学力に自信ないけど、BF大学なら本当に受かるのかな?
勉強苦手だけど大学には行きたい・・・
でもBF大学に行って大丈夫なのかな?
偏差値BF(ボーダーフリー)大学という言葉を聞いたことのある受験生は多いことでしょう。学力がなかなか伸びてこない場合、BF大学を志望校として検討しているという人は少なくありません。
とはいえ、BF大学に進学して本当にいいのかと迷っている人もいるのではないでしょうか。大学進学は目指したいけど、大事な4年間を過ごすわけですからどこでもいいというわけにはいきませんよね。
BF大学と聞くと受験していいものかどうか悩むこともありますよね。
メリット・デメリットをしっかり理解したうえで判断することが大切ですよ!
この記事では、受験を迷っている受験生に向けてBF大学の概要やおすすめの受験方法について紹介していきます。
受験を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね!
・BF大学は受ければほぼ合格できる
・目的があればBF大学への進学もあり
・行きたい大学があるならチャレンジするのがおすすめ
東北大学教育学部を在学中、「学習管理塾168塾」および「東北大専門塾Elevate」 を創業し、現在は株式会社shared 代表。これまでに200名以上を指導し、旧帝大・医学部合格者を多数輩出。
もっと詳しく
AIを活用した学習管理システム を導入し、戦略的学習管理メソッド による個別最適化指導を展開。教育メディア「#スタシェア」を運営し、受験情報に関する情報を発信している。
偏差値とは
偏差値とは、模試や試験結果において自分の位置を相対的に表す数値のことを示しています。偏差値50が平均の数値となっており、50より高ければ平均以上、低ければ平均以下です。
偏差値の算出方法はこちら
ちなみに、偏差値60なら上位16%に位置していることになります。この偏差値を基準としてどの大学を目指せるのかの目安にできるので、自分の偏差値を把握しておくことは重要です。
とはいえ、大学選びは偏差値だけがすべてではありません。単に偏差値の高い大学に行けばよいというわけではなく、自分の学びたい分野や学校の雰囲気、将来のキャリアなど、他にも志望校選びにおける大切な要素はたくさんあります。
「ここで学びたい」と思える大学に巡り合えたなら、それはあなたにとって最適な志望校と言えるでしょう。偏差値はあくまで指標の一つです。自分にとっての「価値のある大学」を見つけることを大切にしてくださいね。
BFとは?Fランとは違う?
大学の括りとしてBFやFランという言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
BFとは「ボーダーフリー」の略で、前年度の入試において定員割れにより不合格者が少ないため、合格ラインが設定できなかった大学を指します。受験者全員が合格する可能性が高いことから、合格の偏差値ボーダーがない「BF」と言われているのです。
Fランという言葉をよく聞くけど…?
一方、Fランという言葉は俗語で、偏差値が低いとされる大学全般を指すため意味が異なります。しかし、実際にはほぼ同義語として使われていることが多いです。
ちなみに、BFだからといって大学としての価値が低いわけではありません。専門性の高い学びや、少人数教育を重視している特徴的な大学もあります。
「自分が何を学びたいかで進路を決めた方がいい」という言葉もよく聞きますよね。それも大切なポイントです。自分の興味や将来に必要な学びが得られるかどうかをしっかり見極め、偏差値だけに捉われすぎないようにしましょう。
偏差値BF大学に行くメリット
BF大学って、そもそも行く意味あるのかな?
BF大学に進学することのメリットはありますよ!
どんなメリットがあるのか、詳しく解説していきますね。
ここでは、具体的な理由を3つ紹介していきます。ぜひ、自分にとってメリットとなるかどうかを考えながら確認してみてください。
- 受験すればほぼ合格できる
- 資格取得がしやすい
- 大学4年間を自由に過ごせる
受験すればほぼ合格できる
偏差値BF大学の最大のメリットは、受験すればほぼ合格できるということです。
不合格になるかもしれない・・・という受験のプレッシャーが少ないため、「とにかく大学に進学したい!」「浪人は避けたい!」という人にとって安心ですね。
また、勉強が苦手な人でも大学受験にチャレンジしやすいというのもメリットの一つと言えます。
ただし、気軽に受験しやすいからといって安易に受けて合格してしまっては入学後の学生生活を充実させづらくなります。有意義な大学生活が送れるように入学の目的を明確に持つようにしましょう。
「とりあえず大学に入ってから将来やりたいことを見つけたい」という考えも、決して間違いではありません。「次のステップに進むための手段」として考えてみるのもアリですよ。
資格取得がしやすい
自分の目指している資格が取得できるならば、偏差値BF大学だとしても入学するメリットの大きい大学です。
特に、看護・保育・情報技術・福祉などの分野での専門資格が取れる学科を設けている大学は数多くあります。大学で資格を取得しておけば、就職活動でも希望の仕事に就きやすくなります。
将来の夢が決まっていて、その職に就くための資格が取れるのであればBF大学への進学は良い選択と言えます。自分が就きたい職業への「一番近道」としてBF大学へ進学するのであれば、学業にしっかり身を入れることができ、充実した大学生活が送れますよ!
大学4年間を自由に過ごせる
BF大学では、入学後に学問の学び方や時間の使い方を自由に選べることが多いです。難関大学であれば厳しいゼミや研究があるのが一般的ですが、単位取得までの基準が比較的ゆるく設定されているので自由に生活を送りやすい傾向にあります。
入学後に大学生活を中心にしなくても生活が送れるので、自分の興味や趣味、アルバイト、サークル活動などのさまざまな経験を積むことができるでしょう。
「大学4年間を使って、いろんなことに挑戦してやりたいことを見つけたい!」「大学生のうちに起業したい!」「留学に挑戦したい!」など、学業以外にやりたいことがあるという人にはBF大学への進学はメリットが大きいと言えます。
ただし、いくら単位の取得がしやすいといっても自分でスケジュールを管理し、計画を立てながら学生生活を送ることが重要です。やりたいことと大学生活のバランスを取るように気を付けましょう。
「大学は人生の夏休み」と言われることもありますが、今しかないこの時間をどう使うかはあなた次第です。大学の4年間を使って積極的にさまざまな事に挑戦できれば、人生においてかけがえのない貴重な時間を過ごすことができますよ。
偏差値BF大学に行くデメリット
メリットがあるのは分かったけど、デメリットもあるんでしょ?
そうですね。たしかにデメリットも存在します。
どちらもの面も知ったうえで受験するかどうかを決めるのが大事ですよ!
ここからはBF大学へ進学することのデメリットについて詳しく紹介していきます。受験を検討している方は、ぜひ確認していきましょう!
- 就活で不利になる可能性がある
- 専門的な知識を深く学びにくい
- 学歴コンプレックスにつながりやすい
就活で不利になる可能性がある
偏差値BF大学に進学した場合、就職活動で不利になってしまう可能性があります。企業によっては、選考の際に大学の名前や偏差値を重視する「学歴フィルター」を設定していることがあるためです。
特に大手企業や競争率の高い人気の企業では「学歴フィルター」を設定しているケースがあります。
この場合、たとえ志望度の高い企業だったとしても書類選考の段階で落とされてしまうこともあるでしょう。ただし、世の中の風潮として学歴ではなく個性や能力を重視するべきとする考え方が広まりつつあります。
特に中小企業やベンチャー企業では今でも学歴よりも「何ができるか」「意欲はあるか」を重視していることが多いです。就活でしっかり勝負していくためにも、大学在学中に資格取得やインターン経験、スキルをしっかり身につけておきましょう。BF大学だったとしても、努力次第で道を切り拓くことはできますよ!
専門的な知識を深く学びにくい
BF大学では、専門的な知識を深く学びにくい場合があります。有名大学と比較すると授業内容や研究環境が整いにくいため、学びたい分野について深く学ぶのが難しいことがあるのです。
たとえば、医療や工学など、高度な知識や技術が必要な分野では、設備や指導体制が不足している大学もあります。結果として、卒業後の専門職への就職や大学院進学が難しくなってしまうケースも。
専門分野を深く学びたい場合は、その分野に強い進学先を選ぶことが大切です。「学びたいことが深くまで学べるか?」をしっかり見極めてくださいね。
学歴コンプレックスにつながりやすい
偏差値BF大学に進学した場合、学歴にコンプレックスを感じてしまう人が多くいます。
受験の段階から周囲の人に「その大学で本当に大丈夫?」と言われたり、身近な人が有名大学に進学しているのを見たりすると、自信を失ってしまうこともあるでしょう。自分の学歴に引け目を感じることで自己肯定感が下がり、就職活動や社会人生活にも悪い影響が出る可能性があるので注意が必要です。
友人など周りを気にしないで大丈夫!
学歴コンプレックスは自分が感じているだけで社会に出てしまえば周囲の人はそれほど気にしていないというのが実態です。仕事ができる人=学歴が高い人とは限りません。
大切なのは、大学生活を通して何を学び、どんな経験を積み、自分の力を高められたかということです。入学後は「自分は自分」と割り切り、自分なりの目標に向かって努力しましょう。人の価値は、学歴だけで決まるものではないですよ。
BF大学・Fラン大学の上手な受験方法
BF大学やFラン大学を受験するときのおすすめの受検方法について紹介していきます。志望校の一つとしてBF大学やFラン大学を検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね!
やりたいことができる上位大学を目指す
自分の「やりたい」を大事にしよう!
BF大学やFラン大学を受験するか迷っている場合、まずは「やりたいことができる上位大学」を目指すのがおすすめです。やりたいことが明確にあるなら、質の高い学びができる大学に行く方が将来の選択肢が広がります。
たとえば、大学に進学してIT系の勉強をしたいのであれば、設備やカリキュラムが整った大学がベストでしょう。BF大学よりも上位の大学の方が授業内容が充実し、就職サポートもしっかりしていることが多いです。
もし最終的に合格を勝ち取れなかったとしても、大学受験に挑戦する過程で力をつけることができます。身につけた学力はBF大学へ進学したあとも決して無駄にはなりません。
せっかく大学進学するのであれば、自分に自信を持つためにも上位大学を第一志望にして受験勉強に本格的に取り組む経験を積んでみてはいかがでしょうか?
すべり止めの大学として受験する
BF大学やFラン大学は、すべり止めとして受験するのに適しています。合格可能性が高い大学を進学先の一つとして候補に入れておくことで、受験のプレッシャーを和らげることができるのでおすすめです。
たとえば、第一志望が自分にとってチャレンジな大学だった場合、合格の可能性が高いとは言えません。受験勉強を頑張っていればいるほど、「どの大学にも受からなかったらどうしよう・・・」という不安を抱えがちです。
BF大学をすべり止めとして受験しておくことで合格可能性が高い学があるという安心感を持てれば、心に余裕を持って受験本番に挑めます。
ただし、すべり止めだからといってBF大学ならどこでもいいというわけではありません。「自分にとって魅力のある大学」を選ぶことが大切です。BF大学を上手に利用して、安心して第一志望校にチャレンジできる環境を整えていきましょう。
志望大学があるなら諦めずに合格を目指そう!
この記事では偏差値BF大学の受験を迷っている人に向けて、BFの意味や意義を詳しく解説してきました。
もし志望大学があるなら、最後まで諦めずに合格を目指しましょう。やりたいことや学びたい分野があるなら、自分が一番行きたいと思える大学で学ぶことが、将来の大きな財産になります。努力して目標を達成する経験は、自信にもつながりますよ。
「偏差値が高すぎるから無理かも…」とネガティブな気持ちが強くなる時もあるかもしれません。ですが、今できることを一つひとつ積み重ねれば着実に実力はついてきます。たとえ結果が思うようにいかなくても、頑張ったことは決して無駄にはなりません。
最終的にBF大学やFラン大学を選んだとしても、前向きに努力した経験は、あなたの武器となります。大切なのは、自分で選んだ道を自信を持って進むことです。自分の可能性を信じて、挑戦し続けられるよう応援しています!
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