まだ受験勉強してないけど間に合うのかな…
周りの高3生はどうしているんだろう…
あなたはこのようなことを考えていませんか?
高3生なのに勉強を始めていなくて少し焦りを感じている方向けに、まだ勉強を開始できていない人のパターンや対処法などをまとめましたので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
・高3の春から本格的に受験勉強をする人が多いが、できるだけ早く始めよう。
・受験勉強を始められていない人にはパターンがある
・まずはスモールステップで勉強習慣をつくることから。
東北大学教育学部在学中に起業。現在はオンライン個別指導塾168塾の運営を行う。
詳しくはこちら
1年間の予備校浪人生活を経た後、東北大学教育学部に入学。ベンチャー企業2社で実務経験を積んだ後、浪人時に感じた大手予備校への違和感を基に、「168塾」の立ち上げ・運営。
多くの高3生が受験勉強を始めるのはいつ頃?
それでは、高3生はいつ頃から受験勉強を本格的に始める人が多いのでしょうか。
高3生の多くは春から始める人が多い
一般的に学年が変わるタイミングである4月ごろから受験を意識する人が多いです。学校では最高学年となりいよいよ受験という空気が流れ始めます。
この時期にしっかり基礎固めをしておくと、夏休みで苦しむことは少なくなるのでこの時期から本格始動できると良いペースです。
ただ夏休みで中弛みをしてしまう人も一定数いるので、気を引き締めつつ学習計画をしっかり持って勉強に臨みましょう。
部活引退後に高3の夏から始める人も
夏休み頃まで部活動が忙しくて、部活の引退をきっかけに受験勉強を本格始動させる人も多いです。
部活動で培った体力ややり切る力を武器に、グングンと成績を伸ばしていく人も多いですね。
できるだけ早いスタートを切ることがおすすめ
夏休みが終わってからようやく本腰を入れる受験生もいますが、志望校合格に必要な勉強が終わらない可能性も十分に考えられます。基礎固めと、共通テスト対策、志望校に合わせた2次対策など受験勉強はやるべきことがたくさんあります。
また高校1年生・2年生のうちから大学受験を見据えて毎日コツコツと勉強を積み重ねている人もたくさんいます。そんな人に打ち勝ち合格を掴み取るには、焦りを感じたその日からスタートを切ることがおすすめです。
高3なのに受験勉強を始められていない理由
高校3年生なのにまだ勉強に本気で取り組めていない人は、このままで大丈夫なのか不安を抱えていると思います。
不安を感じつつも、受験勉強を始められていないのにはいくつかの原因があります。
パターン⒈まだ受験勉強をしないで間に合うと思っている
まずは、まだ受験勉強を本格的に始めなくても間に合うから大丈夫と感じている人です。
模試でB判定取れているから大丈夫だろう。先生が大丈夫と言っているからまだ間に合うだろう。こんなふうに考えていませんか。
第一志望校に受かるために何が必要で、いつまでに何をやればいいのかが明確になっている上で、間に合うと判断している人は大丈夫ですが、漠然とした思い込みで安心している人は意外と多いです。
志望校や大学の情報収集をするところから始めるのがおすすめです。
パターン2.目標が明確になっていない
行きたい大学がなかったり、目指す場所にあまり魅力を感じていないことが原因で、受験勉強が開始できていない人もいます。
「目標が明確になること」と「その目標が魅力的かどうか」がモチベーションに大きく関わってきます。
志望校が明確になっていない人は、オープンキャンパスや大学の情報をインターネットで探してみる。今の志望校が魅力的だと感じられていない人は他の魅力的な大学や選択肢がないかを模索してみるなどの行動をとってみると良いでしょう。
魅力的で明確な目標があることで、自然とモチベーションが湧いてきて勉強に打ち込めるようになるはずです。
パターン3. 勉強習慣が定着していないパターン
目標はあるし、魅力的な志望校だけど勉強を始めるとついついスマートフォンを見てしまって全然勉強に集中できない。そんな勉強習慣が形成できていないパターンの人もいます。
まずは勉強の習慣化ができるようなアクションをとっていきましょう。
具体的には、以下のような行動を習慣化することがおすすめです!
- 小さな目標を立てて、達成する
- 1日の勉強時間を固定する
- 自分が勉強したくなる学習環境をつくる
- ポモドーロテクニックなどタイマーを用いる
- 一緒に勉強する仲間をつくる
- 勉強できたら、ちょっとしたご褒美を用意する
他にも、受験への漠然とした不安を抱えていて勉強が手につかないという人もいると思います。そんな方はぜひこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
受験勉強をスタートさせるためのアクションプラン4選!
それでは、受験勉強を開始するために必要なアクションプランを考えていきましょう。今日から実践できる内容に絞って4つご紹介します!
①まずは5分勉強から
モチベーションは勝手に生まれるものではなく、行動してからようやく生まれるものだと言われています。
受験勉強も同じです。モチベーションがないから勉強できないと考えているのではなく、まずは机に座り5分でいいから勉強を始めてみてください。始めてみると5分→10分→20分とどんどん勉強時間を増やすことができると思います。
②自分の好きな教科から始める
嫌いな勉強をするのは誰しも辛いものです。まず自分の気分が乗りやすい教科の勉強を始めてみてください。1教科勉強を頑張って成果が表れると、他の教科の勉強する辛さが軽減されると思います。
もちろん受験勉強では嫌い、苦手にかかわらず勉強量を増やしていかなければいけませんが、まずは自分の好きな教科に集中して勉強を行い、成功体験を積むという方法もおすすめです。
③勉強の進捗状況を可視化する
自分の勉強の状態をいつでも見えるようにしていくのも良いでしょう。
具体的には、各教科でやることを全てリストアップして、今日はその中でどこをやっているのか。そして何時間勉強に取り組んだのか。このように自分の勉強内容、勉強時間をカレンダーやノートなどに書き留めておきます。
自分の勉強進捗を言語化・視覚化することで、積み上がっている感覚を得られてモチベーションにつながります。
④事前に休憩時間を確保する
なぜ、休憩時間?と思う方もいるかもしれません。
でも多くの人は勉強時間の目標設定をするだけで、休む時間をあらかじめ決めていないケースが多いです。
休憩は決してサボりではなく、効果的に脳を休めるために大切なことです。休まずに勉強ばかりしていると脳が疲れた状態(=勉強の質が悪い状態)に慣れてしまいます。休憩は質の高い勉強をするためにも必ず取るようにしましょう。
目安としては30分のうち5分程度休憩を取るのがおすすめです。
25分勉強して5分休憩するというポモドーロテクニックについてはこの記事でまとめていますのでぜひこちらも合わせてご覧くださいね!
それでも勉強頑張れない人は相談してみよう
アクションプランを読んでも、まだ勉強ができないなと感じている人はぜひ周りの人に相談してみてみてください。
家族や友人、教師などに相談する
信頼できる家族や友人、教師などに今の状態や不安を相談することで、有益なアドバイスをもらえる可能性があります。
友人の頑張っている姿に触発されることもあるでしょう。友達の勉強の様子を聞いてみるのも良いかもしれません。
塾や家庭教師の受験相談を活用する
塾や家庭教師の中には、無料で中高生からの受験相談を行なっている塾もあります。
家族や友人、教師など身の回りの人に相談しにくいなという人は専門的な経験を持つ人に相談してみると、有益なアドバイスをもらえるかもしれません。
168塾では、塾の体験を望んでいない場合でも、中高生からのカジュアルなご相談にも乗っていますので、下記公式ラインからお気軽に受験相談にお申し込みくださいね。
\ 公式ラインで無料学習タイプ診断も /
今からでも遅くない!最後まであきらめない心で頑張ろう
さてここまで高3で受験勉強ができていない人向けに、原因と対処法についてご紹介してきました。
何事もそうですが遅すぎることはありません。今日から地道に意識と行動を変えていけば、合格可能性は高まります。少しずつでいいので今日から勉強を開始していきましょう。