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【保護者必見】大学受験生の親の心得とは?正しいサポートを徹底解説

【保護者必見】 大学受験生の親の心得とは? 気をつけることを徹底解説!

大学受験生の親ができることって何?

大学受験生の親ができることって何?

親ができることは多いです。しかし、家庭の数ほど解答があります。

この記事が、大学受験生のいる家庭から不安と暗さをなくす一助となれば幸いです。

本記事の結論
  1. NG行為、NG環境は極端・アンバランス
  2. コミュニケーションと関与の程度について合意しておくこと
  3. その先のキャリアに目を向けさせ自立を促すのが親の務め
本記事を監修する専門家②
桑久保皓大
Kuwa

東北大学教育学部在学中に起業。現在はオンライン個別指導塾168塾の運営を行う。

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1年間の予備校浪人生活を経た後、東北大学教育学部に入学。ベンチャー企業2社で実務経験を積んだ後、浪人時に感じた大手予備校への違和感を基に、「168塾」の立ち上げ・運営。

目次

大学受験生の親がしがちなNG行為ベストスリー!

悩む女子高生

結論を述べます。極端でアンバランスな行動・環境はよろしくありません。

大学受験期は、もちろん勉強することに時間と意識が偏ります。ただでさえ運動不足、睡眠不足などにより心身の不調を招きやすいものです。

そこに加えて親の関与の程度が極端だと、ストレスに感じたりやる気の喪失につながったりする可能性が高まります。

本章では以下、NG行為として3種類の両極端を挙げていますが、親がやりすぎてもやらなすぎてもよくありませんよ、という話です。

⒈過干渉vs不干渉

過干渉:鬱陶しがられるだけです

誰しも我が子の行く末は心配です。

「計画どおり進んでる?」「英語がのびないね」「本当に大丈夫?」… などと、つい口をはさんでしまったり、(自分が安心したくて)同じことを何度も確認したりしませんか。

コミュニケーションは大事ですが、何度も同じことを言われると鬱陶しいものです。計画の進捗や模試の点数など、定期的に確認したくなるようなことがらは、後述しますが、「そこを見ればわかる」状態にしておくとよいでしょう。

そして、点数が伸びなくてもネガティブな指摘はやめましょう。励ましに徹してください。

不干渉:お子さんに信頼されなければこれから先が大変です

一方で、「子どもの受験はノータッチ、学校・塾・予備校などに任せっきりで何もわからない」という状況も憂うべきです。

「自分のことを気にかけてくれない親」として、わが子から頼りにされない人生でよいのでしょうか?

2.押しつけvs言いなり

押しつけ:お子さんが成長しませんし内心反発しています

親が自分の意見や期待を押しつけることは、お子さんのモチベーションを低下させます。先入観や偏見によるものであればなおさらです。

子どもといえども、一人の人格として尊重してあげなければいけません。頭ごなしに「~せよ」「~するな」はやめましょう。

言いなり:適切なフィルターをかけてやるのが親の務めです

逆に、幼児に接するように何でも「おお、よしよし」もよくありません。

お子さんが、非現実的で適当な夢ばかり語っているようなら問題です。子供の意見を尊重しつつも、実現可能なキャリアパスに修正するよう促すことが必要な場合もあります。

3.贅沢しすぎvs節約しすぎ

贅沢しすぎ:消化しきれないものを与えても意味がありません

誰であっても、1日に与えられる時間は24時間です。学校で過ごす時間、登下校にかかる時間、睡眠・食事・入浴等の生活時間を除くと、平日はせいぜい4~5時間程度しか残りません。

どうでしょうか。お子さんはどのくらい勉強に時間を割けられるでしょうか。

塾・予備校、家庭教師、通信添削に加え、オンライン英会話サービス、受験用アプリなど、便利なサービスやシステムは世にあふれ、しかもどんどん進化しています。

すでに複数のサービスを使っているのに、誰かから「あれいいよ」って聞くとやらせて(やって)みたくなる… すべてを消化できるわけがないのにモノだけそろえて安心する、そんなワナに陥らせてはいけません。

節約しすぎ:お金の話ばかりでは暗くなります

節約しすぎとは、「何かというとお金の話をする」との意味です。

「うちは国公立しか行かせられない」「浪人はさせられない」という事情が各家庭に存在するのは当然ですが、こうした話は一度で十分です。頻繁に聞かせると、お子さんは委縮し必要以上にプレッシャーを感じてしまうでしょう。

親の心得①:コミュニケーションの重要性について共通認識を持つ

笑顔の親子

自立して生活できるようになるまでは、基本的にお子さんの選択は親の経済力の範囲内に限られます。

従って、最善の結果が得られるよう親が協力するのは当然であり、そのためには円滑なコミュニケーションが欠かせません。まず、このことをお子さんとの共通認識としておく必要があります。

大学受験は親子の絆を深めるよい機会です。コミュニケーションが足りていないなと思われるならば、以下、本章に記載する内容について、じっくりと話し合ってみてください。

なぜ大学に行くのか、その先のキャリアをどう考えているかを確認する

大学進学はゴールではありません。その先に長い人生が続いています。

将来のキャリアを見据え、なぜ大学へ行くのかを真剣に考えておくことが重要です。

医学部や薬学部など明確な職業観を持って進学する学生さんは、比較的早い段階から目標を見据えて行動しているように思いますし、家庭でのコミュニケーションも十分とれているように見えます。

一方、特に文系の学生の場合は、「〇〇大学の〇〇学部って面白そう」「△△をもっと勉強したい」などと、興味の対象が「大学で学ぶこと」にとどまっていることが多いようです。

それはそれで構いません。「もっと先のこと考えなきゃ」とせかす必要はありません。大人の知見を交えながら(先入観や押しつけはNG)、子供と一緒に「受験後」について話し合うことが重要なのです。

ただ単に知識を埋め込むのではなく、将来の夢をあれこれ思い描いて勉強するほうが、効果は何倍も高いのですから。

ほぼ勉強漬けの毎日になることへの覚悟はあるかを確認する

夢をかなえるためには、大学受験を乗り越えなくてはいけません。

ところで、今、お子さんの生活は何を中心に回っていますか?

恋人や友達中心でLINEが手放せない人もいれば、部活中心の人もいるでしょう。あるいは、ゲームに一番時間を費やしてきた人もいるかもしれません。

しかし今後は、もちろん息抜きは必要ですが、受験勉強が中心の生活になります。オン/オフを上手に切り替え、時間を管理することができなければ、合格など遠い夢です。

頭ではわかっていても、人間は弱い生き物です。つい易きに流れ、気がついたらスマホをずっと眺めていた… ということも珍しくありません。

スマホを触ることについてのルールを設けるのも一案です。ただし、お子さん自身の口から言わせるようにしましょう。

たとえば、勉強中は親のいるリビングにスマホを置いておくなど、自分からそのような提案をしてくれれば、覚悟ができているとみてよいと思います。

コミュニケーションの取り方・関与の仕方を十分に話し合う

「合格に向けてしっかりサポートしたいから、コミュニケーションはしっかり取ろうね」とまず伝えておきましょう。

そして、お子さんがどのようなサポートを求めているのか、親としてどう関与したいのか、双方の期待値を明確にしておくことが大切です。受験期間中の摩擦を減らし、効果的なサポートを実現するベースとなります。

親の提案する内容としては、以降の章「できること2. ~」「できるこ3. ~」を参考にしてください。

なお、コミュニケーションは「口頭で」とは限りません。メール、LINE、Chatwork、Googleドキュメント等の電子的なやりとりも大いに「あり」です。

親の心得②: 大学受験生自身による学習計画の立案・遂行を支援する

カレンダー

お勤めの方はお分かりだと思いますが、社会人となって働き始めると、毎日ほぼPDCA(ピー・ディー・シー・エー)の繰り返しです。

すなわち、計画して(Plan)実行して(Do)点検して(Check)見直す(Act)ことで、遂行中の計画をよりよいものにブラッシュアップしていきます。

要は、大学受験に関するPDCAサイクルを、お子さんが上手に回していくお手伝いをするわけです。

試験制度、大学、塾・予備校等の情報を収集し理解する

まずは、どのような仕組みの上で受験することになっているのかを知らなければいけません。

試験制度や大学に関する情報は、高校の先生や塾・予備校などのスタッフがもちろん詳しいですが、親としても基本的な情報をおさえておきましょう。先生との面談やお子さんとの会話等がより充実したものになります。

私たち親の世代の試験制度と現行のものとはかなり違います。一言でいうと試験の時期や方法が「多様化」されているのです。

また、最終的にはもちろん大学が学生を選抜しますが、大学全入時代の今、「優秀な学生に選ばれる大学」であるべく、各大学とも魅力をアピールするのに躍起になっています。

特にオープンキャンパスは、各大学とも最も力を入れているイベントです。夏休み中に開催されることが多いですが、5月、6月や秋も終わりの11月に開催する大学もあります。

また、Webオープンキャンパスを実施している大学もあり、移動時間・交通費の節約にもなります。志望校については早期に情報を仕入れて、準備を進めておきましょう。

独学か塾・予備校か、受験勉強を進める体制の決定を支援する

受験勉強をどう進めるかは、極めて重要なポイントです。

独学なのか、塾・予備校に通うのか、家庭教師を雇うのか、その他サービスを利用するのか、これらを複数併用するのか… など選択肢はたくさんあります。

体験入学はもちろん、周囲の人の体験談、口コミサイトの情報を徹底的に集め吟味しましょう。お子さんと手分けして作業するとよいですよ。

収集した情報をもとに、学習スタイルや強み・弱みを踏まえ、お子さん自身が最適な学習方法を選ぶ過程でよき相談相手となってあげてください。

学習計画の立案・遂行を支援する

本章の冒頭で、PDCAサイクルの話をしました。ここでは具体的にどのようなことをやるべきなのかをお伝えします。

  • 年次計画、日を単位とした月次計画、時・分単位の日次計画(ルーティーン)を作る
  • 放っておくとたまる書類の整理整頓、ファイル管理をする

年次計画、日を単位とした月次計画、時・分単位の日次計画(ルーティーン)を作る

年次計画や月次計画はオープンキャンパスや入試等のイベントをもとに作成しますが、学校の先生(塾・予備校に通っていればそのスタッフ)に相談すれば、きっと適切なアドバイスをいただけるでしょう。

計画どおりに進めつつも、日々の進捗などに応じで適切に調整していく必要があります。もちろん主体はお子さんがすべきですが、親も伴走してペース等のチェックや調整の際に助言してあげるとよいでしょう。

年次計画、月次計画、日次計画などのフォーマットや進捗度は、置き場所を固定しておきましょう。紙面として管理してもよいですが、家庭内LANあるいはGoogleドキュメント等クラウド上で電子共有するほうが何かと楽です。

放っておくとたまる書類の整理整頓、ファイル管理をする

高校で、塾・予備校で、大学のオープンキャンパスで、模擬試験で等々、とにかく受験生には大量の書類が配布されます。普段から配布物をしっかり管理されているお子さんであれば問題はありませんが、そうでないケースが多いように思います。

配布されたその日のうちに処置をしないと、あっという間に「うずたかく積まれた紙の塊」ができていまいます。いずれ社会人で必要になるスキルですから、付箋を上手に使ってファイルにとじ込んでいき、欲しいものがすぐ取り出せるように指導してあげてください。

親の心得③:大学受験生はもちろん親も心と体の健康維持につとめる

健康なご飯

大学受験のプレッシャーは、お子さんだけでなく家族にも影響を及ぼします。みんなで、心と体の健康につとめましょう。

バランスの取れた食生活、十分な睡眠、適度な運動の管理支援

受験生であってもなくても、バランスのとれた食事、十分な睡眠、そして適度な運動が必要です。

食事については普段から意識されていると思いますが、睡眠は犠牲になりがちです。

受験生といいつつ、高校からはもちろん、塾・予備校からも結構な分量の宿題が出されます。すぐに対応せずに期限ぎりぎりまで先延ばしすると、往々にして睡眠時間を削ることになります。

宿題は常に前倒しで取り組み、定時で就寝する習慣を身に付けさせましょう。

また、勉強ばかりしていると運動不足になります。適度な運動は、ストレス解消に役立ち、集中力を高めます。散歩、スクワット、ストレッチなど、親子で一緒にやるのも楽しいですよ。

ストレスマネジメント、リラクゼーションに気を配る

成績がなかなか伸びない、覚えられない、理解できない… ストレスの原因はさまざまです。毎日よく観察をしてあげてください。

勉強の途中で声を掛けるよりも、定時にティータイムを設けておくとよいでしょう。お子さんの好きな飲み物を持って行き、他愛のない会話で気分を和ませてあげましょう。

表情、話すスピード、反応の仕方が「いつもと違うな」と感じたら、ストレスが高まっている可能性があります。ストレス時は助言に対して反発することも多いので、まずはしっかり聞いて受け止めてあげましょう。

気になる状況が続くようであれば、専門家にご相談なさってください。

モチベーションの維持・成績が伸びないときの精神的支援

受験勉強の長い期間、モチベーションの維持は難しい課題です。

やる気が失せた状態で、形だけ勉強の姿勢をとり続けるよりも、思い切って2~3日好きなことをさせてリフレッシュするほうがよい場合もあります。

また、時間をかけている割に成績がなかなか伸びず落ち込む… ということも幾度となく経験するでしょう。

失敗を乗り越えることは成長の一部です。現状を受け入れ、乗り越えるしかないのです。

ここで親が焦りや不安を口にして、よいことは何一つありません。常に鷹揚に構え、ポジティブなフィードバックを心がけましょう。

子供の合格につながる献身的なサポートを…!

笑顔の親子

大学受験に関して、親ができるサポートは多いです。

しかし、このサポートが実際にお子さんの役に立ち、ポジティブな影響を与えるためには、しっかりとしたコミュニケーションと合意が不可欠です。コミュニケーション不全の状態で突っ走ると、お子さんにとってはストレスにしかなりません。

親としては「やりすぎず」「やらなすぎず」、お子さんが自身のキャリアに目を向け自立していくのを支援する…そんな関わり方であって欲しいと思います。

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