塾を辞めようと思っているけど、伝えるのが気まずい…
どうやって伝えたら円満に退塾できるのかな…
このようなことを考えていませんか?
退塾を考えている方向けに、おすすめの退塾理由や気をつけるべきポイントをまとめましたので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
・塾を辞める前に、退塾理由を明確に。
・退塾理由は、経済的な事情または時間の確保の難しさを伝えるのがベスト
・塾を辞める前に、辞めた後のことをしっかり検討しましょう
東北大学教育学部在学中に起業。現在はオンライン個別指導塾168塾の運営を行う。
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1年間の予備校浪人生活を経た後、東北大学教育学部に入学。ベンチャー企業2社で実務経験を積んだ後、浪人時に感じた大手予備校への違和感を基に、「168塾」の立ち上げ・運営。
気まずくならない円満に退塾をする方法
退塾するにせよ、できれば穏便に退塾手続きを済ませたいですよね。
円満に退塾をするためにおさえておくべきポイントをご紹介します。
退塾の理由を明確にする
塾の担当者と話す前に、必ず退塾理由を明確にしておきましょう。
退塾理由が定まっていないと、塾によってはありとあらゆる理由をつけて引き止めてくる可能性があります。
そうならないためにも事前にしっかりと退塾の理由と意思を固めておくと良いでしょう。
退塾についての規定を確認する
事前に退塾する際の塾の規定を確認しておくと良いかもしれません。
スムーズに話を進めるためにも、契約書や規約を確認し、必要な手続きや、退塾に必要な期間、違約金の有無などを確認してから担当者と話しをするのがおすすめです。
余裕をもったタイミングで塾の担当者と話をする
退塾の意向をなるべく早くお伝えしておきましょう。
塾側も対応やスケジュール調整をするための時間が必要なので、円満に退塾をしたい場合はできるだけ早いうちに退塾の意思を伝えておくとスムーズに退塾手続きを完了させることができます。
よくある退塾引き留め理由
次に、塾側がよく引き留める際に使う文言をご紹介します。退塾理由を考える際に、参考にしてくださいね。
まだ入ったばかりだから、すぐには効果が見られない
まだ成績が上がらないのかは判断できないから、もう少し一緒に頑張ろうと言われるパターンです。入塾してから日が浅い場合によく言われる引き留め理由の一つです。
一般的に、今やっている勉強が実力として現れるのは、約半年くらいはかかることもあると言われていますが、これからもよくなる兆候が一切見られないのであれば環境を変えることは一つの手段です。
お子様の学習意欲や態度が原因だと伝えてくる
成績が伸び悩んでいる理由として、お子様の学習意欲や態度を原因として挙げてくるパターンです。
学習意欲を引き出すのも塾の役割の一つです。学習意欲や態度を引き合いに出してくる塾は、親身になって生徒のことを考えているかと言われるとそうではないと言わざるを得ません。
他の塾に変えるくらいならうちで頑張ろうと伝えてくる
他の塾に変更するデメリットを訴求してくるパターンです。
塾を変えるということは、お子様にも保護者様に大変労力がかかるものです。他の塾に変更する場合には以下のような工程が必要です。
- 塾を辞める手続き
- 他の塾を検討する(インターネット検索・資料請求・担当者との面談)
- 入塾手続き
- 新しく入った塾に慣れる
このような労力を引き合いに出して、「それくらい大変なら今の環境で頑張った方が効果的だよ」と伝えてくる場合があります。しかし、どうしても環境を変更する必要がある場合は強い姿勢で退塾の意思を示すことが大切です。
塾を辞める際のおすすめ退塾理由
退塾の連絡を入れるときに、引き留められないような理由はないかな…。
そんな方向けにおすすめな退塾理由をご紹介していきます。
⒈経済的な理由
経済的な事情により、塾を辞めざるを得なくなりました
続けたいと思っていたんですけど、塾に通わせる余裕がなくなってしまいました
このような経済的な事情に対しては塾側が干渉することは難しいため、スムーズに退塾手続きに進めるでしょう。
2.塾に通う時間が確保できない
部活動が忙しくて、塾との両立が難しくなりました…
部活動との両立や、学校の課題で忙しくて塾に通う時間が確保できないという理由も、有効な退塾理由として挙げられます。
辞める前に確認するべきこと
1.塾が指定することをやれているのかを確認する
まずしっかり塾の指定することを実行できているのかを確認することをおすすめします。
成績が伸び悩んでいる原因のひとつに、塾が指定しているものをこなせていない可能性が考えられます。
もしかしたら塾側が用意しているカリキュラムをこなせていないかもしれません。
その場合、もしかすると問題はお子様の取り組み姿勢や、現状のスケジュールをまずは見直す必要があるかもしれません。
もちろん指定されたカリキュラム自体に無理があったり非効率である場合もありますので、通っている状況を担当者の人からヒアリングしておくのはとても大切です。
2.指導のスタイルや担当講師を変更できるか確認する
指導スタイルや担当の講師とお子様の相性が悪い場合、それらを変更することで解決できる可能性もあります。
辞めたい理由が相性の悪さである場合、一度塾側に変更できるか聞いてみると良いかもしれません。
3.他塾との比較検討をする
もし今後新しい塾に変更する予定があるのであれば、辞める前に他塾の情報を集めて比較検討しておくとスムーズに転塾できるのでおすすめです。
客観的にみることで、今通っている塾の良いポイントが見つかるかもしれません。
塾をやめた後の選択肢3選
1.他の塾に変更する
家庭教師や他塾に変更することも選択肢の一つです。
今の塾が合わなくてもお子様のニーズに応えるような塾もたくさん存在しています。
まずはお子様が塾に求めるものを明確にすることが大切です。部活動が忙しいお子様は、塾からの課題や小テストが必要ないかもしれません。
学校からの課題をやることで精一杯な人は、毎日の学習計画を作ってくれることが大切かもしれません。
- 塾での授業が必要か
- 塾からの課題や小テストは必要か
- 夏期講習・冬季講習などは必要か
- 学習計画作成は必要か
- 質問対応が必要か
- 自習室が必要か
近年、学習計画作成や進捗管理に特化した「学習コーチング」という形態の塾の人気が出てきています。詳しくはこちらの記事をご覧くださいね。
2.自宅での独学
塾に通わずに自分のやり方で勉強を進める方法もあります。
今の時代、参考書や映像授業なども充実しているので人によっては効果的な選択になるかもしれません。
一方で自宅学習には以下のようなデメリットもあります。
・客観的な学習アドバイスをもらえないため、効率の悪い勉強方法をし続けてしまう可能性がある
・1人だとモチベーションを維持するのが難しい
・質問や疑問の解消が遅れてしまうことがある
自宅で勉強することを考えているなら、こちらの記事も合わせて読んでみて下さいね。
3.オンライン学習サービスの活用
オンライン学習サービスを利用している人が近年増加しています。
自宅にいながら、パソコンやスマートフォンから個別指導を受けたり、映像授業を活用して学習を進めることができます。
部活動や学校の課題などで忙しい中高生は塾に通う時間が削減でき、好きな時間に指導を受けられるのでおすすめです。
退塾を円満に進めて、効果的に勉強を進めましょう!
さて、この記事では退塾を考えたときに行うべきことをご紹介してきました。お子様が快適に勉強を進められるような環境をつくれるようにサポートしてあげてくださいね。
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