までです
- 国公立の学校推薦型選抜の合格者が辞退するには、2月17日(水)までに出身高校の校長が「推薦入学辞退願」を出し、大学の許可を得る必要があります。総合型選抜は同じ日までに「入学辞退届」を出します
2027年度入試から面接が原則必須に
2027年度入試の文部科学省の実施要項で、総合型選抜と学校推薦型選抜の決まりが次のように変わりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 面接 | 志望する分野への意欲や適性を確かめる面接を必ず行う。ディベート、集団討論、プレゼンテーション、口頭試問も含み、オンラインでもよい |
| すぐに入れない場合 | 2026年度入試から続く選抜で導入が難しいものは、遅くとも2029年度入試(令和11年度大学入学者選抜)までに導入 |
| 面接の要否を大学が決める場合 | 高校との連携で行う非公募型の学校推薦型選抜のうち、合格したら入学すると約束して受けるもの |
| 総合型の書類 | 活動報告書や大学入学希望理由書、学修計画書など本人が書く資料を「必ず評価に活用する」(2026年度入試までは「積極的に活用する」) |
志望校で面接があるか、どんな形式かは、募集要項に書かれています。
共通テストの点数は自己採点で知る
共通テストには、受験生に点数を知らせる「成績通知」の手続がありません。点数を知る方法は、各日の試験後に発表される正解で自己採点するか、4月の「成績の閲覧」で見るかの2つです。
成績の閲覧は入試が終わったあとなので、国公立の出願先は自己採点の点数で決めます。
受験票は郵送されず、12月4日(金)からマイページで取得して紙に印刷します。スマートフォンの画面表示では試験場に入れません。
検索結果には前年(2026年度入試)の日程も混ざります。前年の本試験は2026年1月17日(土)・18日(日)でした。
あわせて読みたい:高校生の勉強時間の実データと受験までの総時間
国公立は前期・後期をまとめて出願

前期の結果を見てから、後期に出願すればいいんだよね?
できません。前期日程・公立大学中期日程・後期日程は、出願期間がどれも1月25日(月)〜2月3日(水)です。後期の出願先も、前期と同じ出願期間のうちに決めます。
- 国立だけなら2つまで:前期日程から1つ、後期日程から1つ
- 公立を含めると3つまで:前期日程・公立大学中期日程・後期日程から1つずつ
- 前期の合格者が3月15日(月)までに入学手続をすると、中期・後期を受けても合格者になりません
- 合格しても入学手続をしなければ、その大学は辞退したものとして扱われます
- 公立大学中期日程と後期日程の両方に合格したときは、両方の発表を見てから入学先を選べます(事後選択制)
- 一度国公立大学に入学手続を終えると、取り消してほかの国公立大学に手続することはできません
前期は2月25日(木)が試験の1日目で、試験が何日あるかは大学ごとです。前期の合格発表は遅くとも3月10日(水)、後期の試験は3月12日(金)以降なので、前期の結果を知ってから後期の試験を迎えます。前期が不合格だったときに備えて、前期の試験のあとも後期の準備を続けておきます。
国公立大学の入学手続には、共通テストの出願サイトで発行する「国公立大学入学確認票」が必要です(一部の公立大学などを除く)。前期日程用は3月1日(月)から発行できます。
私立は大学ごとに日程が違う



私立の試験はいつから?入学金はいつまでに払うの?
私立大学の一般選抜は、出願期間・試験日・発表日を大学ごとに決めます。2月に始まる大学が多い一方、1月下旬に試験を行う大学もあります。
共通テスト利用方式は1月の共通テストの成績で合否を決める方式です。同じ大学の一般選抜(大学独自の試験)は1月下旬から始まる大学もあるので、併願する方式ごとに試験日と出願締切を確かめておくと安心です。
例として、2027年度の予定を公表している関東・関西の5校を、1月下旬に始まる大学と2月に始まる大学から選んで並べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 方式 | 一般選抜入試[前期日程] |
| 出願 | 1月4日(月)〜15日(金) |
| 試験 | 1月26日(火)〜29日(金)(29日は2科目型のみ) |
| 合格発表 | 2月11日(木) |
各大学が公表している2027年度の予定(京都産業大学「2027年度入試日程」、近畿大学「一般入試・前期(A日程)」、明治大学「入試ガイド2027」、慶應義塾大学 入学案内「一般選抜」、同志社大学「入試ガイド2027」)。年の記載がない日付は2027年。正式な日程は11月以降に公開される要項に載る。
入学金の期限が国公立の発表より前に来ることがある
冒頭の慶應義塾大学文学部の例では、合格発表が2月24日(水)、入学金等の支払期限が3月3日(水)、入学手続の締切が3月12日(金)です。国立の前期を併願していると、その結果が出る前に入学金等を払うことになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 延納 | 入学金だけを先に納め、残りの学費をあとで納める仕組み。明治大学は入学手続の締切日までに入学金を納め、春学期の学費などは3月25日(木)までに納める(延納できない入試もある) |
| 辞退したときの返還 | 3月31日(水)までに入学辞退を申し出れば、授業料や諸会費などは原則として返還される。入学金(入学料)は含まれない |
| 返還の対象外 | 専願や学校推薦型選抜で合格し、入学の契約を結んだ人 |
併願する大学の募集要項で見比べたいのは、次の4つです。
- 合格発表日と、入学手続の締切日
- 入学金と授業料などの支払期限が分かれているか
- 延納の仕組みがあるか、自分が受ける方式で使えるか
- 辞退したときに返ってくるお金と、申し出の期限
時期ごとに確かめること
| 時期 | 確かめること |
|---|---|
| 10〜12月 | 募集要項で出願書類・検定料・入学金の額と納入期限を確かめ、併願校の出願・試験・発表・手続の日を1枚の表に書き出す |
| 1月 | 共通テストの自己採点から、国公立の前期・後期の出願先を決める。1月下旬に試験がある私立を受けるなら、日程を先に押さえる |
| 2月 | 私立の合格発表が出始めたら、入学金の支払期限と国公立の発表日を見比べ、払うかどうかを家族で決める |
| 3月 | 前期の結果を待つあいだも後期の準備を続ける。授業料などの返還を受けるための入学辞退の申し出は3月31日(水)まで |
日程が分かったら、試験の日までに勉強できる時間も出しておくと、出願準備と並行した勉強の計画が立てやすくなります。下のツールで学年と目標の試験を選び、今の平日・土日の勉強時間を入れてみてください。
受験までに勉強できる時間を
計算してみよう!
数えはじめる日を含み、目標の日を含まない日数で計算します。祝日と冬休みは平日として数えています。模試や学校行事で勉強できない日の分は、少し余白を見ておきましょう。
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大学受験の日程についてよくある質問
この記事の出典
2026年10月時点の各公式サイトの記載。
- 文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」
- 文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項の主な変更点」
- 文部科学省「令和8年度大学入学者選抜実施要項」(前年の日程)
- 大学入試センター「令和9年度大学入学共通テスト」
- 大学入試センター「令和9年度 受験案内」
- 大学入試センター「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」
- 国立大学協会「国立大学の2027年度入学者選抜についての実施要領」
- 国立大学協会「国立大学の2028年度入学者選抜についての実施要領」
- 公立大学協会「公立大学の2027年度入学者選抜についての実施要領」
- 明治大学「2027年度入試ガイド」(入学試験)
- 慶應義塾大学 入学案内「一般選抜」
- 同志社大学「入試ガイド2027」
- 京都産業大学「2027年度入試日程」
- 近畿大学「一般入試・前期(A日程)」



