音楽を聞いたら集中力が下がるって本当なの?
教科ごとに違うのかな…。
このようなことを考えていませんか?
音楽を聞きながら勉強するのがいいのか迷っている方向けに、音楽を聴きながら勉強するメリット、デメリット、おすすめの教科や好ましくない教科などを実体験を含めてまとめましたので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
・音楽を聞いて勉強するメリットは気分が上がったりリラックス効果がある
・歌詞付きの音楽やリズムが複雑な音楽は避けるのがおすすめ
・特に暗記科目や読解科目は、音楽を聴きながら勉強するのに向いてない
東北大学教育学部在学中に起業。現在はオンライン個別指導塾168塾の運営を行う。
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1年間の予備校浪人生活を経た後、東北大学教育学部に入学。ベンチャー企業2社で実務経験を積んだ後、浪人時に感じた大手予備校への違和感を基に、「168塾」の立ち上げ・運営。
音楽を聴きながら勉強するメリット
音楽を聴きながら勉強するメリットははこのようなものがあります。
・環境の雑音を遮断できる
・気分が上がる
・ストレス軽減
音楽を聴くことで環境音を遮断できたり、お気に入りの音楽を聴くことで気分が上がり、集中力が上がることが考えられます。
勉強中のストレスを軽減する曲「Weight less」
ストレスを軽減するとして有名なのが「Weight less」という曲。
イギリス音楽療法学会と音楽グループが作成され、この曲を聴くことでストレスレベルを下げることが過去の研究結果からわかっています。「Weight less」を聞いた他の候補曲と比べてストレスレベルが65%も低下したと言う結果が得られたそう。
実際の動画はこちらです。Spotifyからも聞くことができますよ!
疲れを感じていた時に聞いてみましたが、リラックスできたような気がします…!気のせいではないはず!
音楽を聴きながら勉強するデメリット
もちろん音楽を聴きながら勉強するデメリットもあります。
・気が散ってしまう原因になる
・記憶の妨げになる可能性がある
・音楽を聞いて勉強する状態に慣れてしまう
音楽を聴くことで気が散ってしまい、集中力を低下させる原因になることがあります。
特に歌詞がある音楽やリズムが複雑な曲は、無意識のうちに歌詞を追ってしまったりする可能性があります。
日本語の歌詞や、ラップなどの音楽は避けて、クラシック音楽や作業用BGMなどをおすすめします。
また、音楽を聞いている状態に慣れてしまうことで、試験本番に音楽を聞いていない状態に違和感を感じてしまい、本来の実力が発揮できなくなる可能性もあります。
音楽を聞いて勉強する前にまずは自分がどちらの方が効率よく勉強できるのかを把握しておきましょう!
どちらが向いているかは人それぞれ!
音楽を聴きながら勉強していい教科・向いていない教科
音楽を聞きながら勉強したいんだけど、勉強していい教科と悪い教科ってあるのかな…。
こんなことを感じたことはありませんか。
結論、音楽を聴きながら勉強するのに向いている教科と、向いていない教科があります。
計算問題は向いていて、暗記科目や読解科目は向いていない
数学や理科など問題集を機械的に解いているときは、音楽を聞いていても気が散ることは少ないかも知れません。
一方で国語や、社会、英語などの読解科目・暗記科目は気が散って暗記すべきものが頭に入らなかったり、読解が進まなかったりする恐れがあります。
一度見た問題を復習で解いている時や解法を暗記する時は、作業感が強かったので音楽を聴きながら勉強していました!
音楽を聴きながら勉強したい場合は、歌詞なしの音楽を選ぼう!
一概に、音楽を聞いて勉強することが悪いとは言えず歌詞がない作業用BGMやクラッシック音楽などであれば、集中力アップやリラックス効果が期待できます。
音楽を効果的に取り入れることで、勉強の質を高めることができますのでぜひ今回ご紹介した「Weight less」もぜひ聞いてみてくださいね。
集中力を高める方法としてポモドーロ勉強もおすすめです。ぜひこちらも合わせてご覧くださいね。