大阪歯科大学はやばい?やばいと言われる理由と実際の強みを解説!

大阪歯科大学ってネットでやばいって書かれてるけど、本当?
大阪歯科大学(大歯大)を志望している受験生や、現在通っている学生・保護者にとって、大阪歯科大学を検索したときに出てくる「やばい」というサジェストは非常に不安なものです。
特に関東圏の大学と異なり、西日本の私立歯科大としての立ち位置は少し特殊です。
本記事では、大阪歯科大学がなぜ「やばい」と言われるのか、その背景にある偏差値、国家試験合格率、学費、内部事情を客観的データに基づいて徹底検証します。
- 歯学科の偏差値は50.0〜52.5(河合塾の2027年度入試の予想)で、Fランではない
- 歯科医師国家試験に向けた内部選別が厳しい
- 1911年創設、110年を超える歯科大学としての伝統と、関西圏の歯科業界におけるネットワーク

独学で東北大学医学部に現役合格。塾講師として指導を行う中“塾外の時間”の使い方こそが成績向上の鍵だと気づき、1週間=168時間に着目したオンライン学習管理塾「168塾」を創設。全国の受験生を支援している。
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現在は東北大学大学院加齢医学研究所にて、脳科学と教育を融合させた研究を行うと同時に、東北大学病院 認知症外来で診療に携わる現役医師でもある。学術と現場の両視点から、「自走力を育む学習法」の確立を目指し、受験にとどまらない“生きるための学び”を提唱。
大阪歯科大学はやばいと言われるのはなぜ?
ここでは、「やばい」と言われる理由として考えられるものを、4つ挙げます。
- 偏差値が低くFラン扱いされる?
- 国家試験合格率が低い?
- 留年、退学が多い?
- 就職先が限定的で不安?
①偏差値が低くFラン扱いされる?
大阪歯科大学の偏差値を、河合塾(Kei-Net)の2027年度入試の予想で確認します。
| 学部 | 学科 | 偏差値(一般選抜) | 共通テスト得点率 |
| 歯学部 | 歯学科 | 50.0〜52.5 | 74〜80% |
|---|---|---|---|
| 医療保健学部 | 口腔保健学科 | 42.5 | 67% |
| 口腔工学科 | 37.5 | 56% | |
| 看護学部 | 看護学科 | 45.0〜47.5 | 61% |
168塾編集部歯学科の偏差値50.0〜52.5は、模試の受験者全体のほぼ真ん中にあたります。
入試方式ごとの予想(方式別ランク)では、どの学科も37.5以上でBF(ボーダーフリー)の学科はありません。ただし、河合塾が高1・2生向けに示す学部学科ランクでは、医療保健学部の口腔保健学科・口腔工学科が35.0で、学科によっては入りやすい水準です。特に歯科医師国家試験を目指す歯学科においては、偏差値だけでは測れず、入学後の勉強量が膨大であるため、入学が簡単だからといって卒業が恥ずかしいということにはなりません。
②国家試験合格率が低い?
歯科大学の評価を左右するのが歯科医師国家試験の合格率です。合格率が低いと、「やばい」という声が上がることがありますが、実際はどうでしょうか。
3月14日、第118回歯科医師国家試験の合格発表があり、大阪歯科大学は、今月7日に歯学部を卒業した受験生60人全員が合格。新卒の合格率100%を達成しました。
昨年の国試は新卒合格率95.8%で、100%にもう一歩及びませんでしたが、今回はついに目標の100%に到達。かねてより「学力の向上」「教育力の向上」を大学全体の目標として取り組んできた本学の努力が結実しました。(大阪歯科大学)



2025年の第118回に続き、2026年の第119回歯科医師国家試験でも、新卒の受験生57人全員が合格し、2年連続で新卒の合格率100%を達成しています。
この合格率を全国の数値と比べてみましょう。
| 第119回歯科医師国家試験(2026年) | 新卒合格率 |
|---|---|
| 大阪歯科大学 | 100.0% |
| 国立計 | 85.9% |
| 私立計 | 78.4% |
| 総合計 | 80.2% |
全国の平均を約20ポイントも上回っています。さらに、第119回で新卒の合格率100%を達成した大学は、全国で大阪歯科大学だけでした。
第117回でも新卒の合格率は95.8%であり、トップクラスに高いことがわかります。
大学側が国家試験に受かる見込みのある学生を厳選して卒業させている側面はありますが、真面目に学んでいる学生にとっては、確実に免許を取得できる手厚い教育環境があると言えます。



国家試験合格率が低いから「やばい」とは、到底言えません!
③留年、退学が多い?
留年や退学が多いからやばい、と言われてしまうのでしょうか?
たしかに、「大阪歯科大学は入るのが簡単でも、出られないからやばい」という噂が存在しています。事実として先ほど見たように、歯科医師国家試験の高い合格率を維持するために、学内試験(進級試験)が非常に厳しく設定されています。
すごくいい大学ではあるが、科目試験や総括試験などで勉強に追われる生活である。単位を全てとっても3月頭にある総括試験に受からないと留年になるので進級面は厳しい。
(大阪歯科大学の口コミ|みんなの学校情報)
「勉強で大変なところはあるが友達も作りやすく将来も明るいのでいいと思う。なので遊ぶ時と勉強する時のメリハリをしっかりしないと留年することも充分有り得るので注意する必要があります。」
(大阪歯科大学の口コミ|みんなの学校情報)
この「厳しさ」が、外部からは「やばい大学」として映る一因となっています。
④就職先が限定的で不安?
就職先としてどのようなところが考えられるか、知らないと不安になるかもしれません。大学が公表している医療保健学部(口腔保健学科・口腔工学科=歯科衛生士・歯科技工士をめざす学部)の卒業生の進路と、その割合を見てみましょう。
| 就職先 | 割合 |
|---|---|
| 本学附属病院 | 3.3% |
| 総合病院 | 24.1% |
| 一般開業医 | 47.0% |
| 歯科技工所(大手を含む) | 10.2% |
| 歯科関連企業 | 3.9% |
| 進学 | 4.4% |
| その他(行政機関・本学教員・他業種等) | 6.9% |



一般開業医の道に進む人が半数近くいることが驚きです。
歯科衛生士・歯科技工士は、病院や歯科医院を中心に幅広い就職先があります。
病院や開業医以外、つまり企業に就職する人や、進学した人の進路先を具体的に見ると、以下の通りです。
| 進路 | |
|---|---|
| 歯科系企業 | 株式会社ニッシン、サンスター株式会社、株式会社モリタ、株式会社ジーシー、株式会社松風 |
| 進学 | 大阪歯科大学大学院医療保健学研究科口腔科学専攻(博士課程(前期))、美作市スポーツ医療看護専門学校 |
歯科関連企業に就職した人は、3.9%と、多くはありませんが一定数いました。このように、多種多様な進路が考えられ、就職先が限定的という不安は当たっていないということになります。
大阪歯科大学の実態と強み
大阪歯科大学の強みを4つ解説します。
- 1911年創設!110年を超える伝統
- 天満橋と楠葉の2大拠点。附属病院の充実度
- 看護・医療保健学部の新設による「チーム医療」の学び
- 国際交流で世界の歯科医療を学べる
①1911年創設!110年を超える伝統
大阪歯科大学は1911年(明治44年)に大阪歯科医学校として創設され、110年を超える歴史を持つ歯科大学です。この歴史は単なる数字ではありません。
| 項目 | 内容 |
| 設置種別 | 私立大学 |
|---|---|
| 創立 | 1911年(明治44年) |
| キャンパス | 楠葉キャンパス(枚方市・歯学部、看護学部)、牧野キャンパス(枚方市・医療保健学部)、天満橋キャンパス(大阪市・附属病院) |
| 学部 | 歯学部、医療保健学部、看護学部 |
| 附属機関 | 大阪歯科大学附属病院、医療イノベーション研究推進機構(TRIMI)、図書館、歯科衛生士研修センター |
| 建学の精神 | 「博愛」と「公益」 |



100年以上にわたる症例データと教育ノウハウは、新設の歯学部には決して真似できない財産です。
②天満橋と楠葉の2大拠点。附属病院の充実度
大阪歯科大学の大きな強みは、大阪市内の中心地、天満橋にある大規模な附属病院です。
| キャンパス | |
|---|---|
| 天満橋キャンパス | 5・6年生の臨床実習の拠点。毎日多くの患者が訪れるため、学生は極めて実践的な経験を積むことができます。 |
| 楠葉キャンパス | 低学年が学ぶ緑豊かな環境。ここで基礎医学をじっくりと学びます。 |
この臨床の強さは、卒業後に即戦力として歯科医院から求められる大きな要因となっています。
③看護・医療保健学部の新設による「チーム医療」の学び
歯科だけの単科大学ではなくなったこと、これが近年の大阪歯科大学の強みとなっています。
| 学部 | |
|---|---|
| 医療保健学部 | 歯科衛生士(口腔保健学科)や歯科技工士(口腔工学科)を養成。 |
| 看護学部 | 2024年4月に開設。 |
歯学部・医療保健学部・看護学部の3学部が連携することで、今後の超高齢社会で不可欠となる「多職種連携(チーム医療)」を学生時代から実践的に学ぶことができます。ただの歯医者ではなく、チームとして活躍できる人材を育てる姿勢は、医療業界から高く評価されています。
④国際交流で世界の歯科医療を学べる
大阪歯科大学は海外の提携大学との交換留学プログラムも充実しており、世界レベルの歯科医学に触れるチャンスが多くあります。
本学では,世界TOPレベルの17の歯科大学・歯学部等と交流協定を結び,全学を挙げて「学生の国際交流力増強」に力を注いでいます。メインプログラムは学生短期海外研修。これまで延べ317人(2021年3月現在)の在学生が研修に参加し,歯科医療の最先端を学びながら,世界の歯科大生や歯科医師と友好の輪を広げてきました。
実際に海外研修に参加した方の体験記を見てみましょう。
アメリカという国の、歯科医療のシステムに驚いたといいます。それはたとえばチェアタイム(診療時間)の長さ。日本だと保険診療のため1回の診療時間が限られていますが、アメリカでは1時間以上もかけて1人の患者さんを診ていたそうです。「アメリカのチェアタイムが長い理由を考えてみたとき、ドクターだけで患者さんを診るからかなと思いました。日本では歯科助手や歯科衛生士さんが手伝ってくれて、道具もドクターが効率よく使える環境が整っている。アメリカでは全部一人でやっていてすごいと思うし、日本は保険診療だから、効率良く診療できる工夫をしている」。
(「アメリカの歯科医療に触れ、自ら行動できる人になる」大阪歯科大学)
海外の医療と日本を比べることで、新しい視点を獲得することができます。それは、日本の歯科医療の発展に繋がるはずです。
大阪歯科大学に向いている人・向いていない人
やばいかどうかを気にするよりも、自分の性格や目的がこの大学に合っているかを判断することが重要です。
- 厳しい環境で自分を追い込みたい人: 国家試験合格に向けた厳しい指導をありがたいと思える人。
- チーム医療を学びたい人: 看護や衛生士、技工士の卵と一緒に学びたい人。
- 国際交流をしたい人:世界の歯科医療から学び、歯科医療を発展させたい人。
- 楽をして卒業したい人: 学習環境は厳しいものである、と言えます。
- 都会の総合大学のような華やかさを求める人: 単科大学特有の真面目な雰囲気が強いです。
大阪歯科大学は「やばい」のか?
結論として、大阪歯科大学は「やばい」大学ではありません。
ネットで言われる「やばい」という評価は、多くの場合、高額な学費や偏差値操作への偏見に基づいています。しかし、医療の現場において求められるのは「どの大学に入ったか」ではなく、国家試験を突破し、どれだけの臨床経験を積んだかです。
大阪歯科大学は、その臨床力を育てる環境においては、日本屈指のレベルにあります。学生に対して行われる厳しい教育はやばいと言われることもあるかもしれませんが、それは国家試験を突破するために必要なカリキュラムなのです。
世間の無責任な声に惑わされず、良き歯科医師・看護職・医療人を目指すのであれば、大阪歯科大学に通うという選択肢は、非常に魅力的です。
大阪歯科大学に入学したあと、その厳しいカリキュラムに耐えられる自信がないなら、今のうちに学習計画を立て、それをこなしていく習慣を身につけておきましょう。168塾など学習コーチング塾を利用できれば、その習慣を身につけることができます。
医療系学部を目指していて、計画どおりに勉強を続けられるか不安なら、医療系学部の受験勉強を毎日管理してもらう方法もチェックしてみてください。
大阪歯科大学を目指すあなたへ。
合格のその先まで見据えるなら、
計画を立てて毎日こなす習慣が、
今のうちに身についているかが問われます。
大切なのは、
今の学習や計画が 「大阪歯科大学の入試に合っているか」 を
一度立ち止まって確認することです。
今のあなたは、次の問いに即答できますか?
- 今の成績と志望学部を踏まえて、今やるべき勉強の優先順位は明確ですか?
- 入試本番から逆算した受験までの長期計画を持って勉強できていますか?
- 立てた計画を、毎日こなす習慣は身についていますか?
1つでも迷ったなら、
学習の整理が必要なサインです。
\大阪歯科大学までの計画が、今のままで足りるか確認するために /
※無理な勧誘はありません。LINEではテキストでのご相談も可能です。
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