東京女子大学の入りやすい学部はどこ？おすすめの学部を徹底解説！

東京女子大学という志望校はあっても、まだ学部が絞り切れていないという人は多いのではないでしょうか。

同じ大学でも学部によって倍率や入試の難易度は異なります。志望校への合格率を高めるためには、戦略的に学部や学科を選ぶことも大切です。

学部や学科の特徴についてもまとめているので、学部学科選びで迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。

東京女子大学とは

受験するうえで大学についてしっかり情報を調べておくことは大切です。実際に通っている学生からのリアルな口コミも紹介するので、進学後に充実したキャンパスライフが送れるイメージが湧くかどうかを確認しておきましょう。

東京女子大学の特徴

東京女子大学は、首都圏にある女子大学の中でも人気の高い大学です。キリスト教精神に基づく教育を実践しており、緑にあふれる伝統的なキャンパスが特徴となっています。

学部は現代教養学部のみで、リベラルアーツ教育や少人数教育を通して学生一人ひとりの論理的思考力や課題発見・解決力を養うことができます。

また、多彩なキャリア支援プログラムが設けられているのも魅力です。

年間150回にもわたるキャリアに関するセミナーや講座を開催しており、自分のキャリアについてじっくり考えられる機会も用意されています。就職面でのサポートが手厚いのも東京女子大学が多くの学生からの人気を集めている理由の一つです。

学生からの評判

そこでここでは、実際に通っている学生からのリアルな声を紹介していきます。大学選びの参考にしてみてくださいね。

(出典：みんなの大学情報)

【学科別】東京女子大学の難易度と特徴

学科ごとの偏差値や入試方式、共通テストの得点率についてまとめて紹介していきます。学科決めにまだ迷っているという人はぜひ参考にしてみてください。

現代教養学部　人文学科

東京女子大学の現代教養学部　人文学科では、伝統的かつ歴史的な研究に加え、多様で現代的なテーマにも目を向けて学びを深めていきます。

哲学・日本文学・歴史文化・英語圏文化の4つの専攻が用意されており、各専攻でより専門的に学べるのが特徴です。また、それぞれの専攻での学びはもちろん、他専攻との学びをつなげることで人文学そのものの理解と可能性の追求を実践しています。

現代教養学部　国際社会学科

東京女子大学の現代教養学部　国際社会学科では、世界で起きている様々な事象について多種多様な学びを通じて、広い視野から国際的な課題に向き合う教育を行っています。

1年次～2年次までは基礎から応用まで幅広く学び、3年次からはより専門的なコースに分かれて専門分野を深く学べるのが特徴です。

入試方式	受験科目	偏差値	倍率	共通テスト得点率
英語外部検定利用型	国語・外国語・数学、地歴から選択	62	9.3	ー
個別学力型	国語・外国語・数学、地歴から選択	60	5.2	ー
共通テスト3教科型	国語・外国語・数学、地歴公民、理科、情報から選択	65	24.9	74％
共通テスト5科目型	国語・外国語・数学、地歴公民、理科、情報から選択	65	7.8	74％

現代教養学部　経済経営学科

東京女子大学の現代教養学部　経済経営学科では、経済学・経営学・地域デザインの分野について学びます。

理論と実践の双方から学びを深めながら、複雑化している現代社会の諸問題について研究するのが特徴です。アクティブラーニングにより、豊富な知識と経験を得られます。

入試方式	受験科目	偏差値	倍率	共通テスト得点率
英語外部検定利用型	国語・外国語・数学、地歴から選択	64	20.2	ー
個別学力型	国語・外国語・数学、地歴から選択	60	6.2	ー
共通テスト3教科型	国語・外国語・数学、地歴公民、理科、情報から選択	64	29.8	72％
共通テスト5科目型	国語・外国語・数学、地歴公民、理科、情報から選択	61	16.3	75％

現代教養学部　心理学科

東京女子大学の現代教養学部　心理学科では、認知心理学・社会心理学・発達心理学・臨床心理学の4領域から多角的に心理学について学びを深めていきます。

実験や調査などが多々あり、自分でデータを収集をして統計的に実証研究を行うのが特徴です。公認心理師資格にも対応しているため、卒業時には資格取得が見込めます。

入試方式	受験科目	偏差値	倍率	共通テスト得点率
英語外部検定利用型	国語・外国語・数学、地歴から選択	64	16.7	ー
個別学力型	国語・外国語・数学、地歴から選択	60	7.8	ー
共通テスト3教科型	国語・外国語・数学、地歴公民、理科、情報から選択	63	35.2	74％
共通テスト5科目型	国語・外国語・数学、地歴公民、理科、情報から選択	61	19.3	72％

現代教養学部　社会コミュニケーション学科

東京女子大学の現代教養学部　社会コミュニケーション学科では、社会学・心理学・メディア学・情報デザインなどの専門分野を幅広く横断的に学ぶのが特徴です。

また、少人数制の授業で社会調査の技法や統計分析などを学べるため、実践に役立つ情報活用の手法も習得できます。複雑化する今日的課題に対応する力の獲得を目指した指導が行われています。

入試方式	受験科目	偏差値	倍率	共通テスト得点率
英語外部検定利用型	国語・外国語・数学、地歴から選択	64	20.5	ー
個別学力型	国語・外国語・数学、地歴から選択	60	5.3	ー
共通テスト3教科型	国語・外国語・数学、地歴公民、理科、情報から選択	63	20.8	75％
共通テスト5科目型	国語・外国語・数学、地歴公民、理科、情報から選択	62	14.3	72％

現代教養学部　情報数理科学科

東京女子大学の情報数理科学科では、現代の情報科学において必須であるAIやデータサイエンスの技術を学び、習得できるのが特徴です。

「いかなる学問にも数理的能力は必要」という第2代学長の信念に基づき、論理的な思考力を養い、ICT社会で活躍できる人材の育成を目指しています。

入試方式	受験科目	偏差値	倍率	共通テスト得点率
英語外部検定利用型	外国語・数学・理科	52	10	ー
個別学力型	外国語・数学・理科	51	2.6	ー
共通テスト3教科型	外国語・数学・理科、情報から選択	54	40	65％
共通テスト5科目型	国語・外国語・数学・地歴公民、理科、情報から選択	52	17.7	62％

東京女子大学で入りやすい学科

ここからは、比較的入りやすいとされている学科について詳しく解説していきます。受験する際の参考にしてみてくださいね。

情報数理科学科

東京女子大学の中で、偏差値・倍率ともに相対的に見て低くなっているのが情報数理化学科です。その理由として、他の学科とは異なる入試科目になっていることが挙げられます。

たとえば、他の学科では必須科目として国語が含まれますが、情報数理科学科では国語の代わりに数学や理科が必要となっています。

受験科目が対応可能なのであれば、入りやすい学科となっているので検討してみるのがおすすめです。

人文学科　

入りやすい学部学科の一つとして、現代教養学部人文学科も挙げられます。人文学科の中でも特に狙い目なのが日本文学専攻です。他の学部学科と比較すると倍率が比較的低く、東京女子大学への入学を希望するのであれば入りやすい学科と言えるでしょう。

入試科目については他の学部学科と大きく違いはありません。文系科目での受験を予定している学生であれば対応できる方式となっているため、チャレンジしやすいのもおすすめのポイントです。

ただし、専攻が細分化されているため、倍率や難易度だけではなく学問についてもチェックしたうえで受験しましょう。興味関心がない専攻を安易に選んでしまうと、せっかく入学しても充実した日々を過ごしにくくなります。

東京女子大学に入りやすくするための対策

取り組み方次第で合格の可能性が高められますので、ぜひ参考にして取り入れてみてくださいね。

1.各学科の入試出題傾向に合わせて対策をする

入試の出題傾向は同じ大学であっても学部や学科によって異なります。一般的には国際系の学部であれば、同じ英語の入試でも長文読解問題が大部分を占めていたり、難易度が高かったりするケースが多いです。

たとえ模擬試験の合格判定や偏差値が低くても、志望校の入試問題との相性さえ良ければ得点率が上がり、結果的に合格を勝ち取ることもあります。

そのため、志望校が決まったら入試の出題傾向を分析したうえで、戦略的に受験勉強することが大切です。自分で分析するのが難しい場合には、学校や塾の先生などのプロに相談してみましょう。

2.得意を活かせる受験方式を選ぶ

同じ大学を受験する場合でも、自分にとって有利な受験方式を選択することで合格の可能性を高めることができます。

たとえば、英語の得点を2倍に換算するといった傾斜配点があったり、受験科目が選択式になっていたりする場合があります。

総合型選抜を利用すれば筆記試験を受けずに挑戦することも可能です。東京女子大学の場合には、小論文・グループディスカッション・面接で合否が決められる総合型選抜があります。

また、英検・TEAP・CBTを利用できる「英語外部検定試験利用型」の一般入試の受験方式も用意されています。

3.早めに受験対策をスタートする

大学入学を目指すなら、早めに対策を始めましょう。高校3年生＝受験生という認識の人も多いかもしれませんが、3年生からスタートするのではやや遅いです。

高校受験が終わったと同時に大学受験に向けてコツコツと準備をしている人も少なくありません。まだ志望校が決まっていないという人でも、基礎学力は早めに定着させてしまうのがおすすめです。いざ志望校が決まったときに、志望校に合わせた対策に手中しやすくなります。

客観的に現状を把握できれば、苦手箇所を一つずつ復習していくなど、やるべきことが明確になっていきますよ。

自分が学びたいことが学べる学部を目指そう！

この記事では、東京女子大学の中でも入りやすい学部学科について紹介してきました。倍率や入試の出題傾向などをきちんと把握したうえで、戦略的に受験に臨むことで合格の可能性を大幅に高めることが可能です。

ただし、入りやすさだけを基準にして大学選びをするのはおすすめできません。

なぜ東京女子大学に入りたいのか、どんなことを学びたいのかを自分の中で考えることを忘れないようにしましょう。やりたいことと入りやすさが一致できれば、あとは十分に受験戦略を練って対策を進めるだけです。

早めに学校情報の収集や受験勉強をスタートさせて、東京女子大学合格を目指しましょう！

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