【私立専願3ヶ月で明治大学へ】「一度落ちたからこそ本気になれた」——東北大学AO不合格後の勉強法とは?K・Tさんインタビュー

東北大学AOⅡ期に挑戦するも不合格。それでも気持ちを切り替え、私立専願へと舵を切ったKさんは、3ヶ月という短い間で対策を行い明治大学情報コミュニケーション学部に合格しました。その受験の道のりを詳しく追っていきます。
合格最低点を超えられない状況から一転 ——諦めていた試験で掴んだ合格
Q. 合格した当時の率直なお気持ちを教えてください。
過去問を20年分解いたのですが、合格最低点を全く超えられず、常にマイナス30点ぐらいの状況でした。正直、残り1週間は諦めの気持ちが強かったです。同じ大学の農学部は合格最低点を超えていたので、そちらなら受かるかもという気持ちでいました。
その農学部の受験が情報コミュニケーション学部の合格発表と同じ日で、帰りの新幹線の中で結果を見ました。受かるとは思っていなかったので驚きが勝りましたし、本当に嬉しかったですね。
Q. 情報コミュニケーション学部では、どのようなことが学べるのでしょうか?
プログラミングといった理系の内容から、哲学・宗教・文化といった社会学的なことまで、幅広い学問に触れることができます。
また、必修が少ないので、自分でカリキュラムを組んで自由に学べる点に、魅力を感じました。
Q. 入学後は、どのような内容を学びたいですか?
小学生からプログラミングを習っているので、プログラミングはやりたいと考えています。
また、実家がお寺で、自分が跡を継ぐ予定です。一般的には、寺院の跡継ぎは仏教系の大学に進学して勉強するのですが…。
私は他の宗教を学んだり、海外に行って色々な文化に触れたりしながら、さまざまな観点から日本の仏教を改めて捉え直したいと思っていました。そのため、この学部を選びました。
「大学って落ちるんや」——東北大AO不合格が教えてくれた、本気に挑むということ

Q. 元々は東北大学を志望されていたそうですが、選んだきっかけは何でしたか?
家族で東北を旅行する機会が多く、祭りといった文化が個人的に好きで面白いと感じていました。東北大学では、東北という地でフィールドワークをしながら研究できると感じ、志望していました。
あとはもう単純に、東北のご飯がおいしいから、という理由もありましたね。
そのため、最初は東北大学の文学部を考えていたんです。ただ、オープンキャンパスで見学をして、最終的に教育学部に志望を変えAOⅡ期に挑戦しました。
Q. AOⅡ期対策として、どのような勉強をされていましたか?
英語はとにかく苦手でした。対策としては、AOⅡ期の過去問をゲットしては解いて、担当コーチに見てもらうという繰り返しでした。あとは、単語や熟語を日々習慣化して行っていました。
国語は、小論文と資料読解が中心で、元から得意でした。添削を頼み、フィードバックをもらいながら弱点をつぶしていきました。また、弱点ノートを自分で作って、論理的思考力を鍛えることを意識して取り組んでいました。

Q. AOⅡ期の結果が出た際のお気持ちはいかがでしたか?
受験で落ちるという経験がこれまであまりなかったので、正直受かるだろうと思い込んでいました。過去問を徹底的に研究していた自信もあったので、落ちた時は本当にショックでした。「大学って落ちるんや」「舐めてたわ」と思いましたね。
案外立ち直りは早く、次の日には「切り替えよう」という気持ちになりました。ただ、この先どうしようという絶望も同じく感じていました。
Q. 東北大学の一般入試も検討しましたか?
東北大学を一般入試で受けることも、結構考えていました。
ただ、私が通っている高校は、定期テストのない特殊なコースでした。日々知識を詰め込むような指導スタイルではなかったので、共通テストを受けて国公立大学に進学するというのはなかなか難しい選択でした。
例えば、東北大学を受けようとなったら6教科8科目の共通テストが必要で、正直無理だと思いましたね。
Q. 私立専願に踏み切ったのは、どういうタイミングでしたか?
決定打になったのは、共通テストを受けるかどうかを高校で決めた時です。そこで受けないと決断しました。
国公立大学の可能性を断ち切った時に、「私立一本で勝負するんだ」という覚悟が決まった感じがしました。そこから、折り合いがちゃんとつくようになりました。
Q. その決断をするにあたって、どんなアドバイスをもらいましたか?
友人にはあまり言えず、コーチと親に相談しました。
コーチには、東北大学に受かることがいかに難しいかという話と、浪人がいかにキツイかという話をしてもらいました。自分自身も浪人は無理だと思っていたので、背中を押してもらえたような気分でした。
その選択は、今となっては本当に良かったと思っています。
自分を焦らせる工夫——点数確認と弱点管理で生み出した、独自の勉強法
Q. 私立専願に切り替えてから、勉強への取り組み方で変えた点はありましたか?
まず、勉強時間は増えました。終盤は、毎日8時間はやっていましたね。
もう1つ変えたのは、自分を焦らせる工夫をしたことです。受験まで何日かを示すカレンダーをめくったり、過去問で今何点足りないかをシビアに確認したりして、現実感を持って取り組むようにしました。私立大学は点数配分がある程度分かるので、自分に厳しくすることができました。
あとは、本気度が全然違いましたね。一回落ちないと、本気で勉強できないんだなということを実感しました。さらにスイッチが入った感じがしました。
Q. 特に効果的だった教材や勉強法を教えてください。
政治経済は『メモライズ政経』という参考書が本当に良かったです。全範囲が100ページほどにまとまっていて、図や比較で分かりやすく整理されています。この参考書を約2週間で仕上げて、あとは過去問を解いていました。
また、弱点管理として、間違えた問題を全部タイピングしてパソコンに入力し、見返し続けるという方法を取っていました。だいたい100問以上は記録していたと思います。

Q. 苦手科目であった英語は、どのように対策していましたか?
正直、英語は最後まで苦手でした。
苦手なりに言うとすれば、単語・熟語・英文解釈の3つを固めておくことは非常に大切です。その3つを固めてから、英文に慣れることが大切ですね。
受験期を振り返っての反省は、英文の音読をしなかったことです。音読をしておけば、もう少し英文に慣れることができたはずだと感じています。例えば文章を読む際に、例示やまとめは意識して読むといったテクニックを、身につけることができなかったのが反省点でした。
志望校によっても対策が違うので、問題形式に合わせて必要なことをやり、そこから試行錯誤するのも大切な力だと思っています。

Q. 情報コミュニケーション学部の試験当日はいかがでしたか?
実は、前日に英語の過去問を解いてみたら3割しか取れず…。「無理だ」と思ったのですが、「明日の問題は当たるかもしれない」と最後まで信じて挑みました。
当日は、大問2と大問3から解くという作戦を取りました。大問3を残り5分で解いたんですが、自己採点をしたら奇跡的に全部合っていて。運がすごく良かっただけかもしれないですが、戦う土俵には立てていたのだと思いました。
「落ちてもその道を正解にする」——受験期を経て後輩に伝えたいこと

Q. 当塾を選んだ理由を教えてください。
日々の記録に毎日フィードバックが返ってくるというシステムが良いと感じたからです。
168shareで毎日記録しなければならない分、ちゃんと勉強しようという気持ちになれる。モチベーションを維持できたのはそのシステムが大きいと思っています。
またAO入試の対策から一般入試への急なシフトチェンジまで、自分の状況に合わせて柔軟に、かつ毎日並走してくれる環境はありがたかったですね。
Q. 受験期を振り返って、コーチの存在はどうでしたか?
英語が苦手でずっと悩んでいた時も、コーチが「大丈夫、私も落ちてるけどなんとかいったよ」とすごくポジティブに返してくれました。
苦手なりに英語の単語帳・熟語帳を続けられたのはそのコーチのおかげだと思っています。そのサポートがなかったら、AOⅡ期で戦える土俵にすら立っていなかったと思います。
自分を見てくれる大人がいることが、強い安心感に繋がりました。受験直前の面談でも、「頑張って、いけるよ」と言い続けてくれて、それがすごく心の支えになりました。
Q. これから受験を迎える後輩に向けて、メッセージをお願いします。
やっぱり、「自分の道を信じて頑張れ」と言いたいです。国公立大学に少しでも行きたい気持ちがあれば、直前までそちらに注力するべきだと思います。そして、共通テストを受けるかどうかを決めるタイミングで、無理だと判断してから私立大学に切り替えた方が後悔が少ないとも感じています。
明確な理由がなくても、直感で行き先を決めていいと思います。僕も、「東北のご飯がおいしいから」というところから、東北大学への興味が広がっていったので。まずは自分で志望校を設定してみて、少しずつ努力してみることが大事だと思います。
そして、落ちた時に「その道を正解にしてやるんだ」という気持ちに切り替えられるかどうかが、一番大切なことだと思います。
また、最初から受験勉強を真っ直ぐに頑張れることが必ずしも正義ではないとも感じています。大事なのは、気づいた時にいかにギアを入れられるか。「なんとかしてみせる」という強い気持ちを持って、自分の支えを作りながら少しずつ頑張ってください!
ここまで読んだあなたへ。
大学受験では、
「情報を知っているか」よりも、
日々の勉強が正しい方向に積み上がっているかが結果を左右します。
大切なのは、
今の学習や計画が 「自分の状況に合っているか」 を
一度立ち止まって確認することです。
今のあなたは、次の問いに即答できますか?
- 今の成績・志望校を踏まえて、今やるべき勉強の優先順位は明確ですか?
- 今、受験までの長期計画を持って勉強できていますか?
- このまま続けて、ちゃんと前に進んでいる実感はありますか?
1つでも迷ったなら、
学習の整理が必要なサインです。
\今の勉強や計画が、ズレていないかを確認するために /
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