東進って月謝じゃないらしいけど、1年でいくら払うことになるんだろう…
東進は、毎月決まった月謝を払う形ではなく、入学時に必要な講座を申し込み、学費を一括で払う形です。そのため、広告やパンフレットの金額を見ても、自分の場合の合計がつかみにくいですよね。
この記事では、東進の公式サイトに載っている2026年度の学費をもとに、入学金・担任指導費・受講料・模試費の4つの中身と、直営の東進ハイスクールとフランチャイズの東進衛星予備校の違い、講座数ごとの参考計算、入学前に聞いておきたいこと、塾ナビの口コミまでを高校生・受験生向けに整理します。
- 東進の学費は入学金+担任指導費+受講料+模試費の合計。2026年度は入学金33,000円・通期講座1講座85,800円(税込)
- 東進ハイスクールと東進衛星予備校で公式の金額はほぼ同じ。違いは、ハイスクールだけ高3生が単科3講座以下なら担任指導費33,000円になる点
- 口コミでは映像授業と担任の面談・進み具合の確認が評価され、一括払いの負担と講座が増えていくことを気にする声が多い
※#スタシェアは、オンライン学習管理塾「168塾」と同じ株式会社sharedが運営しています。東進(運営は株式会社ナガセ)の情報は公式サイトの記載をもとに書いています。金額はすべて税込です。出典は記事の最後にまとめました。

独学で東北大学医学部に現役合格。指導経験の中で、“塾外の時間”の使い方こそが成績向上の鍵だと気づき、168時間に着目したオンライン学習管理塾「168塾」、東北大専門塾「Elevate」を創設。全国の受験生を支援している。
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現在は東北大学大学院加齢医学研究所にて、脳科学と教育を融合させた研究を行うと同時に、東北大学病院 認知症外来で診療に携わる現役医師でもある。学術と現場の両視点から、「自走力を育む学習法」の確立を目指し、受験にとどまらない“生きるための学び”を提唱。

東北大学教育学部在学中、自身の浪人体験から、モチベーション支援や学習戦略の大切さに気付き、オンライン学習管理塾「168塾」と東北大専門塾「Elevate」を共同創設し、IT技術を活用した学習管理で全国の受験生を支援している。
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現在は教育メディア「#スタシェア」の運営を行いながら、プロダクト開発と現場支援を両輪に、学びの選択肢と質の向上に取り組む。
東進ってどんな予備校?ハイスクールと衛星予備校の違い
- 運営:株式会社ナガセ(本社は東京都武蔵野市)。大学受験部門の東進は、直営校の東進ハイスクールとフランチャイズの東進衛星予備校の2つのブランドで、全国に1,100校以上ある
- 授業の形:講師の授業を映像で受ける形。1講座は90分×20回などで、毎回の授業のあとに確認テスト、全部受けたあとに講座修了判定テストがある
- レベル:中学範囲の復習から最難関大レベルまで12段階から講座を選ぶ
- 担任指導:担任・担任助手が学習計画づくりを見る。5〜6人程度の生徒で1週間の学習計画を共有するチームミーティングもある
- 受講場所:申し込んだ校舎で受講する(ほかの校舎では受けられない)。東進生は自宅での受講もできる
- 入学の条件:入学時学力診断テスト(無料)で入学基準点に達することが必要。直近の東進模試の成績で代えることもできる
出典:東進 入学案内・株式会社ナガセ 事業内容・株式会社ナガセ 会社概要
東進ハイスクールはナガセが直接運営する校舎で、会社概要では東京・神奈川・埼玉・千葉を中心に、茨城・静岡・奈良にも校舎があります。東進衛星予備校は、ナガセがフランチャイズ本部となって全国の塾と契約し、東進ハイスクールの講師の授業を配信する形で1992年に始まりました。会社概要では、フランチャイズ加盟校は1,000校です。
| 東進ハイスクール | 東進衛星予備校 | |
|---|---|---|
| 運営 | 株式会社ナガセ(直営) | 加盟校(地域の塾など)。ナガセがフランチャイズ本部 |
| 校舎のある地域 | 首都圏が中心(ほかに茨城・静岡・奈良) | 全国(加盟校1,000校) |
| 授業 | 同じ東進の講師の映像授業 | 同じ東進の講師の映像授業 |
| 公式の学費の表 | 入学案内の東進ハイスクールのタブ | 入学案内の東進衛星予備校のタブ |
| 担任指導費(高3生) | 77,000円。単科3講座以下なら33,000円 | 77,000円(3講座以下の減額の記載なし) |
東進衛星予備校は校舎ごとに運営する会社が違います。公式の学費は全国の表として出ていますが、公式サイトも詳細は近くの校舎に問い合わせるよう案内しているので、申し込む校舎で金額と条件を確かめましょう。
東進は映像授業を受けて力をつける予備校なので、受けた講座の復習や演習を家で毎日どう進めるかも、あわせて考えておきたいところです。毎日の勉強の進め方まで見てほしい人は、下の診断で合う塾を確かめてみてください。
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東進の料金|2026年度の入学金・担任指導費・受講料・模試費

授業料のほかに、何にお金がかかるの?
東進の公式サイトでは、入学時に必要な学費は、入学金・担任指導費・受講料・模試費の4つの合計と説明しています。2026年度の金額は次のとおりで、東進ハイスクールと東進衛星予備校で同じ金額です(担任指導費の単科3講座以下の扱いだけが違います)。
| 項目 | 2026年度の公式の金額(税込) |
|---|---|
| 入学金 | 33,000円。初年度だけ。次の年度に継続手続きをせず再入学する場合はまたかかる |
| 担任指導費 | 高3生77,000円、高2生以下44,000円。年度ごとにかかる。東進ハイスクールは高3生が単科3講座以下なら33,000円 |
| 通期講座の受講料 | 単科1講座(90分×20回ほか)85,800円。とる講座の数だけかかる。テキスト代を含む |
| 模試費 | 受験生29,700円、高2生14,850円、高1生・高0生12,650円。定額で年度ごとにかかる |
| 通年講習講座 | 90分×5回+講座修了判定テスト1回で21,450円、90分×10回+講座修了判定テスト1回で42,900円 |
| 志望校通期ユニット | 講座を多く申し込むときのセット。費用を軽くできるとされるが、金額は公式サイトに記載なし(校舎で案内) |
高速基礎マスター講座(英単語や計算などの基礎をオンラインで固める講座)と、情報Ⅰプログラミングノックも、通期講座1講座(85,800円)として申し込めます。東進ハイスクールの受講料には、確認テストと講座修了判定テストの受験料、テキスト代、学力POS(学習管理システム)の費用が含まれると書かれています。
支払いは一括払いが基本で、分割を希望する場合は指定のローンを校舎の窓口で案内されます。申し込みの受付日から7日以内に、銀行振込やクレジットカードなど校舎が指定する方法で払い、入金が確認されてからテキストが届きます。
1年でいくらになる?講座数ごとの参考計算
東進の初年度の学費は、入学金+担任指導費+受講料(85,800円×講座数)+模試費で計算できます。高3生(受験生)が通期講座を1・3・5講座とった場合を、公式の金額で計算すると次のとおりです。
| 高3生がとる講座数 | 東進ハイスクール | 東進衛星予備校 |
|---|---|---|
| 1講座 | 181,500円 | 225,500円 |
| 3講座 | 353,100円 | 397,100円 |
| 5講座 | 568,700円 | 568,700円 |
3講座までは東進ハイスクールのほうが担任指導費の分(44,000円)低く、4講座以上は同じ金額になります。高1生・高2生の場合は、担任指導費が44,000円、模試費が高2生14,850円・高1生12,650円になるので、3講座で高2生349,250円、高1生347,050円です(参考計算・初年度)。


この計算は、とる講座が決まっている場合の目安です。高3生は6月ごろから過去問演習講座などの志望校対策の講座が加わるため、口コミでも、あとから講座が増えて金額がかさむという声が目立ちます。講座を多くとるなら志望校通期ユニットのほうが費用を軽くできると公式に書かれているので、単科で積み上げた金額とユニットの金額の両方を出してもらいましょう。
「高いか安いか」は、ほかの塾・予備校と同じ条件で見積もりを取って比べるのが確実です。そろえるのは、学年、受ける科目の数、受講の量(講座数や週の回数)、そして授業料以外も含めた1年の合計の4つです。
入学前の面談で聞いておきたい5つのこと
- 受験までに必要な講座の全体(高3の6月以降に加わる志望校対策の講座も含めて)と、その合計額
- 単科で申し込む場合と志望校通期ユニットの場合の金額の違い
- 入学する時期による担任指導費・模試費の金額
- 分割払いのローンを使う場合の条件と手数料
- クーリング・オフと途中でやめる場合の扱い(公式サイトでは校舎に問い合わせるよう案内)
入学までは、入学時学力診断テストを受け、その結果をもとに面談で受講する講座を決め、申し込んで学費を払う流れです。いきなり申し込む前に、1日体験で授業を受けてみることもできます。
1日体験では1コマ90分の授業を最大2講座まで無料で体験できます。入学を希望する場合は、入学時学力診断テスト(無料)を受けます。
テストの結果をもとに面談し、志望校に合格するための講座を一緒に考えます。ここで、講座の数と合計額を確かめましょう。
受講を希望する校舎で申し込み、受付日から7日以内に学費を払います。入金が確認されると校舎にテキストが届き、受講が始まります。
東進の3つの強み
強み① 自分の予定に合わせて映像授業を進められる
授業は映像なので、決まった時間割に合わせる必要がありません。公式サイトでは、学校や他の予備校で1年かけて学ぶ内容を、最短2週間〜1か月で修了できると説明しています。部活や学校行事が忙しい時期は少なめに、休みの時期にまとめて進めるといった組み方ができ、東進生は自宅でも受講できます。
強み② 確認テストで理解してから次へ進む仕組み
毎回の授業のあとに確認テストがあり、正答率80%以上のS判定で次の回に進める仕組みです。講座を最後まで受けたら講座修了判定テストを受けます。映像授業でも、分かったつもりのまま先へ進みにくい形になっています。
強み③ 保護者も学習の状況を確かめられる
学習管理システムの東進学力POSでは、保護者も登校した日や時刻、講座の進み具合、東進模試の結果を自宅から見られます。登下校を知らせるメールの設定もでき、父母会や面談、電話でも学習状況が伝えられると公式サイトに書かれています。
東進の口コミ・評判



実際に通っている家庭は、料金をどう感じているのかな?
塾ナビ「東進ハイスクールの口コミ/評判」では総合評価が3.42点(1,890件)、塾ナビ「東進衛星予備校の口コミ/評判」では3.37点(3,631件)で、項目別の料金の評価はどちらも2.6点です。高校生の口コミを新しい順に100件ずつ見ると、東進ハイスクール(2026年3月〜10月の投稿)は3.5点以上が59件、3.0〜3.25点が27件、2.75点以下が14件、東進衛星予備校(2026年5月〜10月の投稿)は3.5点以上が59件、3.0〜3.25点が28件、2.75点以下が13件でした。
料金の欄では、高いと感じる声が多い一方で、映像授業を見返せることや担任のサポートを考えると見合っているという声もあります。ここでは両方のブランドから、良い評価と気になる評価を選びました。
東進ハイスクールに通う高校生の保護者(2026年6月、週5日以上、4.00点)
- 質の高い授業と生徒への心のケアがあり、見合った金額だと感じた
- 週1回の面談で話を聞いてもらえ、困ったときも相談に乗ってくれた
- 自分で進む速さを決められるので、学校行事に合わせられた
東進ハイスクールに通う高校生の保護者(2026年5月、週4日、3.75点)
- 最初は少し高いと感じたが、映像授業を何度でも見返せて自習室も毎日使えたので、料金に見合っていた
- レベルに合わせて授業を選べ、苦手な数学も基礎から段階的に学べた
- 混む時間帯は自習席が埋まることがあった
東進ハイスクールに通う高校生の保護者(2026年9月、週5日以上、3.25点)
- 必要がなさそうな講座もセットにされている感じがした
- 入塾時の見積もりと、通い始めてからの見積もりの額が2倍以上違って驚いた
- 向いていそうな講師の講座を選べた点はよかった
東進衛星予備校に通う高校生の保護者(2026年9月、週3日、4.50点)
- 料金は高いと思うが、映像授業が分かりやすく、カリキュラムを組んでチェックしてもらえるので安心できる
- 進み具合を毎週確かめてくれ、週ごとにスケジュールを決めて取り組んでいる
- 保護者との面談もあり、状況を共有できる
東進衛星予備校に通う高校生の保護者(2026年6月、週5日以上、3.75点)
- 年度の途中で入っても1年分を払う必要があった
- 最初に高い見積もりを示され、高いと伝えると下の見積もりも出してもらえた
- 面談をしてくれた人は経験が豊富で安心できた
東進衛星予備校に通う高校生の保護者(2026年7月、週5日以上、2.75点)
- 支払い方法が一括払いだけだった
- 受験の方法に迷っていると、多くの講座の受講が必要になる
- 子どもの様子をLINEや管理システムで知らせてくれる
口コミ全体では、映像授業の分かりやすさと担任の面談・進み具合の確認は評価が高く、気になる点は一括払いと講座が増えていく費用に集まっています。
- 映像授業が分かりやすく、何度でも見返せる
- 面談や進み具合の確認で放っておかれない
- 自分の予定に合わせて受講を進められる
- 自習室を使える
- 一括払いで一度に払う額が大きい
- あとから講座が増えて金額がかさむ
- 最初の見積もりと後の見積もりの差
- 本人のやる気がないと進まない



口コミで目立つのは、最初に聞いた金額と、受験までに実際に払った金額の差への戸惑いです。入学前の面談では、高3の入試直前までに必要になりそうな講座を全部挙げてもらい、その合計で予算と比べておくと安心です。
東進の料金についてよくある質問
毎日の勉強の進め方まで見てほしいなら、168塾がおすすめ!


映像授業で講座を進める予備校とは別に、毎日の勉強の進め方そのものを見てもらう方法もあります。そのひとつが、#スタシェアを運営する株式会社sharedのオンライン学習管理塾「168塾」です。
168塾は、志望校から逆算して毎日やるべきことを決め、週1回60分の面談と毎日の声かけ・進捗確認で合格まで伴走するオンライン塾です。講座を買い足すのではなく、手持ちの参考書も含めた毎日の勉強の計画と実行を見ることに力を入れている点が違います。
東進の公式サイトの記載と、168塾の公式な料金表記を並べると次のとおりです。料金の決まり方が違うので、金額だけでは単純に比べられません。
| 東進 | 168塾 | |
|---|---|---|
| 通い方 | 東進ハイスクール・東進衛星予備校の校舎(東進生は自宅受講も可) | オンライン(校舎なし) |
| 料金 | 年度ごとに一括。通期講座1講座85,800円×講座数+担任指導費・模試費 | 月45,800円〜(税込。学年・プランで異なる) |
| 入会金 | 33,000円(初年度のみ) | 33,000円(税込・初回のみ) |
| 授業 | 東進の講師の映像授業(講座ごとに申し込む) | 希望制のオプションで個別授業1回80分8,000円(税込) |
| 管理 | 担任・担任助手の指導、チームミーティング、学力POS | 1日単位の学習計画作成・毎日の進捗管理・週1回60分の面談 |
| お試し | 1日体験(90分の授業を最大2講座) | 無料相談のあと7日間の無料体験 |
有名講師の映像授業を自分のペースで受けたいなら東進、講座の数を増やすより毎日の勉強の進め方をまとめて見てほしいなら168塾が合います。同じ条件(学年・科目数・期間)で1年の合計を比べてみてください。168塾のコースと料金は「168塾のコース・料金」で確認できます。
まとめ|東進の料金は「受験までに必要な講座の合計」で考える
東進の2026年度の学費は、入学金33,000円、通期講座1講座85,800円、担任指導費(高3生77,000円・高2生以下44,000円)、模試費(受験生29,700円など)の合計です。東進ハイスクールと東進衛星予備校で基本の金額は同じで、ハイスクールだけ高3生の単科3講座以下に担任指導費の減額があります。
入学前の面談では、受験までに必要になりそうな講座を全部挙げてもらい、単科とユニットの両方の金額で、1年の合計を家庭の予算と比べてから決めるのが確実です。ほかの予備校との違いは、次の記事で比べています。


















