【逆転合格の鉄則】「基礎からコツコツ」は間違い?最短で結果を出す「ゴールからの逆算思考」
168塾塾長こんばんは、168塾代表の難波です。
保護者様との面談で下記のような相談を受けることがあります。
「うちの子は基礎ができていないので、まずは教科書レベルからやり直さないと…」
そうおっしゃる保護者様が多いですが、実はここに大きな落とし穴があります。
この考え方自体は、決して間違いではありません。基礎は大切だという感覚は、多くの大人が自分自身の勉強経験から得た、実感のこもった教えです。ただし問題は、その「基礎」という言葉が指す範囲が、あまりにも広すぎることです。
多くの人がイメージする「基礎固め」とは、
「教科書を1ページ目から読み直す」「簡単な問題集を最初から解く」といった作業のことです。
はっきり言います。 受験学年でこれをやっていたら、絶対に間に合いません。
1年生や2年生の頃であれば、まだ時間的な余裕があります。しかし受験学年になってから同じやり方を選んでしまうと、教科書の最初のページから志望校のレベルに到達するまでに、残された時間ではとても足りなくなってしまいます。
実際、多くの受験生がこの事実に気づくのは、模試の結果が思うように伸びなくなった時期です。その時点で残された時間はすでに限られており、勉強法を切り替えるだけでも大きな決断が必要になります。だからこそ、できるだけ早い段階でこの逆算思考を身につけておくことが重要なのです。
本当の基礎とは「ゴールに必要な最低限のパーツ」
本当の「基礎」とは、教科書の丸暗記ではありません。 志望校の過去問を解くために必要な知識のことです。
言い換えれば、”どこまで知っていれば合格に届くか”を先に定義してから、そこに向けて必要な知識を積み上げていく、という発想です。
例えば、志望校で「微分の応用問題」が出るとします。
その問題を解くために必要な計算力や公式。
逆に、その問題に一切関係のない単元(例えば出題傾向にない図形の証明問題など)をどれだけ完璧にできるようになっても、志望校合格という目的に対しては1点も近づきません。当然のことのようですが、多くの受験生が「なんとなく不安だから」という理由で、この関係のない範囲の勉強に、貴重な時間を使ってしまっています。
これこそが、その子にとっての「今やるべき基礎」です。 逆に出題されない範囲をいくら基礎からやり直しても、それは時間の無駄です。
もちろん、これは「基礎を疎かにしていい」という意味ではありません。むしろ逆です。志望校の出題傾向から逆算して「本当に必要な基礎」を見極め、そこにだけ全力を注ぐ。これこそが、限られた時間の中で最大の成果を出すための、本当の意味での基礎固めなのです。
【難波の原体験】中学生で「センター試験」を解いた日
私がこの「逆算思考」を身につけたのは、中学生の頃でした。
当時通っていた個人塾の先生が、中学生の私にいきなり大学入試の「センター試験(現在の共通テスト)」の数学の問題を解かせたのです。
当然、習っていないことばかりで解けません。
しかし、解説を聞きながら解き進めると、不思議なことに「中学生の知識でも解ける部分」があること、そして「あと何を知れば解けるのか」が明確に見えたのです。
この時に感じた”あと何が分かれば解けるのか”という視点は、今思えば逆算思考そのものでした。全体を最初から埋めていくのではなく、ゴールとの距離を測り、その距離を埋めるために必要な知識だけを狙って身につけていく。この発想の転換が、その後の受験勉強すべてに活かされていきました。
「ゴール(大学入試)は、遥か彼方にあるわけじゃない。必要な知識さえ埋めれば、今からでも届くんだ」
この体験が、私の受験戦略の根幹になりました。 「とりあえず最初から」は思考停止です。
ゴールを見て、足りないパーツだけを拾いに行く。これが最短ルートです。
以来、私はどんな科目を勉強する時も、まず最終的なゴール(志望校の入試問題)を確認してから、そこに必要な要素を逆算して洗い出す、というプロセスを徹底するようになりました。この順番を守るだけで、同じ勉強時間でも成果に大きな差が出ることを、身をもって実感してきました。
特に、模試の点数が伸び悩んでいた時期にこの方法へ切り替えてからは、同じ1週間の学習時間でも、模試の成績に反映されるスピードが明らかに変わったのを覚えています。
いきなり過去問を見せる理由
168塾では、入塾していきなり志望校の過去問や実践的な問題を見せることがあります。
解けなくて構いません。 そこで初めて「自分には何が足りないのか」を肌感覚で理解してもらうためです。
最初は面食らう生徒もいますが、この経験こそが最も効果的な学習のスタートラインになります。「なんとなく難しそう」という漠然とした不安が、「この単元とこの単元さえ埋めれば解ける」という具体的な課題に変わる瞬間、生徒の勉強への向き合い方が大きく変わっていくのを、私たちは数多く見てきました。
敵(志望校)を知らずして、戦う準備はできません。
私たちは、お子様に無駄な基礎練習は一切させません。 合格に必要なことだけを、最短距離で提供します。
もちろん、志望校によって「今必要な基礎」は一人ひとり異なります。だからこそ168塾では、まず現在の学力と志望校とのギャップを正確に把握し、そのギャップを埋めるための個別のロードマップを、一人ひとりに合わせて設計しています。
同じ「基礎固め」という言葉を使っていても、生徒によって本当に必要なパーツはまったく異なります。だからこそ、私たちは一人ひとりの現状と志望校を丁寧に照らし合わせながら、その子だけの最短ルートを一緒に描くようにしています。
「とりあえず教科書から」が、命取りかもしれません。
お子様に本当に必要なのは「基礎固め」ではなく「合格からの逆算」です。
今やるべき「最短ルート」を、直接ご提案します。
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