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朝に勉強するといい教科って?習慣化のためのコツもご紹介!

朝に勉強するといい教科って?習慣化のためのコツもご紹介!

朝に勉強するといい教科ってなんだろう…

朝勉強習慣化させたいけど、途中で挫折してしまう…

朝の勉強についてこのようなことを考えていませんか?

朝勉強を習慣化したいと思っている方向けに、朝のおすすめ教科と習慣化のためのコツをまとめましたので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

本記事の結論

朝に勉強するのはメリットがたくさんある

数学、英語、国語など集中力を必要とする科目がおすすめ

習慣化のためには睡眠の時間や質、事前のルール設定が大切

本記事を監修する専門家②
桑久保皓大
Kuwa

東北大学教育学部在学中に起業。現在はオンライン個別指導塾168塾の運営を行う。

詳しくはこちら

1年間の予備校浪人生活を経た後、東北大学教育学部に入学。ベンチャー企業2社で実務経験を積んだ後、浪人時に感じた大手予備校への違和感を基に、「168塾」の立ち上げ・運営。

目次

朝に勉強するメリットとは?

朝に勉強するのは効果的!頭のいい人は夜派よりも朝派の方が多い!

このような朝の勉強にはメリットが多いということを一度は聞いたことはあるのではないでしょうか。

朝に勉強するメリットは以下のようなものが挙げられます。

⒈新鮮な頭脳で集中しやすい

脳科学者の茂木健一郎氏が「朝は脳が冴えているために1日の中で最も効率よく作業できる時間だ」と言っているように、起床後の3時間が新鮮な頭脳で集中しやすいゴールデンタイムだと言われています。

学校終了後に勉強をする人は多くいますが、部活動や授業などで疲労が溜まっているため、集中力を高い状態で維持することはなかなか難しいです。集中力が一番ある朝の時間帯に勉強をすることで、質を高めることができます。

2. 一日の始まりに勉強することで達成感を得られる

朝勉強をして達成感を得ることで、ポジティブな気持ちで1日をスタートさせることができます。

朝に今日やるべき勉強がすでに終わっていたりすると、少し優越感を得られるのも良い点ですね。

⒊周囲からの影響を受けにくい

早朝の時間帯は起床していない人が大多数のため、友達からの連絡や家族からの干渉もなく、自分の勉強だけに集中できます。また、朝は静かな環境の中で勉強できるのもメリットの一つですね。

朝に勉強するといい教科は?

次に、朝に勉強するといい教科を具体的にご紹介します。

数学

数学は論理的かつ体系的な思考が求められる教科であり、問題を解く際には注意深い計算と推理が必要とされます。

朝の頭脳はクリアで判断力が鋭いため、数学のような集中力と思考力を要する勉強に最適です。

また、新しい概念や公式を学ぶ際にも、朝の冴えた頭では理解が進みやすく、効果的に学習を進めることができます。

国語・英語

国語や英語などの読解を必要とする言語科目では高い集中力が求められるため、集中力が高まっている朝の時間帯に勉強するのはおすすめです。

学校終わりや部活終了後などに、国語の読解問題や英語長文に取り組んで、全然集中できずに質の低い勉強をしてしまったという経験はありませんか。疲労していない朝の時間帯に、国語や英語などを終わらせておいて、夜は暗記科目などに取り組むのは賢いかもしれません。

【その他】当日の授業の予習

教科という括りからは外れてしまいますが、当日の授業の予習をしてみるのもいいでしょう。

授業前日に予習をしたけど、具体的な内容を忘れてしまうことはありませんか。

エビングハウスの忘却曲線では、1日後には66%の内容を忘れてしまうというデータがあります。

つまり、なるべく授業の直前に勉強するのがおすすめだということです。

朝にその日の授業の予習を行うことで、前日に予習をするよりも、その日の授業内容を明確に覚えている状態で授業を受けることができるため、より効果的に勉強を進めることができるでしょう。

朝勉強を定着させるコツ【3選】

朝勉強を定着させるには、以下の点を抑えることが大切です。

  • 夜は早く就寝する
  • 睡眠の質にこだわる
  • 1日、朝勉強ができなくても過度に落ち込まない

一つずつご紹介していきますね。

①夜は早く就寝する

朝早く起きて勉強をするためには、当たり前ですが夜早く寝ることが必要です。

また厚生労働省によると、理想の睡眠時間は6〜8時間とされています。

複数の調査研究から、7時間前後の睡眠時間の人が、生活習慣病やうつ病の発症および死亡に至る危険性が最も低く、これより長い睡眠、短い睡眠のいずれもこれらの危険性を増加させることから、成人においておおよそ6~8時間が適正睡眠時間と考えられています。

良い睡眠の概要(案)ー厚生労働省

ただ人によって最適な睡眠時間は異なるので、まずは自分に必要な睡眠時間を把握することをおすすめします。

例えば、睡眠時間を7時間確保し、朝5時に起きて勉強を開始すると決めた人は、22時までには就寝する必要があります。

このように確保したい睡眠時間と、勉強を開始したい時間を決めてしまえば、自分が何時に寝るべきかが決まります。

朝起きても、睡眠不足でぼっとしている状態だと本末転倒なのでしっかりと睡眠を確保した上で朝勉強に取り組むようにしましょう。

②睡眠の質にこだわる

せっかく早く寝たのに起きられない…。だったら夜にやった方が勉強量確保できるんじゃないの…

こんなことを考えたことはありませんか。朝が苦手な人はまずは自分の睡眠の質に注目してみてください。

朝気持ちよく起きるためには、睡眠の質を高めることが大切です。

睡眠の質を高めるアクションリスト
  • 就寝の2〜3時間前には入浴を済ませる
  • 就寝の1時間前にはスマートフォンなどの電子機器を触らない
  • 夜になったら部屋の明かりを暖色系に変える
  • マットレスや枕を質の高いものに変える
  • 毎日、ジョギングなど軽い運動をする

睡眠の質を高めるために、上記のアクションリストの中で今日からできるものを実践してみましょう。中でも、就寝前にスマートフォンを使わないということはすぐに実践できて睡眠の質を高めることができるのでおすすめです。

また朝起きたら何をするかを具体的に決めておくのもおすすめです。

具体的な勉強内容でもいいですし、まずは机に座る、顔を洗う、水を飲むなどかなり具体的な行動まで決めておくと、自分の意思に関係なく起床することができるようになります。

③1日、朝勉強ができなくても過度に落ち込まない

人間は完璧ではありませんし、ロボットではありません。

なぜか全然眠れないような日もあると思います。そんな時に、朝勉強をできない自分を責めたりすることは習慣化を妨げてしまいます。

朝勉強を習慣化すると決めたら、同時にif-thenルールを決めておくことをおすすめします。

if-thenルールとは?

1990年代に考案されたニューヨーク大学の心理学者ピーター・ゴルヴィツァー「もしAをしたら、そのあとにBをする」という実行計画のこと。

朝勉強の例であれば、「もし朝予定通りに起きられなかったら、勉強時間をカバーできるようにその日の放課後は自習室に籠って勉強をする」といったものです。

このように事前に、失敗パターンについて対応策を考えておくことで、ショックを受けて習慣化が妨げられることは少なくなるでしょう。

ぜひこういったルールも取り入れてみてくださいね。

朝時間を使って効率よく学習を進めよう!

起床する女性

ここまで朝勉強するのにおすすめの教科と、朝勉強を習慣化するために大切なことについてご紹介してきました。

しっかりと毎日習慣化できれば1日を有意義に過ごせてかつ、効果的に勉強をすることができます。

ぜひ朝時間を有効活用して、目標達成を目指してみてくださいね。

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