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中学3年間不登校で勉強してないけど大丈夫?遅れの取り戻し方は?

子どもが中学に入ってからずっと不登校だ…

勉強の遅れをどうやって取り戻そう…

お子様が不登校になると、高校進学やその後の社会復帰のためにどうやって勉強を取り戻させるべきなのか悩まれるでしょう。この記事では、中学3年間不登校で勉強していない状態から、どうやって学力を取り戻すのか考えていきます。少しでも保護者の方の参考になれば幸いです。

本記事の結論

・焦らず無理せず本人の気持ちを尊重するスタイルが大切

・行きたい高校が見つかれば長い目で見て勉強を始めよう

・オンラインの教材や塾を上手に活用するのがおすすめ

本記事を監修する専門家
桑久保

東北大学教育学部を在学中、「学習管理塾|168塾」および「東北大専門塾Elevate」 を創業し、現在は株式会社shared 代表。これまでに200名以上を指導し、旧帝大・医学部合格者を多数輩出。

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AIを活用した学習管理システム を導入し、戦略的学習管理メソッド による個別最適化指導を展開。教育メディア「#スタシェア」を運営し、受験情報に関する情報を発信している。

目次
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不登校生の高校受験!進路の可能性を知ろう

教えられる高校生

中学3年間ずっと不登校が続いたとしても、高校進学の可能性は十分にあります。「不登校だから高校に行けないのでは?」という不安をお持ちの保護者もいらっしゃるかもしれませんが、今の時代はさまざまな選択肢がありますよ。お子さんの個性や現状に合った高校を選ぶことで、その先の可能性を広げることも可能です。

ここでは、不登校からの高校進学について詳しくご説明します。

不登校から目指せる高校の種類

中学時代に不登校だった場合、選べる高校は以下のような種類があります。それぞれ特徴が異なるため、お子さんに合った選択肢を見つけることが重要です。

中学時代に不登校だった場合、選べる高校
  • 私立高校
  • 通信制高校
  • 定時制高校
  • フリースクールや、サポート校を利用した進学

1.私立高校

私立高校の中には、中学の内申点や出席状況よりも、入試当日の点数を重視する学校もあります。そのような高校の場合、不登校期間が長くても受験で実力を発揮できれば進学が可能です。

2.通信制高校

通信制高校は自宅での学習を基本とし、レポート提出や年に数回のスクーリング(登校)で単位を取得する仕組みです。時間や場所にとらわれず学習を進められるため、体調や気持ちに不安がある場合でも無理なく通えます。また、最近ではオンライン授業やサポート体制を充実させている通信制高校も増えています。

3.定時制高校

定時制高校は、主には働きながら学ぶための高校です。夜間に授業があるケースが多いですが、朝や昼に授業がある定時制高校もあります。毎日学校に通う必要がありますが、1日の授業時間が短いのが特徴です。授業時間が短いため、卒業までに4年程度かかることも珍しくありません。クラスメイトの年齢層が幅広く、多様な価値観を学べる環境でもあります。

4.フリースクールやサポート校を利用した進学

フリースクールやサポート校を利用する方法もあります。これらの施設は民間の教育機関で、いわゆる「学校」ではありませんが、少人数制や個別指導などの学習支援だけでなく、進路指導や生活面のサポートも行っています。特に不登校の経験があるお子さんにとっては、学校復帰への準備段階としても役立つでしょう。

進学に向けた準備を始めるための第一歩

不登校から高校進学を目指すにあたって、まず重要なのは「お子さん自身が前向きに進学を考えられる環境を整えること」です。焦らず、じっくりと準備を進めることで、進学後の生活や学習もスムーズに進められます。以下では、進学に向けて保護者ができる具体的なステップをお伝えします。

  • お子さんの希望や気持ちを丁寧に聞き取る
    進学の準備を始めるうえで、最も大切なのはお子さん自身の希望を把握することです。「どんな高校に行きたいか」「どんな生活を送りたいか」という思いを尊重することで、進学後の目標を見据えやすくなります。
    例えば、「無理に毎日通学するのは不安」という気持ちがあるなら、通信制高校や定時制高校が適しているかもしれません。逆に「新しい友達を作りたい」という希望があるなら、私立高校やサポート校を視野に入れると良いでしょう。
  • 高校の情報収集を始める
    お子さんと一緒に、さまざまな高校の情報を調べてみましょう。通信制高校やサポート校、私立高校ではオープンスクールや説明会を開催していることが多いので、まずは気軽に参加してみるのがおすすめです。オンラインで情報を収集できる相談会も増えているため、自宅から気軽にアクセスしてみてください。
  • 日常生活のリズムを整える
    進学準備の一環として、少しずつ生活リズムを整えていくことも大切です。特に通信制高校や定時制高校では、自分で学習スケジュールを管理する力が求められるため、生活の中に「勉強時間」を取り入れる練習を始めましょう。最初は1日30分でも構いません。少しずつ習慣化することが重要です。
  • 小さな成功体験を積む
    不登校の期間が長かったお子さんの場合、自己肯定感が低下していることがあります。進学準備に向けたステップとして、小さな成功体験を積むことから始めましょう。
    例えば、簡単な問題集を解いてみる、短時間のオンライン授業を受けてみるなど、達成感を得られる活動を取り入れてみてください。

高校に入りさえすればいいわけではない: 入学後も続く勉強に向けて

教鞭をとる先生

資格取得ができれば将来の幅が広がる

通信制高校や定時制高校では、学習のペースが比較的自由である一方、卒業要件を満たすための学習量が全日制高校と比べて少ない場合があります。そのため「高校卒業」を目標にするだけでは、将来の選択肢が十分に広がらない可能性もあります。

そこで、高校在学中に「資格取得」を目指すことを検討してみてはいかがでしょうか。資格試験を目標にすることで、基礎的な知識や計算能力、問題解決力を効率的に身につけられるだけでなく、卒業後の進路やキャリア形成においても有利になります。

例えば、日商簿記やMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)など、ビジネススキルに関連した資格は就職に直結することが多く、学生時代からの習得が推奨されています。また、基本的なパソコン操作やプログラミングの基礎を学べる資格も、今後の社会でますます需要が高まる分野です。

資格を取得するための勉強は、学校の授業だけでなく、オンライン学習プラットフォームや通信講座などを活用することで、自宅でも効率的に進められます。このような学びの習慣を高校在学中から身につけておくことで、将来の選択肢を広げる大きな力になるでしょう。

通信制は全日制と比較すると大学進学率は低いが、3割近くは大学進学する

大学に進学する割合の、通信制高校のデータ全日制高校のデータの比較

通信制高校から大学に進学することは、決して不可能ではありません。ただし、文部科学省のデータによると、通信制高校から大学へ進学する割合は全日制高校に比べて低く、約26%程度です。

そのため、通信制高校の同級生の中では大学を目指す進路はやや珍しいかもしれません。

しかし、選択が珍しいからといって、あきらめる必要はまったくありません。大学に進学することは、学問やキャリアだけでなく、人生の幅を広げる意味でも価値があります。「通信制高校だから」「不登校だったから」といった固定観念に縛られることなく、自分の未来を自由に描いてほしいと思います。

大学進学を目指す上で、通信制高校の特性を活かすことも大切です。通信制では、自分のペースで学習できるため、受験に必要な基礎学力をしっかりと固める時間を確保できる可能性があります。オンラインの受験対策講座や個別指導型の塾を利用すれば、効率よく学ぶことが可能でしょう。

勉強を再開する際に必要なこと

適切な教材を定める

不登校期間が長くなると、どの教材を使って勉強を再開すればよいのか迷うことが多いでしょう。特に中学1年生の内容からつまずいている場合や、勉強習慣が途切れている場合、まずはお子さんの現状に合った教材を選ぶことが重要です。

教材選びのポイントは「お子さんの学力や状況に合っていること」と「学習意欲を刺激できる工夫がされていること」です。教科書を自力で読み進められる子なら、教科書準拠の基礎的な問題集がよいでしょう。教科書を読むのが難しい場合は、教科書レベルの動画教材の方が向いていると思われます。

無理のないスケジュールで進める

勉強を再開する際には、無理のないスケジュールを立てることが非常に重要です。不登校の期間中に生活リズムが乱れている場合、いきなり長時間の勉強を求めるのは現実的ではありません。まずは短時間からスタートし、少しずつ学習時間を増やしていく計画を立てましょう。

スケジュール作りのポイントは、「小さな成功体験を積み重ねること」です。例えば、最初の1週間は1日30分程度の学習時間を設定し、慣れてきたら1時間に伸ばすといった形で無理なくステップアップしていきます。

また、学習時間を短く区切って、休憩をしっかり取ることも大切です。25分勉強して5分休む「ポモドーロ・テクニック」などの方法を取り入れると、集中力を保ちながら取り組めますよ。

さらに、スケジュールを立てる際には、勉強だけでなく趣味やリフレッシュの時間も計画に入れると良いでしょう。お子さんが息抜きしながら勉強に取り組める環境を整えることで、学習が長続きする可能性が高まります。

分からないところを親が教えられるとベターだが

中学レベルの勉強であれば、親がサポートすることも十分可能です。英語や数学など、基礎的な部分を親が一緒に確認したり、教えたりすることは、お子さんにとって安心感を与えるだけでなく、親子のコミュニケーションの時間にもなるかもしれません。しかし、このサポートには注意が必要です。

親子関係の特性上、親からの指摘がお子さんの自尊心を傷つけてしまうこともあります。例えば、つい「どうしてこんなこともわからないの?」と言ってしまったり、言わなくても態度ににじみ出てしまうと、お子さんが勉強に対する自信を失ってしまうかもしれません。

勉強をサポートする際には、お子さんのペースを尊重し、「一緒に考えよう」「ここはすごく頑張ったね」といったポジティブな声かけを心がけましょう。

ただし、親が教えることに限界を感じたり、お子さんが親から教わることに抵抗を感じている場合は、無理に自宅で教える必要はありません。そのような場合は、家庭教師やオンライン学習サービスを活用するのがおすすめです。最近のオンライン塾や家庭教師サービスは、不登校経験のあるお子さんに対応したプログラムを提供しているところもあります。

「親として全部を何とかしなければ」と抱え込むのではなく、適切なタイミングで外部の力を借りながら、お子さんが自信を持って学びを進められるようサポートしていきましょう。

オンライン学習が不登校生の勉強再開に役立つ理由

考える女子高生

適度な距離感で対人関係をリスタートできる

不登校のお子さんが勉強を再開する際、特に重要なポイントの一つが「対人関係」です。不登校のきっかけが友人関係や学校での環境に起因している場合、再び他人と向き合うことに強い抵抗感を持つこともあります。オンライン学習は、そのような状況にあるお子さんにとって、心の負担を軽減しつつ学習に取り組める手段となります。

オンライン学習では、講師や学習サポートスタッフと対面で接する必要がなく、画面越しにコミュニケーションを取ることが可能です(場合によってはカメラオフのままで指導を受けることもできるでしょう)。

この適度な距離感によって、お子さんは自分のペースで対人関係をリスタートできます。また、他の生徒と一緒に学ぶ必要がない個別指導形式であれば、周囲と比較されるプレッシャーもありません。

さらに、オンライン環境でのコミュニケーションは、必要最低限のやり取りから始められるため、対人関係のストレスをあまり感じずに済むでしょう。

慣れてくると、少しずつ自分の意見を伝えたり、質問したりできるようになるかもしれません。このように、お子さんが自分に合った距離感で学べるのは、オンライン学習ならではのメリットです。

特にオンラインの塾なら勉強そのものを見てもらえる

オンライン学習と一口に言っても、実際の内容はさまざまです。中には「オンライン自習室」のように、画面越しに他の生徒と一緒に勉強する形式もあります。これは一定の効果があるものの、特に中学3年間分の学習を取り戻す必要がある場合、こうしたサービスだけでは十分ではないこともあります。

そこで注目したいのが、オンラインの「塾」です。オンライン塾では、学習指導のプロが一人ひとりの理解度やつまずきに応じて具体的に教えてくれます

例えば、数学の公式の意味がわからない場合や、英語の基本文法を一から学び直したい場合にも、オンライン塾の講師が丁寧に解説してくれるでしょう。こうしたマンツーマン指導や個別対応が可能なのは、オンライン塾ならではの強みです。

また、中学3年分の学習を短期間で取り戻すには、効率的な勉強方法を取り入れることが重要です。オンライン塾では、個々の学力や目標に合わせたカリキュラムを作成してもらえるため、効率よく学習を進められるのもメリットです。独学で取り組む場合よりも、短い時間で成果を上げやすくなるでしょう。

不登校生の場合、どのように勉強を進めればよいか親子だけでは判断が難しいケースも少なくありません。そんな時は、オンライン塾の力を借りてプロの視点で学習の指針を立ててもらうことを検討してみてはいかがでしょうか。

スケジュール管理をしてくれる「コーチング塾」もおすすめ

中学3年間の学習を取り戻すためには、効率的な学習計画が欠かせません。しかし、不登校から復帰を目指す生徒にとって、自分で計画を立てて進めるのは非常に難しい場合が多いです。また、普通の塾のように全ての教科や内容を一から手厚く教えてもらうには、時間や費用の面での制約が出てくることもあります。

そんな状況にぴったりなのが、スケジュール管理をサポートする「コーチング塾」です。コーチング塾では、全ての学習内容を講師が教えるのではなく、生徒一人ひとりの目標やペースに応じて学習計画を立て、その進行状況を見守りながら適切に修正してくれるのが特徴です。

例えば、どの教科をどれくらいのペースで進めるべきか、苦手分野にどのように取り組むべきか、といった具体的なアドバイスを受けられます。

また、学習が予定通り進んでいるかを定期的にチェックしてくれるため、自分だけで学ぶのが苦手な生徒でも安心して取り組めます。場合によっては、計画通りに進まなかった時に適切な修正案を提示してくれることもあり、途中でつまずくことを防ぎやすいのです。

不登校からの学習再開には、まず「自分で学び進める」という習慣を取り戻すことが重要です。その第一歩として、コーチング塾のサポートを受けるのは非常に有効な手段です。塾のスタッフやコーチが親身に伴走してくれることで、生徒の自主性を尊重しつつ、学びのペースをしっかりサポートしてくれます。

本人の意思を尊重しながら勉強を取り戻そう

教えてもらう女子高生

ここまで、不登校から高校受験やその先の進路を考える際に大切なポイントや、勉強を再開するための具体的な方法についてお伝えしてきました。

不登校生が選べる高校の種類や、高校に入った後の資格取得や大学進学など、様々な未来の選択肢を検討してください。

勉強を再開する際には、適切な教材選びや無理のないスケジュール、場合によってはオンライン学習やコーチング塾といった外部サポートの活用が有効です。

本人の意思を尊重し、自分のペースで「やってみよう」と思える環境を整えてあげれば、お子さん自身の力で少しずつでも前に進んでいけます。それは、進路を選ぶ際の自信にもつながるでしょう。

どうか焦らず、お子さんの歩調に合わせて寄り添ってあげてください。そして、どんな小さな一歩でも、親子で一緒に喜びながら進んでいきましょう。その積み重ねが、必ずお子さんの未来を輝かせる力になります。

お子さんのこれからの歩みに、心からエールを送ります。

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