駿台が合格実績公表を中止…これからの塾選びで本当に大切なこと

駿台が合格実績公表を中止…これからの塾選びで本当に大切なこと
本記事のライター
難波

独学で東北大学医学部に現役合格。塾講師として指導を行う中“塾外の時間”の使い方こそが成績向上の鍵だと気づき、1週間=168時間に着目したオンライン学習管理塾「168塾」を創設。全国の受験生を支援している。

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現在は東北大学大学院加齢医学研究所にて、脳科学と教育を融合させた研究を行うと同時に、東北大学病院 認知症外来で診療に携わる現役医師でもある。学術と現場の両視点から、「自走力を育む学習法」の確立を目指し、受験にとどまらない“生きるための学び”を提唱。

こんにちは。168塾 塾長の難波諒太朗です。

168塾塾長

今回は多くの受験生や保護者が気になる「合格実績」と「塾選び」について時事ニュースを踏まえて、考えてみたいと思います。

目次

「駿台が合格者数の公表をやめる」というニュース

2025年8月28日、プレジデントオンラインに掲載された記事(西岡壱誠氏)によると、駿台予備学校は2026年度入試から大学合格者数の公表を取りやめると発表しました。

長年、予備校業界では「東大合格者数●●人!」といった数字が広告の中心でした。ですが近年では、その数字の信頼性自体が揺らいでいることが問題視されています。

例えば2024年度の東大合格者数を各大手予備校の発表で合計すると、実際の合格者数(3084人)を上回る3340人という“不思議な現象”が起きています。複数予備校に通う「かけもち」や、模試や講習だけ受けた生徒を含めてカウントする基準の違いがあるためです。

168塾塾長

つまり、広告で掲げられる「合格実績の数字」は必ずしも塾の指導力を反映しているわけではありません。

数字よりも大切なのは「日々の伴走」

記事では、塾選びの基準として「面談の頻度」が強調されていました。確かに定期的な面談は重要です。学習計画を見直し、進捗を修正する機会があることで、学習が方向性を失わずに進みます。

しかし私の考えでは、面談だけでは不十分です。週1回や月1回の面談があっても、その間の6日間で計画からズレたり、疑問を解決できずに停滞したりすることは誰にでも起こります。

168塾塾長

本当に成績を伸ばすために必要なのは、「面談+日々の学習管理」の両立です。つまり、塾がどれだけ「伴走型の仕組み」を持っているかが、合格実績以上に大切な判断基準になります。

168塾のメソッド:長期戦略から逆算した伴走サポート

そこで私たち168塾では、次のような三層構造でサポートを行っています。

  1. 【日次】毎日の学習管理とフィードバック
    専用アプリ「168share」で学習時間・内容を記録。コーチが毎日コメントを返し、改善点やアドバイスを即座に伝えます。
  2. 【週次】週1回の面談で計画を振り返り修正
    学習計画が順調かどうかを確認し、必要ならその場で軌道修正。定性的なモチベーション面もケアします。
  3. 【月次】プランナーによる長期戦略の設計
    受験全体を見据えたロードマップを策定。模試結果や進捗を踏まえ、「今月やるべきこと」を具体化します。
168塾塾長

このように「日次・週次・月次」を組み合わせることで、学習が止まらず、合格までの道のりを着実に進められる仕組みになっています。

「地域ナンバーワン」よりも「あなたに合う仕組み」

広告でよく見かける「地域ナンバーワン」「合格者数最多」という言葉は、一見すると魅力的に映ります。しかし、多くの場合は分母が示されておらず、「何人中の何人が合格したのか」という本質的な情報が欠けています。

さらに、生徒数が多い大規模塾では、先生一人あたりの負担が大きくなり、どうしても一人ひとりへのケアが手薄になりがちです。合格者数が多いことと、あなた自身の学習が続くかどうかは、必ずしも比例しません。

だからこそ大切なのは、「この仕組みなら自分は続けられる」と思えるかどうか。数字の大きさよりも、あなたに合った勉強の伴走をしてくれる塾を選ぶことが、合格への一番の近道になります。

体験授業で確認すべきこと

塾を選ぶ際に、ぜひ確認してほしいポイントがあります。

  1. 担任やコーチがつくのか?
    誰が継続的に自分を見てくれるのかは、学習を続ける上で大きな安心感につながります。
  2. 学習を日々フォローする仕組みがあるのか?
    面談が月1回あるだけでは不十分です。その合間の6日間、日々の勉強をどう支えてくれるのかこそが、その塾の「伴走力」を測る重要な指標になります。
168塾塾長

興味がある塾のスタッフに、事前に気になることを聞いてみることをおすすめします。本当に自分にあっているかを入塾前に見極めましょう。

まとめ:塾選びは「数字」ではなく「伴走の質」で

今回の駿台の決断は、塾業界全体が「合格者数競争」の限界に直面していることを示しています。これからは「どれだけの合格者を出したか」という結果の数字ではなく、「どれだけ生徒の学習に寄り添えるか」というプロセスの質が問われる時代です。

受験勉強は、決して一人で戦うものではありません。むしろ、計画が崩れそうになったとき、モチベーションが下がったときに、すぐ隣で支えてくれる伴走者がいるかどうかで、結果は大きく変わります。

信頼できる伴走者と、日々の学習を支える仕組みを持った塾こそが、本当の意味で「良い塾」と言えるでしょう。そして、それは「地域ナンバーワン」や「合格者数最多」といった派手な数字では測れない部分にあります。

168塾塾長

塾を選ぶ際には、ぜひ「数字に惑わされず、自分が続けられる仕組みを提供してくれるかどうか」という視点を持ってほしいと思います。

168塾では「数字に表れないサポート」を徹底

168塾では、

  • 毎日のフィードバックで迷わない学習
  • 週1回の面談で確実に進む学習
  • 月次の長期戦略で合格まで逆算した学習

を実現しています。

受験は孤独な戦いではありません。伴走者がいるからこそ、最後まで走り切れる。
そのサポートを、168塾で体感してみてください。

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