「子どもを勉強しないで放っておいていいのかな…。勉強させた方がいいのかな」
と思ったことはありませんか?
高校受験に向けてなんとなく不安を抱いている親御さんもいるかと思います。
そこで本記事では、勉強しないと将来起こること、勉強したくならない理由、中学生の子どもに無理せず勉強をしてもらう5つの方法をご紹介します!
東北大学教育学部在学中に起業。現在はオンライン個別指導塾168塾の運営を行う。
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1年間の予備校浪人生活を経た後、東北大学教育学部に入学。ベンチャー企業2社で実務経験を積んだ後、浪人時に感じた大手予備校への違和感を基に、「168塾」の立ち上げ・運営。
・勉強したくならない理由を理解する
・子どもに合わせて対応方法を実践してみる
・NG行動に注意して子どもと接するようにしよう
中学生が勉強しないと将来起こるかもしれないこと3選
「中学生のうちに勉強をしていないと将来どうなってしまうのか…」と不安をお持ちの方は多いかと思います。
多くのお子さんが高校受験をすることになり、初めて人生の進路選択をする大切な時期となります。
勉強していないとどんなことが起こってしまうのか具体的に知りたい方も多いでしょう。
そこで、中学生が勉強しないと将来起こるかもしれないこと3選をご紹介します!
具体的には以下の3点です。
- 学校の授業についていけなくなる
- 志望する高校や大学に進学できなくなる
- 将来の選択肢が狭くなる
学校の授業についていけなくなる
1つ目は、学校の授業についていけなくなることです。
中学校の勉強は小学校の学習内容と比較して難易度が上がるため、授業以外で勉強していないと学校の授業についていけなくなります。
学校の授業についていけなくなることで、勉強のやる気が低下し、より勉強しなくなるという悪循環に陥る生徒が多いです。
テストでも思うような成績が取れなくなり、学校の課題に取り組むやる気も低下してしまうことが多いです。授業が楽しくなくなると学校にも行きたくなくなる生徒もいるので注意が必要です。
志望する高校や大学に進学できなくなる
2つ目は、志望する高校や大学に進学できなくなることです。
勉強しないと志望する高校に合格するために学力を身につけることができません。
志望する高校に合格するためには学校の通知表に記載されている内申点も必要となることが多いです。
そのため、定期テストで安定した成績を残しておくことと同時に合格できる学力を身につけることが重要になります。
志望する高校、大学がある方は合格のために逆算して勉強することをおすすめします!
将来の選択肢が狭くなる
3つ目は、将来の選択肢が狭くなることです。
勉強しないことで将来の選択肢にも影響を及ぼす可能性があります。学力が備わっていないと進学できる高校や大学の選択肢が狭くなります。
そのため、なりたいと思っていた職業に就くことができなくなってしまうかもしれません。
歳を重ねてから学力を取り戻すのは難しい場合もあるので、将来のことやなりたい職業を中学生のうちから考えておく必要があると思います。
中学生が勉強しない3つの理由
「勉強するように促してもなかなか勉強してくれない…」といった悩みを抱えている方もいるかと思います。
多感な時期を過ごす中学生が何を考えているかわからない親御さんもたくさんいらっしゃるでしょう。
そこで、中学生が勉強したくならない3つの理由をご紹介します!
具体的には以下の3点です。
- 勉強する目的がわからない
- 学校の授業が難しい
- 自分のペースで学習できる環境がないから
⒈勉強する目的がわからない
1つ目は、勉強する目的がわからないことです。
勉強する目的がわからないことにより、勉強したくならない要因になっています。
具体的には、中学校で勉強したことがどんなことに生かさせるのかを理解していないため、勉強する意義を見出すことができない場合が多いです。
また、勉強する目的を1人、1人考えたり、教えてもらったりする時間がないことも勉強したくならない原因の1つです。
⒉学校の授業が難しい
2つ目は、学校の授業が難しいことがあげられます。
中学校の授業内容は高校入試を見据えた内容になっているので、小学校と比較し難しい内容となっています。
授業内容が難しいため、勉強の面白さを感じることができず、自ら勉強したいと思えないのも事実としてあるでしょう。
また、どの教科も基礎的な内容が重要です。基礎的な内容が身についていないまま、授業を受けても応用的な内容を理解することができず、「学校の授業が難しい」という悪循環に陥ってしまいます。
わからないことをそのままにせず、自ら理解しようとする姿勢が大切になります。
⒊自分のペースで学習できる環境がないから
3つ目は、自分のペースで学習できる環境がないことがあげられます。
学習する環境がないことで、主体的に学習する習慣が身につかず、勉強時間が確保できないことにつながります。
また、学習する環境を作るために塾を検討しても相性の良い塾を探すことが難しいケースもあります。
自分のペースで学習する環境を確保し、勉強する習慣を確立することで主体的に勉強できるようになります。
中学生の子どもに無理せず勉強をしてもらう5つの方法
ここまでで勉強しないままにしておくデメリットと勉強したくならない理由をわかっていただけたかと思います。
「どんなことをしたら勉強してくれるようになるのか…」といった解決策を模索している方もいるでしょう。
そこで、中学生の子どもに無理せず勉強をしてもらう5つの方法をご紹介します!
具体的には以下の5点です。
- 勉強する目的を一緒に考える
- 宿題をやる習慣をつける
- 勉強する時間を決める
- ママ友や担任の先生、学習塾に相談してみる
- 学習管理のサービスを活用する
⒈勉強する目的を一緒に考える
1つ目の方法は、勉強する目的を一緒に考えることです。
主体的に勉強するようになるためには勉強する目的を明確にすることが重要です。
例えば、学校で行われる3者面談等後に、真剣に将来について考えることで勉強する目的を一緒に考えることができます。中学生のお子さんは自分の将来を明確に描けないことが多いです。なので親御さん目線で、勉強するとどんな良いことがあるのかを客観的に伝えてあげることも大切かもしれません。
子どもの様子を見て機嫌が良い時に、何気ない雑談から勉強する目的について話し合うこともおすすめです!
⒉宿題をやる習慣をつける
2つ目の方法は、宿題をやる習慣をつけることです。
宿題をやる習慣を身につけることで主体的に勉強できるようになり、宿題以外の勉強もするようになります。
また、宿題をやる習慣をつけるために、ご褒美制度を設けることも方法の1つです。
宿題が終わったらアイスを食べられる、ゲームができる、テレビをみることができるといった小さなご褒美をつけることで宿題をやる習慣を作りやすいと思います。
⒊勉強する時間を決める
3つ目の方法は、勉強する時間を決めることです。
勉強する時間をあらかじめ決めることで勉強する習慣が身につき、主体的に勉強できるようになります。
例えば、部活から帰ってきてからご飯までの間の時間、お風呂に入る前の間、学校で授業が始まる前の朝の時間等があります。
長時間ダラダラ勉強してしまうよりも、短時間で集中力高く勉強した方が結果的にうまくいくことが多いです。
決まった時間に真剣に勉強して、遊ぶ時は思いっきり遊ぶといったようにメリハリをつけることが重要です。
⒋ママ友や担任の先生、学習塾に相談してみる
4つ目の方法は、ママ友や担任の先生、学習塾に相談してみることです。
子どもが勉強してくれないことで同じように悩んでいるママ友は多いと思います、定期的に相談したり、先輩ママに頼ることもおすすめです。
また、入塾を検討していなくても、学習塾のスタッフに一度相談してみることも可能です。
思い切って人を頼り、相談してみることで解決されることは多々あるので、試してみてくださいね。
⒌学習コーチングサービスを活用する
5つ目の方法は、学習コーチング系のサービスを活用することです。
将来を見据えて主体的に勉強するようになるために学習管理をしてくれる教育サービスを活用してみるのも選択肢の1つです。
一般的な学習コーチング塾では、子ども一人ひとりに専属のコーチがつき、目標設定、学習計画、定期的なフィードバック等、個人に合わせた学習ができることが大きなメリットです。
思い切って学習管理のサービスを活用することで自分のペースで勉強し、飛躍的な成績アップを期待できます!
勉強しない中学生をほっておくのはまずい?
子どもがなかなか勉強しない時につい「勉強しなさい!」と言ってしまい、後悔する方も多いと思います。
子どものことを大切に思うからこそ、接し方で悩むことが多いでしょう。
そこで、保護者方がやりがちなNG行動3選をご紹介します!
具体的には以下の3点です。
- 他の子どもと比較する
- 子どもの話を最後まで聞かない
- 子どもが疲れている時やテストの時に勉強の話をする
⒈他の子どもと比較してしまう
1つ目は、他の子どもと比較することです。
他の子どもの成績や学習状態と比較されることは中学生にとってストレスです。最悪の場合、勉強をすることが嫌いになってしまうこともあります。
競争心を煽ることで勉強のやる気を出してもらおうと考える方も多いですが、決して他の子どもと比較するようなことを言わないであげてください。
また、「小学生の時は今より勉強していたじゃない!」等の過去のお子さんの様子と比較するような発言も控えることをおすすめします。子どもにとっては今の自分を否定された気持ちになり、親への不信感につながります。
⒉子どもの話を最後まで聞かない
2つ目は、子どもの話を最後まで聞かないことです。
子どもは自分の話を最後まで聞いてもらえず、話を遮られてしまうと段々親と話したくなくなってしまいます。
多感な時期を過ごす中学生は学校や勉強のことをあまり喋ってくれなかったりすることも多いと思います。
ただし、親子で協力して高校受験に立ち向かって行くためには円滑なコミュニケーションが必要不可欠です。子供が今どんな状況で、どんなことを感じているのかは知れるように日頃の何気ないコミュニケーションも大切にすることが重要です。
些細なことかもしれませんが、子どもの話は最後まで聞くようにしましょう。
子どもが疲れている時やテストの時に勉強の話をする
3つ目は、子どもが疲れている時やテストの時に勉強の話をすることです。
部活終わりで疲れている時やテスト期間でピリピリしている時に勉強の話をされることも大きなストレスに感じます。
そのため部活の有無やテスト期間を把握し、勉強の話は控えることをおすすめします。
話かけるタイミングが難しい場合、学期始めや終わり等節目の時期、テストや大きな大会がない期間に勉強について話す時間を設けてみてください。
イライラへの対処法は信頼できる友人に相談してみましょう!
いかがだったでしょうか。
本記事では、勉強しないと将来起こること、勉強したくならない理由、中学生の子どもに無理せず勉強をしてもらう5つの方法を解説しました。
子どもが言うことを聞かずに、どうしてもイライラしてしまう場合は、周りの友人や受験を終えた先輩保護者の方などに相談してみてください。きっと有益なアドバイスを貰えるかもしれません。
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