「宅浪でも志望校に合格できるのか不安」
「予備校やオンライン塾も考えたけれど経済的な負担が気になる」
などとお悩みではありませんか?宅浪するならオンライン塾がおすすめの理由をメリット、デメリットと共に紹介します。
・宅浪で身につく自己管理能力は今後もあなたの味方になる
・宅浪したときと予備校へ通ったときの費用は全然違う!
・宅浪とオンライン塾の相性はとても良い
東北大学教育学部在学中に起業。現在はオンライン個別指導塾168塾の運営を行う。
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1年間の予備校浪人生活を経た後、東北大学教育学部に入学。ベンチャー企業2社で実務経験を積んだ後、浪人時に感じた大手予備校への違和感を基に、「168塾」の立ち上げ・運営。
宅浪のメリット4選
宅浪とは自宅で浪人することです。
「自宅浪人はちょっと不安」と思う方もいると思いますが、実はメリットも多いのです。
次ではその中でも魅力的なメリットを4つあげています。
費用を抑えることができる
宅浪に最低限必要なものは、参考書などの教材代と模試代です。
予備校に通うと、選ぶ予備校にもよりますが800,000円から1,300,000円くらいで、追加で季節特別講習や志望校別対策などが加わると費用はどんどん膨れ上がります。
一方で宅浪の場合は下のようになります。
参考書代+模試代→30,000+60,000=90,000
参考書代は受ける大学や教科によって異なりますが、2000円の参考書を15冊購入したとして30,000円です。前年度に使用していた参考書や教科書も使用できます。
模試代は1回5,000円前後ですので月1回受けると5,000円×12か月で約60,000円となります。模試は現在の自分がどの位置なのかの判断基準だけでなく、弱いところを知るチャンスとなるので積極的に受けたほうがよいでしょう。
宅浪の場合の費用は最低で90,000円前後となります。
自己管理能力が身につく
自己管理能力が身につくと何がよいのでしょう?
大学進学後の勉強や就職活動、社会に出てからの仕事にも自己管理能力は必要不可欠です。自己管理能力がある人ほど高い目標でも達成できます。
宅浪の場合、1日の勉強量を自分で決めなくてはなりません。自分を律したり制することで自己管理能力は上がり、その後のあなたの人生に有益に働きます。
どこでも好きな場所で勉強できる
参考書を開けばそこがあなたの学習場所になります。「今日はカフェで」「明日は図書館で」「明後日はリビングで」と自分の好きな場所で勉強ができます。
勉強の気分転換に場所を変えることはとても効果的で、環境を変えて勉強することで集中力アップにつながります。
予備校の自習室は時間帯によっては空いていないことや、座る場所がないこともあります。
参考書やノートを大きく広げる場所もないくらい小さな自習室しかない場合もしばしばです。
自分のペースで勉強できる
宅浪の場合は自分で弱い単元や重点的に押さえておきたい教科を選んで学習できます。
予備校、塾などはある程度のカリキュラムが決まっているため、得意な教科も不得意な教科も同じスピードで学習します。
不得意なことを重点的に学習したいときは予備校や塾の勉強以外に時間をとる必要があります。
宅浪ならお休みも自分で決められるので、自分の時間も大切にできます。
オンとオフをしっかり作ることで自己管理能力も上がります。
宅浪のデメリット4選
宅浪にはデメリットもあります。
「デメリットのリスクのほうが大きいから宅浪は考えてしまう」という方もいると思います。デメリットは対策をとることによって、メリットに代わる場合が多いのです。
モチベーションを上げにくく維持しづらい
時間をうまく使えない
情報収集を自分で行わなければならない
宅浪する場合の自分で収集しなければならない情報
- 志望校の再設定
- 必要な参考書の選定や勉強方法
- 受ける模試の選択と申込み
- 模試の結果分析などのフォローアップ
- 自分がどれだけ勉強したら合格するのかの時間
- 出願の期日や合格発表までの日程の確認
問題などでつまづいてしまったときに聞く相手がいない
宅浪したときと予備校に通ったときの費用の違い
「費用を気にして宅浪を考えている」方は多いです。
宅浪の場合は費用を抑えられますが「本当に合格できるのか?」という不安もあると思います。
実際に宅浪のみとオンライン塾などを併用したときと予備校に通ったときの費用はどれくらいなのか?紹介しますので参考にしてください。
宅浪のみ
参考書などの教材代と模試代がほとんどなので100,000円程度となります。
費用は大きく抑えることができますが、ちゃんと合格できるのか?モチベーションを維持できるのか?などどうしても不安がよぎってしまいます。
宅浪とオンライン教育サービスを併用
宅浪のみで不安な人はオンライン塾との併用を考えてみてもいいと思います。わからない時に質問ができたりスケジュール管理を手伝ってくれます。
オンライン塾のタイプにもよりますので表にまとめてあります。
月額 | 年間 | |
映像視聴 | 2,000円~10,000円 | 24,000円~120,000円 |
コーチング塾 | 20,000円~70,000円 | 240,000円~840,000円 |
通信教育 | 5,000円~10,000円 | 60,000円~120,000円 |
個別指導 | 10,000円~80,000円 | 120,000円~960,000円 |
宅浪とオンライン塾では必要なサービスだけ選ぶことで費用を抑えて合格率を上げることができます。
多くのサービスの中から自分に合うものを選ぶのは少し大変ですが、オンラインならば「合わないな」と思ったときは割と気軽にやめることもできます。
宅浪でも塾の先生に質問や相談ができるので、モチベーションが維持しやすいですね。
予備校に通学
入会金が30,000円~100,000円で授業料と合計すると年間500,000円~1,300,000円
※志望校別に1教科80,000円~200,000円前後と予備校によって幅があります。
またこれに加えて予備校までの交通費がかかる場合があります。
ほとんどの予備校が志望校別にカリキュラムがあり、難易度や教科の多さで金額が決まってしまいます。
自習室がある事が多く、先生が常駐しているので質問もすぐにでき、必要な情報も取り入れやすいです。
宅浪がおすすめの人って?
宅浪はどんな人におすすめなのでしょうか?
二点おすすめの人をご紹介します。もしあなたに両方があてはまるのなら、すぐに塾の検討をやめて勉強する方がよいでしょう。
宅浪は条件さえそろえば費用をおさえながら合格率をあげれます。
もしあてはまらないようなら、オンライン塾や予備校を検討してみるとよいでしょう。
宅浪は焦りや時間の足りなさなどメンタルを削られ、良い結果を生み出さない可能性があるからです。
①費用を抑えたい人
浪人すると決めた時に一番考えるのは費用の事だと思います。
大学に入ってからも費用はかかりますし、浪人中の出費は押さえておきたいところです。
宅浪は費用を抑えるという面では最強です。
②学習習慣や自己管理能力が身についている人
日頃の学習習慣が定着している人や、合格までの勉強法が確立していてやり遂げられる人、現役時代にA判定が出ていた人は宅浪に向いています。
自己管理能力がすでに身についている人は、勉強の計画を細かく立てることができれば合格に近づきます。
模試の結果などから弱いところを見直す作業や分析をして、次の得点獲得につながるようにします。
自己管理能力に自信がない人はスケジュール帳や時間管理アプリなどを使ってみるのもおすすめです。
また宅浪で医学部受験を目指す方はこちらの記事も参考にしてくださいね。
宅浪とオンライン塾が実は相性がいい理由3つ
宅浪で合格する方は10%以下と言われています。
宅浪している人数と合格者数がはっきりとしていないので正確な数値とは言えませんが、宅浪だと不安と思う方が多いことも理由の裏付けになります。
「費用はなるべくかけたくないけれど失敗はしたくない」人にはオンライン塾が実は相性がいいのです。
宅浪とオンライン塾の相性がいい理由を3つあげます。
費用を抑えながら希望の大学を目指せる
「浪人をしたのに志望校のランクは下げたくない」
「やっぱり費用は抑えたい」
と思うのは当然のことです。
オンライン塾なら自分に必要なサービスだけを選べば予備校よりは費用を抑えることができます。
※タイプ別おすすめサービス
- 実践的な問題が欲しい⇒通信教育
- わからないところをもう一度やり直したい⇒映像視聴、個別指導、コーチング塾
- モチベーションを維持したい⇒個別指導、コーチング塾
- 費用を抑えたい⇒映像視聴、通信教育
- 勉強方法を管理してほしい⇒コーチング型
自宅にいながら目指す大学に特化した先生を選べる
国公立や医学部、難関私立大学などは特化した問題の対策が必要です。
オンライン塾なら自分が目指す大学出身の先生や、ハイレベルな先生を選ぶことができます。
地方に住んでいるひとや近くに予備校が少ないという人でもオンライン塾なら選択肢が広がります。
オンライン塾を利用することでモチベーションの維持ができる
先生にわからない問題を聞いたり、コミュニケーションをとることで勉強に対するモチベーションが維持できます。
学習管理型やコーチング型のオンライン塾ならば進捗状況の確認や勉強の管理を見てもらえるので合格までモチベーションの維持が可能です。
オンライン塾のメリット5つ
次にオンライン塾のメリットについて解説していきます!
通塾の予備校よりも費用を抑えられる
校舎を構える予備校は光熱費など設備費が必要となるため、オンライン塾よりも費用が掛かる傾向にあります。
予備校が家から遠い場合は交通費もかかりますね。
オンライン塾は必要なサービスだけを選ぶことによって価格を抑えることも可能です。
好きな場所で授業を受けられる
自室、自宅リビング、テレキューブなど通信環境が整っている自分の好きな場所で授業を受けられます。
天候にも影響されにくいのもメリットです。
1日こもって勉強したい日や気分転換に外へ出たい日などその時の集中力や気分で場所を変えることはとても大切です。
通塾の時間がなくなり時間を有効に使える
近くの予備校の場合でも通学時間が往復で30分かかり、週に5日間通うとするとします。
1週間で30分×5日間、150分使うことになります。
2.5時間あれば勉強の時間を増やしたり睡眠時間に使ったり、気分転換に映画を見ることだってできます。
浪人中は心と身体の健康も大切になりますので時間が有効に使えるのは嬉しいですね。
レベルの高い先生に出会える
ハイレベルな先生が多く在籍するのもオンライン塾のいいところです。
自分が地方に住んでいて東大を目指す時に、東大出身の先生を近くで探すことは困難です。
先生と相性が合わなかった場合、オンライン塾ならばメールなどで相談や契約終了ができます。
予備校などの対面塾だとどうしても言いにくいので「合わないな」と思いながらだらだら続けてしまうことも考えられます。
自分に合ったサービスを選べる
自分に合ったサービスが何か?ピンと来ていない人もいるかもしれません。
オンライン塾には予備校のような手厚いものからAIを使ったタブレット学習が中心のもの、学習管理塾やコーチング塾とたくさんのサービスがあります。
自分のタイプや状況によって選択肢はたくさんありますが、ぴったりのものが見つかるはずです。
オンライン塾のデメリット3つ
オンライン塾のメリットをたくさん上げてきましたが、もちろんデメリットもあります。
デメリットを知れば上手く対策をとることも可能です。
通信環境に左右される
部屋の場所によって電波が届きにくいなど通信環境によって左右されることがあります。
まれなことではありますが、停電や天候の状況によっても通信環境は影響を受けてしまいます。
通信環境もつながらなくなった場合の対処法を先生と確認することなどが大切です。
対面型と違い一緒に競う友人がいないのでモチベーションの維持が難しい
オンライン塾では先生とのコミュニケーションは取りやすいですが、競い合ったり同じ悩みを持つ友人とはなかなか知り合えません。
対面型の塾では休憩時間などにクラスメイトと情報交換などもできます。
対人関係を煩わしいと思うタイプの人ならオンライン塾向きです。
オンライン自習室がある塾やSNSなどを使ってモチベーションを維持するために活用できます。
学習環境を家庭で整えなければならない
まずオンラインができる環境とPCやタブレット、スマートフォンを用意する必要があります。
個室がない場合、周りにいる家族にも気を使わなくてはいけませんね。
映像視聴(一方通行)を選んだり、家族に影響が出ない時間でオンラインをするなどの対策が考えられます。
まとめ:自分の性格やタイプを考えて宅浪するか判断しよう!
<この記事のまとめ>
- 宅浪で身につく自己管理能力は今後もあなたの味方になる
- 宅浪したときと予備校へ通ったときの費用の違いがわかる
- 宅浪とオンライン塾の相性はとても良い
本記事では宅浪のメリットやデメリット、予備校や塾へ通ったときの費用の違いや宅浪とオンライン塾を併用したときの費用やメリットなどを紹介しました。
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