塾に行きたくないんだけど、どうやって親に伝えたらいいんだろう…
親は塾の方針に賛同しているし、話しずらいな…
このようなことを感じていませんか?
この記事では今通っている塾に行くことが辛いなと感じている中高生のために、今すぐに実践できる対処法をまとめましたのでぜひ最後まで読んでくださいね。
・講師との相性や指導スタイルが合わない場合は、変更できるか塾のスタッフに聞いてみよう
・自分に必要なものと、今通っている塾にギャップがある場合は転塾を検討しよう
・不満を抱えているなら、できるだけ早く勉強の環境を変えるのがおすすめ
東北大学教育学部在学中に起業。現在はオンライン個別指導塾168塾の運営を行う。
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1年間の予備校浪人生活を経た後、東北大学教育学部に入学。ベンチャー企業2社で実務経験を積んだ後、浪人時に感じた大手予備校への違和感を基に、「168塾」の立ち上げ・運営。
塾を辞めたいと感じる原因別の対処法
もう塾に行きたくない…。通うのも疲れるし、もう辞めたいな…。
塾に通うことが嫌で、こんな気持ちになっていませんか?
塾を辞めたい原因は人それぞれです。お悩みごと別の対処法をまとめましたので、参考にしてみてくださいね!
塾自体のシステムに関する問題
同級生との関係が良くない
同じ集団の中でどうしても相性が合わない人はいるものです。まずは上手に付き合える方法を探してみて、難しかったらクラスを変更したり、授業のスタイルを変更するなどを検討してみてください。
塾のカリキュラムが難しすぎる場合
カリキュラムが難しい場合は、背伸びをせずに自分に合ったレベルの教材やカリキュラムで勉強していくことが成績向上のために大切です。今のままのカリキュラムで続ける場合は、追加の個別指導を検討したり、自主学習で予習・復習を行うなど学習方法を見直していくことも良い解決策になるでしょう。
塾の指導方法が合っていない場合
集団授業が合う人もいれば、個別指導でじっくり勉強する方があっている人もいます。自分に合ってないなと感じる場合は、変更が可能かどうかを塾のスタッフに相談してみてください。
塾のペースが早すぎる、または遅すぎると感じる場合
勉強のペースが合わない場合はクラスや塾のレベルを下げることをおすすめします。じっくり自分のペースで進めることができる個別指導塾を考えてみても良いでしょう。
塾の先生との相性が悪い、または教師の指導スタイルが合わない場合
個別指導塾の場合、多くの塾では講師の交代が可能です。交代が可能かをスタッフに伝えてみてください。それでも変更されない場合は、転塾を検討されてみてくださいね。
教室が混雑している、騒がしい、または不快な環境である場合
本来、塾は勉強をして成績をあげるための場所であり、友達づくりの場所ではありません。真剣に勉強したいのに、周りが騒がしかったり勉強に集中できない場合は、塾の変更を検討しましょう。
自分自身の内面的な問題
学校の勉強や他の活動で疲れていて、塾に行く元気がない場合
体力的に塾に通うことが辛いと感じる場合もあるでしょう。負担を減らすための方法としてオンライン塾や映像授業で勉強を行う方法もありますので検討してみてくださいね。
塾での成績が思うように伸びないことによる自信がない場合
成績が伸びていないと達成感を感じることができていない場合、まず自分の勉強方法が正しいのかを見極めましょう。次に、勉強時間や参考書の進捗度合いを可視化して、毎日少しでも勉強が進んでいるという達成感を得られるような仕組みをつくることがおすすめです。
身体的または精神的な健康問題が原因で塾に行くのが難しい場合
どうしても塾を続けられない場合は、親御さんと相談して休塾・退塾を検討してみてくださいね。
社交不安などがあり、人前で話すことに恐れを感じる場合
塾で人と話したくないと感じる方は、完全マンツーマンの個別指導塾や映像授業をおすすめします。ほとんどの塾では講師交代が可能なので、相性が悪い場合はいつでも変更が可能です。
そもそも勉強するモチベーションが維持できない場合
モチベーションが維持できない原因として、⑴志望校や目標が明確ではない ⑵目標までの計画が明確ではない ⑶勉強以外の趣味やSNSなど勉強を妨げる要因が多いなどが考えられます。それぞれの原因に応じた対応策を考えていく必要があります。
親と子供の関係に関する問題
親が勉強に対して過干渉でプレッシャーとなっている場合
両親から勉強に対してプレッシャーをかけられている場合も、塾に通ったり勉強をすること自体が億劫になることがあります。仲の良い友人や教師に相談したり、率直に自分が感じていることを両親に赤裸々に話してみても良いかもしれません。
生活スタイルや外部環境に関する問題
学校や他の活動とのバランスが取れず、時間的な余裕がない場合
部活動や学校の行事イベントで忙しく、塾に行くことが負担に感じることもあるかもしれません。その忙しさがずっと続く場合は、自分の中で何を優先するべきかを明確にすることが大切です。部活動や学校での課外活動などの優先度が高い場合、自主学習で勉強ができるような方法を探るのも良いかもしれません。
塾への通学ルートが不便だったり、通学する時間がもったいないと感じる場合
通学する時間にストレスを感じている場合、オンラインで指導を受けられる塾や、オンライン家庭教師などを検討してみても良いかもしれません。自宅にいながら自分のレベルに合わせた指導を受けることができます。
塾に行く代わりにやりたい活動や趣味がある場合
学業と趣味の間でバランスをとるためには、効率的な時間管理が必要です。例えば、ポモドーロ勉強法やタスクリストを作成することで、一日の時間を有効に使うことができます。
目標設定や将来への展望に関する問題
将来への道筋が明確でなく、勉強する意義がわからない場合
勉強する意義がわからない場合、例えば以下のような問いに対する答えを考えてみましょう。
- 学校で学ぶことが将来の自分にどのように役立つと思いますか?
- 5年後、10年後に自分がどうなっていたいか想像できますか?
- もし失敗を恐れることなく、どんな夢でも追い求められるとしたら、何を選びますか?
- 自分自身のやる気を高めるために、どのような方法を試してみるのが良いと思いますか?
このように自分の将来を見つめ直し、なぜ受験勉強をする必要があるのかを考え直してみてください。わからない場合は信頼できる先生や友人、先輩などに相談してみても良いかもしれません。
塾に通う目的や自身の目標が明確でない、または達成可能と感じられない場合
塾に通う理由は人それぞれ異なりますが、代表的な理由として以下のようなものが挙げられます。
・学習スケジュールの管理
・わからない問題の解決
・勉強のモチベーションを高めるため
・自習スペースを確保するため
・最新の受験情報を得るため
まず自分の中でなぜ今の塾に通っているのかを言語化してみて、自分に必要なものと今通っている塾にギャップがある場合は転塾することを検討してみると良いでしょう。
退塾を考えた時に見て!自分の親に話す時のチェックリスト
親への話し方は以下のポイントに注意してください。
- 感情的にならずに冷静に自分の気持ちを伝える
- 事前に塾を辞めたい理由を整理しておく
- 親が落ち着いて時間を取れるタイミングで話をする
- 塾を辞めた場合の時間活用方法や学習計画、プランを示す
- 親の意見や考え方もしっかり聞く
まずなるべく感情的にならずに、なぜ今の塾を辞めたいと考えているのかいついて自分の考えを整理して伝えてみましょう。
ただ辞めたいと伝えるだけでなく、退塾後、どのように勉強を進めていくのかを計画を詳細に伝えることができると、逃げの選択ではなく、前に進むための選択であると理解をしてもらいやすくなります。
また親が落ち着いているタイミングで話をすることや、親の意見や反論も受け入れた上で話し合いをすることも大切なので意識してみてくださいね。
今すぐ転塾や勉強のやり方を変えよう!
最後まで記事を見ていただきありがとうございます。
中学・高校の3年間のうち受験勉強に使える時間は限られています。
今通っている塾に不満があり、どうしても通いたくないと感じる場合は、早く行動することをお勧めします。自分に最適な学習環境を見つけ出し、学習効率を高めていきましょう!