共通テスト利用入試をするかどうか迷ってるんだけど、どうしようかな
受験生の中には共通テストの受験を検討している人も多いのではないでしょうか?
比較的ベーシックな問題が多く、対策もしやすいので共通テストで合格が勝ち取れるなら受けておきたいところですよね。

共通テストだけで入れる私立大学は数多くあります!
志望校も対象となっている可能性が高いのでチェックが必要です!
そもそも共通テストを受けるべきかを悩んでいる方もいるかもしれませんが、共通テスト利用入試は受験生にとってメリットの多い方式なので検討してみるのがおすすめです。
この記事では、共通テストだけで入れる大学の紹介や、受験するメリットについて詳しく紹介しています。
共通テスト利用入試の受験で迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
・共通テストだけで入れる主な私立大学をまとめて紹介
・共通テスト利用方式で受験するメリットは多い!
・共通テスト利用方式にはデメリットもある


独学で東北大学医学部に現役合格。指導経験の中で、“塾外の時間”の使い方こそが成績向上の鍵だと気づき、168時間に着目したオンライン学習管理塾「168塾」、東北大専門塾「Elevate」を創設。全国の受験生を支援している。
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現在は東北大学大学院加齢医学研究所にて、脳科学と教育を融合させた研究を行うと同時に、東北大学病院 認知症外来で診療に携わる現役医師でもある。学術と現場の両視点から、「自走力を育む学習法」の確立を目指し、受験にとどまらない“生きるための学び”を提唱。


東北大学教育学部在学中、自身の浪人体験から、モチベーション支援や学習戦略の大切さに気付き、オンライン学習管理塾「168塾」と東北大専門塾「Elevate」を共同創設し、IT技術を活用した学習管理で全国の受験生を支援している。
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現在は教育メディア「#スタシェア」の運営を行いながら、プロダクト開発と現場支援を両輪に、学びの選択肢と質の向上に取り組む。
共通テスト利用方式ってなに?


共通テストの利用方式とは、大学入学共通テストの結果を利用して大学に出願する方法のことです。この方式のメリットは、一度の試験の結果だけで複数の大学を受験することができることにあります。つまり、共通テストを1度受けるだけで、多くの私立大学に出願できるのです。
例えば「滑り止めで併願校も複数受けておきたいけど、一般試験で受けるのは対策も日程も大変…」と感じている人には、共通テストの利用は特におすすめです。一般試験の対策に時間を割くことも日程の確保をすることもなく、志望校の選択肢を増やすことができます。
また、大学によっては科目の結果に傾斜をつけて合否を判断してくれるところもあります。特定の科目に自信がある場合はその科目の高得点を活かして志望校の受験チャンスを広げられるので、志望校の受験詳細を確認してみましょう。
「1回の試験で効率的に大学合格を決めたい」と思うなら、ぜひ共通テスト利用方式を検討してみてください。
共通テスト利用方式を使うなら、受ける大学の配点に合わせて共通テストの準備を進めることが大切です。毎日の勉強をどう組み立てるか迷ったら、学年に合った168塾の案内を見てみてください。


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【文系編】共通テストだけで入れる主な私立大学


文系の私立大学で、共通テストだけで入学可能な大学は数多くあります。上述している通り、この方式を利用することで一般試験の負担を減らし、共通テストの点数で効率的に受験することが可能なのでぜひ検討してみてください。
一覧にまとめたので確認してみましょう!
| 青山学院大学の学部 | 共通テスト得点率 |
|---|---|
| 文学部 | 79%〜87% |
| 教育人間科学部 | 80%〜83% |
| 総合文化政策学部 | 83%〜85% |
| 地球社会共生学部 | 82% |
| 国際政治経済学部 | 82%〜86% |
| 法学部 | 79%〜83% |
| 経済学部 | 81%〜83% |
| 経営学部 | 85% |
| コミュニティ人間科学部 | 74%〜78% |
| 社会情報学部 | 83% |
| 大学(文学部) | 共通テスト得点率 |
|---|---|
| 上智大学 | 80%〜88% |
| 明治大学 | 81%〜87% |
| 國學院大學 | 72%〜81% |
| 駒澤大学 | 70%〜77% |
| 専修大学 | 67%〜81% |
青山学院大学などの人気校も共通テスト利用の対象になっています。
偏差値帯が高くなればなるほど合格のボーダーが高く倍率も高いですが、共通テストの過去問題で安定して高得点が取れるならチャレンジしてみるのも良いでしょう。
【理系編】共通テストだけで入れる主な私立大学


理系の私立大学で、共通テストだけで合格可能な大学も増えてきています。主な大学を一覧にまとめていますので、一緒に確認していきましょう。
| 芝浦工業大学の学部 | 共通テスト得点率 |
|---|---|
| 工学部 | 69%〜80% |
| システム理工学部 | 70%〜79% |
| デザイン工学部 | 71%〜78% |
| 建築学部 | 74%〜80% |
| 大学(理工系の学部) | 共通テスト得点率 |
|---|---|
| 上智大学 理工学部 | 83%〜85% |
| 中央大学 基幹理工・社会理工・先進理工学部 | 78%〜82% |
| 明治大学 理工学部 | 77%〜83% |
| 法政大学 理工学部 | 71%〜76% |
| 東京都市大学 理工学部 | 69%〜75% |
| 成蹊大学 理工学部 | 64%〜69% |
芝浦工業大学など理系の学生から人気の高い大学も、共通テストを利用する入試方式を用意しています。
大学によって必要な教科数・科目数が異なるので注意しましょう。また、科目は選択となっているところが多くあります。
自分にとって有利な科目の結果が使える大学を選択するのがポイントです。
共通テスト利用方式で受験するメリット


共通テスト利用方式は、一般選抜と比べて受験料が安く、スケジュールにもゆとりができる上に、これまでの基礎学力の定着も確認できます。
最も合格の可能性が高まる入試スケジュールを立て、「学力」×「受験力」で入試を攻略できれば、効率的に負担を減らしつつ、合格の可能性を高めていくことができるでしょう。
一般入試よりも受験料が安い場合がある
共通テスト利用方式を利用するメリットとして受験料の安さが挙げられます。
一般選抜では各大学ごとに受験料がかかり、複数校を受験する場合には受験する大学数分の受験料が必要です。しかし、共通テスト利用方式であれば共通テストのスコアを提出するだけで済むため、受験料を安く設定している大学があります。
受験料は大学によって違いますが、たとえば近畿大学の2027年度入試では、一般入試の入学検定料が1志願32,000円なのに対し、共通テスト利用方式は同じ日程で2志願まで20,000円です。このように、共通テスト利用方式のほうが受験料を安くおさえられる場合があります。
受験料が抑えられる分、その費用を別の受験費用に充てることができるのは大きな魅力と言えるでしょう。
受験スケジュールにゆとりができる
共通テスト利用方式では、複数の大学に出願しても、受ける試験は共通テストの2日間(2027年度は1月16日・17日)だけで済みます。そのため、すべり止め大学の合格を共通テスト利用方式でおさえることができれば、一般入試の受験スケジュールにゆとりを持たせて臨むことができます。
大学別の一般入試が連日になることはよくあることですが、疲労が溜まりやすく集中力も低下しがちです。本来のパフォーマンスを発揮しにくくなるので、合格を勝ち取るためには戦略的にスケジュールを組むことが必要です。
共通テスト利用方式を活用することで一般入試の日程を削れるので、集中して各試験に挑むことができるでしょう。受験のストレスも減るため、心身共に安定した状態で受験しやすくなります。
基礎学力を客観的に確認できる
共通テストは全国統一の試験であり、その結果は自分の基礎学力を客観的に評価する指標となります。
自分の学力がどのレベルにあるのかを知ることができ、最終的に一般選抜でどの大学に挑戦するかの判断材料として活用できるのもメリットです。
また、共通テストでは入試で問われる範囲を総合的に試されるため、自分の得意・不得意が浮き彫りになるのも特徴です。この結果を踏まえて一般入試までに受験に必要な学力の最終調整ができます。
共通テスト利用方式で受験するときの注意点


共通テスト利用方式にはメリットがある一方で、合格の可能性や対策面で注意が必要です。
戦略的に準備を進めるために、以下のポイントを押さえておきましょう。
方式ごとにボーダーと募集人員が違う
共通テスト利用方式の合格の目安(ボーダー)は、共通テストの得点率で示されます。一般選抜とは試験も目安の出し方も違うため、出願する前に、志望校の方式ごとのボーダー得点率と募集人員を確かめておくことが大切です。一般選抜より募集人員が少ない方式もあります。
「滑り止めの大学を共通テストで出願しておこう」と考える受験生もいるため、その大学を第一志望とする受験生にとっては、学力の高い受験生と競う場合があります。大学・学部によっては、ボーダー得点率が8割を超える方式もあります(例:河合塾Kei-Netの2027年度入試の予想ボーダーで、青山学院大学 文学部日本文学科の共テ3科目型は87%)。
共通テスト利用方式での合格を目指す場合は、共通テストでかなりの高得点を維持することが必要です。
共通テストのための対策が必要
共通テスト利用方式を選ぶ場合、共通テストの対策が不可欠です。
共通テストでは思考力や読解力が重視され、基礎学力を問う問題を中心に構成されています。問題はすべてマーク式なので、複数の選択肢から正解を素早く正確に選べるよう、対策していきましょう。
普段から過去問や模擬試験を活用し、問題の出題傾向や制限時間に慣れておくのがおすすめです。実際に模試を受けて「思ったより時間が足りなかった」と感じる方はとても多いので、注意が必要です。時間配分については特に練習時に意識して取り組んでみてくださいね。
受験する科目数によってボーダーが変わる
共通テスト利用方式では、受験する科目によって合格のボーダーラインが大きく変わります。
例えば、理系と文系では科目の難易度や配点に差があり、その結果、同じスコアでも合格の可能性が異なることがあります。また、大学によっては、特定の科目の点数が重視される場合もあります。自分の得意な科目がどの程度出願予定の大学に影響するのか、必ず把握してから臨むようにしましょう。
合格するためには、科目ごとの得点傾向を分析したうえで自分がどの科目で得点を稼ぐべきかという戦略を立てることが重要です。
出願する大学は精査が必要
共通テスト利用方式で出願する大学は、事前にしっかりと精査しておくことが重要です。
大学ごとに、利用する科目や評価の基準が異なるため、まずは志望校の出題傾向や合格最低点を把握しましょう。
例えば、A大学では英語の比重が高く、B大学では数学が重視されることもあります。
また、同じ共通テスト利用方式でも、大学ごとに評価方法が異なるため、単に高得点を狙うだけではなく、自分の強みが活かせる出願先を選ぶことも重要になるのです。
リサーチを怠らず、慎重に出願計画を立て、出願する大学を精査していきましょう。


共通テスト利用入試はメリットの多い受験方式!


共通テスト利用方式は、一般選抜と比べて費用やスケジュールの面でメリットがたくさんあります。
文系・理系問わず共通テストだけで入学可能な私立大学も増えていますので、選択肢の一つとして利用を検討してみるのがおすすめです。
基本的な問題が中心なので、共通テスト対策を進めることも他の一般入試に挑むための基礎力づくりに繋がります。
上手に利用して、自分にとって有利な方法で大学合格を勝ち取っていきましょう。
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