浪人することにしたけど漠然と不安。
大学生活を楽しんでいる友達を見るのがつらい
こんなことを考えている浪人生の皆さん必見です。
浪人を決意することは、多くの学生にとって大きな決断です。本記事では、実際に浪人を経験した方へのインタビューを通じて、浪人を決意する際の懸念、一年間の学習計画、試験日のエピソード、教科別の参考書の使い方、受験での苦労、メンタル管理の方法、そして現役生へのアドバイスについて詳しくご紹介します。
浪人生活を成功に導くための具体的なヒントが満載です。大きな決断をしたからこそ成功した時の喜びは一生忘れられないものになると思うので、この記事を読んで浪人生活を成功させましょう!
・不安な気持ちや焦りはみんな同じ。
・長期・中期・短期で目標設定することが大事。
・自分なりのストレス解消法を見つけておこう。
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地方の公立高校から現役で東北大学経済学部に合格。塾講師や家庭教師を経験した後、もっと生徒一人一人に寄り添いたいという思いを基に、「168塾」の運営に携わっている。
浪人に対する不安はみんな同じ!
ではここからは実際に浪人を経験して受験を成功させた先輩の体験談を聞いてみたいと思います。どのようにして浪人を乗り越えていったのか是非参考にしてみてください!
本日はインタビューを受けていただきありがとうございました!浪人生だった時の心情や勉強スケジュールについてお聞きできればと思います。
まず初めに軽く自己紹介してもらってもいいですか?
もちろんです!初めまして。一年間の浪人生活を経て現在京都大学の経済学部に通っているTです。本日はよろしくお願いいたします。
ではまず最初に浪人を決意するうえで一番懸念していたことがあれば教えてください。
浪人を決意する際、最大の懸念は「本当に一年後に合格できるのか」という不安でした。また、一年間の時間と費用が無駄になるリスクや、友人たちが次のステージに進む中での孤独感も大きな心配事でした。親や周囲の期待に応えるプレッシャーもあり、精神的な負担も大きかったです。
どうやってそこを乗り越えましたか?
現役時に受験に失敗した理由を冷静に分析し、その課題を克服する自信を持てるまでがむしゃらに勉強することですかね。最終的には、自分の将来こうなりたい!という理想と、やるしかないという強い意志が浪人を決意する原動力となりました。
時期ごとの一年間の具体的な学習計画について
浪人生活を送るうえで計画的に何をいつまでに終わらせるかを考えるのは非常に重要です。一年間を通して、以下のような計画を立てて勉強していたようなので参考にしてみてください。
4月~6月:基礎固め
この時期は、現役時に理解が不十分だった基礎知識を徹底的に復習しました。毎日7~8時間の学習時間を確保し、午前中は主に数学と英語、午後は国語と理科に集中しました。週ごとに進捗を確認し、遅れが出た場合は計画を見直しました。
午前午後に何やるかは自分次第だと思うのですが、私は朝のほうが数学に集中できる気がしていたので固定していました。暗記系は夜にやると定着しやすいというのも聞いたので実践していました。
7月~9月:応用力の強化
基礎が固まったら、次は応用力の強化に移行しました。過去問を解き始め、出題傾向やパターンを掴むことに注力しました。模試も積極的に受け、実力を測りながら弱点を洗い出しました。学習時間は1日8~9時間に増やし、時間管理にも気を使いました。現役の時は圧倒的にここの練習不足だったと感じました。
10月~12月:実戦力の養成
実際の試験形式に慣れるため、模擬試験や予想問題を繰り返しました。特に時間配分の訓練を重視し、本番さながらの環境を作って取り組みました。毎日の学習時間は10時間程度に増やし、休日も同様のスケジュールを維持しました。わからない問題があれば友達や講師の方に聞き苦手を徹底的に潰していきました。
1月~2月:最終調整
最後の仕上げとして、これまでの総復習と弱点克服に集中しました。過去問の再解答や模試の見直しを行い、自信をつけることを目指しました。試験直前には無理をせず、健康管理にも十分配慮しました。体調を崩してしまっては元も子もないですからね、、。
おすすめの参考書とその使い方
次に実際に浪人時に使用していた参考書と使い方について教えていただきました。
数学
「青チャート」と「一対一」を使用しました。基礎から応用まで幅広くカバーしているため、全体の理解が深まりました。毎日少しずつ解いていき、分からない部分は解説を読み込み、翌日にもう一度覚えているかのテストをしました。
英語
「英単語ターゲット1900」と「Nextage」を使いました。単語帳と文法は正直どれをやっても同じだと思います。大事なのはいかに一冊を完璧に仕上げるかということです。その後はどんどん過去問や模試の問題を解いていました。
国語
「現代文キーワード読解」と「古文単語315」を活用し、基本的なところで点を落とさないように気を付けました。現代文はテーマごとに読み解き、古文は単語と文法を毎日触れるようにし、過去問や模試などの実践問題も後回しにせずどんどん解くことを心掛けました。
社会
教科書をひたすら完璧にして過去問を繰り返し行っていました。二次試験は難しい問題も出ますが、教科書が完璧にでいていれば合格点には達すると思います。
理科
学校で配られた「リードαシリーズ」を使用しました。基礎から応用まで丁寧に解説されており、自分のペースで理解を深めることができました。問題を解く際には、解答のプロセスをノートにまとめていました。京大の文系では共通テストでしか理科は使わないのでかける時間は必要最低限にしてなるべく他の教科に時間をあてていました。
浪人経験者に聞きたいこと三選
1.受験において苦労したこと
最も苦労したのは、自分自身のモチベーションを維持することでした。浪人生活は長く、孤独感や焦りが募ることも多々ありました。特に成績が思うように伸びない時期には、自信を失いかけましたし、大学生になった同級生が楽しんでいる姿を見るのがとてもつらかったです。自分だけで不安な気持ちをため込まずに適度に周りに相談するのがおすすめです。親や友人の支えがあったからこそ、何とか乗り越えることができました。
2.メンタル管理やストレス対策で意識していたこと
- 計画的な息抜き:勉強に疲れてきたら勉強から離れてリフレッシュする時間を設けました。好きな映画を見たり、散歩に出かけたりしてストレスを解消しました。浪人を始めた4.5月は浪人生としての意識がまだ低く友達としょっちゅう遊んでしまったこともあります…。
- ポジティブな思考: 毎日の目標を設定しそれを達成できた時の感覚が楽しかったのを覚えています。少しでも出来たら自分を褒めることを心がけました。成績が上がった時には、お菓子やラーメンなど自分へのご褒美を用意しました。
- コミュニケーション:高校が同じだった浪人生や家族と悩みを共有し、相談することで孤独感を和らげました。また、オンラインの塾にも通っていたのでその先生にも積極的に相談し、アドバイスを求めました。
実際の試験で起きたハプニングやエピソード
私の場合、出身が京都ではなかったため土地勘がなく、かなり時間に余裕をもって出発したにも関わらず試験開始時間のぎりぎりに会場に到着することになってしまいました。焦りと緊張で冷静さを失いかけた経験があるので、必ず前日の下見や周りの環境を調べておくのがいいと思います。
受験生に向けてのアドバイス
ここまで沢山お話を聞かせていただきありがとうございました!最後に受験生に向けてのアドバイスをよろしくお願いいたします!
受験生に伝えたいのは、「今できることに全力を尽くすこと」です。不安になる気持ちや辛くなる気持ちは分かりますが、終わってみると受験は人生の一部であり、将来の可能性を広げるための一つの選択肢にすぎません。
結果が全てではなく、自分の目標を明確に持ち、その達成に向けて努力する過程で得られる経験や知識は、必ず将来に役立ちます。失敗を恐れず、自分を信じて頑張ってください。困難に直面した時こそ、自分の成長のチャンスだと捉え、ポジティブに乗り越えていきましょう!
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