受験生になるとなぜか体調不良になることが増えたと感じる方も多いのではないでしょうか?体調を崩してしまうと勉強に集中できなくなってしまい、受験への焦りや不安が募ることもあるかと思います。
本記事では体調不良になりやすい理由や、心身ともに健康を維持するためにできる受験生ならではの体調管理方法について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
- 生活リズムの乱れとストレスは大敵!
- 対処法はたくさんある
- 自分に合った体調管理で合格を目指そう
東北大学教育学部在学中に起業。現在はオンライン個別指導塾168塾の運営を行う。
詳しくはこちら
1年間の予備校浪人生活を経た後、東北大学教育学部に入学。ベンチャー企業2社で実務経験を積んだ後、浪人時に感じた大手予備校への違和感を基に、「168塾」の立ち上げ・運営。
受験生が体調不良になりやすい理由
それまでは体調不良になることなんて珍しかったのに、受験勉強中心の生活になったら体調を崩してしまうという受験生は意外と多くいます。
頑張って勉強しようとする受験生ほど、体調を崩してしまうのには主に2つの理由があるので詳しくご紹介していきます。
生活リズムの変化
これまでは学校や部活で忙しくも規則正しい生活を送っていたのが、決められた時間での生活ではなくなり、夜型の生活リズムになってしまったという受験生は多くいます。
部活動をしていた頃は朝練があったり、夜も体力を使いきって帰ってくるので早々と寝ていたという朝型の生活を送っていた人が多くいますが、受験生になると一変してしまいがちです。
理由としては、昼間に学校や塾などで周りから刺激を受け、夜にモチベーションが上がって勉強するというサイクルが習慣化してしまうことが多いことが考えられます。
こういった生活リズムの変化が睡眠不足になったり、体調不良を起こりしやすい原因になることがあります。
緊張状態が続くことで蓄積されるストレス
受験勉強中心の生活になる長期休みの期間や受験が近づいてくる時期になると過度にストレスを抱えている状態が続いてしまうことがあります。
何か嫌なことがあったわけではないのにピリピリしてしまったり、周りの音や言動に敏感になるという経験をしている方も多いのではないでしょうか。
ストレス状態が続いていると疲れがたまってしまい、体調不良に繋がるケースがあります。
良質な睡眠が取りづらくなったり、食欲が出なくなったりと、人によって感じる症状は様々です。
受験勉強は体調管理と同時にメンタルの管理も大切です。
ストレスを感じないようにする、というのは第一志望校合格に向けて頑張る受験生である以上難しいですが、自分なりの工夫を取り入れながらストレスと上手に付き合っていくことが必要です。
夏休みや冬休みは特に注意!体調不良をなくす方法を紹介
受験勉強にも支障が出る可能性があるので、受験期間の体調不良はできるだけ避けたいですよね。体調を崩してしまうと、メンタル面でも不安や焦りからネガティブな気持ちが強くなってしまいがちです。
特に夏休みや冬休みといった学校が長期休みに入る時期は生活リズムが乱れやすく、体調を崩す可能性が高まります。確かに長期休みは学力を伸ばすための最大のチャンスではありますが、体調を崩しては本末転倒です。
ここからは、心身共に健康な状態を保つためにおすすめの方法を4つご紹介します。ぜひ日々の生活に取り入れてみてください。
- 栄養バランスの取れた食生活
- 睡眠時間の確保
- マスク・手洗い・うがいで感染予防対策
- 適度なリフレッシュを取り入れる
1.栄養バランスの取れた食生活
体調管理にバランスの取れた食生活は欠かせません。
学校が休みになると塾や学校の自習室などにこもって勉強している受験生も多いことでしょう。学校がある時期は朝から晩までスケジュールが決められているので、ある程度規則正しい生活ができています。昼はお弁当を食べて、朝と夜は自宅で食べるというのが一般的です。
ところが、長期の休みになると毎日夜遅くまで塾などで勉強するので、家で食事を摂らないことが増えてきます。コンビニなどで済ませてしまうという方も多いのではないでしょうか。食事をするタイミングもバラバラになり、不規則になりがちです。
外で済ませる場合には自分で栄養バランスを考えながら食べるように心がけましょう。ポイントは炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミンをバランスよく摂取することです。
おにぎり一つだけで済ませたり、毎日同じものを食べるのではなく、彩りの良いものをバランスよく食べるようにすると栄養バランスも整いやすいと言われています。
自分で作るのが大変でなければ、その方が金額も安く抑えられ、体調管理もしやすくなります。その時間がもったいない、料理は苦手、という方は家庭内で相談して外で食べる分を準備してもらうなど、協力をお願いするのも効果的な工夫の一つです。
2.睡眠時間の確保
夜遅くまで勉強するのが習慣になっている方も多いかと思います。
勉強時間を確保することは大切ですが、睡眠時間はしっかり確保するのがおすすめです。
勉強して身につけた知識を定着させるためには睡眠が必要だと言われています。また、睡眠不足は疲労感が残ってしまい、勉強時間をせっかく確保しても集中力を欠けてしまう要因になる可能性も。効率的な勉強のために睡眠時間は大切です。
適切な睡眠時間には個人差があると言われていますが、12時までには部屋の明かりを落として布団に入るようにしましょう。生活リズムは受験直前に取り戻そうとしても難しいものです。
日頃から早寝・早起きの習慣を身につけるようにしましょう。
3.マスク・手洗い・うがいで感染予防対策
近年では当たり前になってきましたが、感染予防に効果的な対策は徹底して行いましょう。
外のに出かけるときはマスクの着用、いつでも殺菌消毒できるように手指消毒用のアルコールの携帯をするようにしましょう。また、外で食事を摂る際には室内だったとしても手洗いやうがいを忘れずに行ってください。
外から帰ってきたらすぐに手洗い・うがいを徹底して行い、ウイルスを体内に取り込むのを防ぎましょう。
インフルエンザやコロナウイルスなどはもちろん、一般的な風邪の場合にもかかってしまうと数日間は体調を崩して寝込んでしまうということになり兼ねません。
体調を崩してから後悔しないためにも、予防として取り入れられることは積極的に行うのがおすすめです。
4.適度なリフレッシュを取り入れる
夏休みや冬休みなどは特に根詰めて受験勉強に取り組む受験生が増えてきます。
周りの友人たちが受験に向けて頑張っている姿を見ると、焦らずにはいられないという方も多いのではないでしょうか。
根詰めて勉強するあまり余裕がなくなり、知らず知らずのうちに自分を追い詰めている人もいることでしょう。
受験は長期戦です。目標に向かって受験期間休むことなく全力で頑張り続ける、というのは苦しく感じることもあると思います。
無理してでも勉強に向き合わないと!と思いすぎず、思い切って一日休むというのも大切です。
集中力が欠けている中で焦りと不安を感じながら勉強し続けるよりも、いっそのこと一日オフにして「〇月〇日はリフレッシュの日にする!だから、その日までは頑張ろう!」とリフレッシュの日をモチベーションにする方が受験勉強の効率も上がりやすいですよ。
体調を崩しやすい受験生におすすめの対処法3選 ストレスが原因の場合も効果的!
心身共に調子を崩すのを防ぐために受験生ができる対処法を3つご紹介します。
- 不安を話すタイミングを作る
- 無理なく勉強できる環境を整える
- 学校を休んでも大丈夫!体調を戻すことが最優先
1.不安を話すタイミングを作る
メンタル面から体調を崩している方の多くは一人で不安と戦っているケースが多いです。頑張っているからこそ受験への不安や焦りがあるのは当然のこと。友人や家族に話しづらければ、信頼できる学校の先生や塾の先生に時間を取ってもらい相談してみるのがおすすめです。
たくさんの受験生を送り出してきたプロですから、きっと話をじっくり聞いてくれることでしょう。まとまった気持ちを伝えなければ!と考える必要はありません。なんか不安で…うまくいかなくて…と漠然としていても気持ちのままを表現すればちゃんと受け止めてくれますよ。
誰かに話すだけで気持ちがぐっと軽くなり、メンタルを整えることに繋がります。メンタルが整っていれば勉強も捗り、健康管理にも好影響が出てきます。ぜひ定期的にタイミングを作ってみてください。
2.無理なく勉強できる環境を整える
体調を崩しやすいのであれば特に受験直前の時期には人混みに行くことはあまりおすすめしません。ウイルスをもらってきてしまったりと体調を崩す可能性が高まるためです。
今はオンラインで授業を受けたり、映像授業を使った勉強を提供している予備校や学習塾も増えてきています。様々な学習スタイルが用意されている時代なので、自分に合ったものを選択することが大切です。
とはいえ、外で直接授業を受ける方が安心できるという方もいることでしょう。その場合には体調を崩さないように通塾する方法を考えていくのがおすすめです。早めに帰宅したり、満員電車を避けたり、防寒対策を万全にしたりと工夫できることはたくさんあります。
自分にとって体調管理をしながら学習効率も上げるための最適な方法は何なのか、ぜひ考えて選択してみてください。
3.学校を休んでも大丈夫!体調を戻すことが最優先
体調を崩してしまったときに学校を休んでも大丈夫なものかどうか不安に感じる人もいるかと思います。休んでしまった分、周りと差がついてしまうといった焦りを感じるのも無理はありません。
しかし、いつもと調子が違ったり風邪気味だと感じたらとにかく休みましょう。
体調が優れないまま勉強しても身が入りません。時間をかけた割に成果が出ず、余計にモチベーションが下がりネガティブになってしまう原因になります。思い切って休んで、最短で体調を戻すことを考えた方が受験勉強の面から見ても効率的です。
数日であれば体調を戻してから遅れた分を取り戻せば十分間に合います。心配しすぎずにとにかくしっかり休みましょう。
合格のカギは体調管理?!
体調管理は受験勉強と同じくらい大切なことです。どんなに身を削って勉強したとしても、体調を崩してしまっては元も子もありません。体調不良の可能性を下げるためにぜひできることを日頃から取り入れてみてください。
それでも体調を崩してしまうことはあります。その時にはとにかく無理をせずにしっかり休んで、回復してから遅れた分を取り戻すことを考えましょう。
心身共に健康であることが何よりも大切です。自分の体のメンテナンスをしながら受験を乗り越えていきましょう。
生活も丸ごとサポートしてくれる塾なら168塾がおすすめ!
長時間、勉強の集中力が続かないし…自分ひとりだと勉強を怠けてしまう。
何から勉強を始めたらいいのかわからない…
このような悩みを抱える方はいませんか?
そんな方には、徹底した学習サポートが強みの168塾がおすすめです!
生徒一人ひとり、勉強の悩みや改善点はそれぞれ違います
168塾では、受験のプロである担当コーチが、いま抱えているお悩みや勉強の状況を丁寧にヒアリングし最適な学習プランをご提案します。
また塾生専用の学習進捗確認シート、LINEを用いた毎日の進捗管理、担当コーチとの振り返り面談をおこない、勉強の質も高めていきます。
正しい勉強のやり方で、勉強量と勉強の質を高めていけば成績を飛躍的に向上させることが可能です。
168塾では現在、オンラインで無料受験相談も行っています。気になる方や相談したいことがある方はぜひ気軽にお申し込みくださいね!
\ 毎月先着30名様限定/
\ まずは168塾のことを知る /