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勉強できない子どもにイライラする親っておかしい?原因と対策を紹介

勉強できない子どもにイライラしてしまう親っておかしい?理由と対策をご紹介

うちの子、まだ宿題やっていないの…?

テストで点が下がりっぱなし…!なんでなの?

お子さまの勉強面でイライラしてしまうのはお子さまのことを真剣に考えているからこそで実は当たり前のことなのです。

この記事ではイライラの理由と対策をご紹介します。『もう子供の勉強でイライラしたくない保護者さま』必見です。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

本記事の結論

・勉強できないお子さまにイライラしてしまうのは当たり前のこと

・イライラしてしまうとお子さまの成績に影響する

・すぐに実践できるイライラしない対処法7選

本記事を監修する専門家②
桑久保皓大
Kuwa

東北大学教育学部在学中に起業。現在はオンライン個別指導塾168塾の運営を行う。

詳しくはこちら

1年間の予備校浪人生活を経た後、東北大学教育学部に入学。ベンチャー企業2社で実務経験を積んだ後、浪人時に感じた大手予備校への違和感を基に、「168塾」の立ち上げ・運営。

目次

イライラはお子さまの勉強にも悪影響です

家のベットで頭を押さえる女子

お子さまの学習状況にイライラして悩んでしまう事ってありますよね?

お子さまのこれからのことを考えてしまっているからこそ、イライラしてしまうのは当たり前のことです。この記事を読みに来てくださった保護者さまは、どうにかしたいと思っていらっしゃることかと思います。

保護者さまのイライラは、実はお子さまの勉強にも悪影響です。

もし自分がずっとイライラしている上司に見張られて仕事をしなければならないとしたら、最高の仕事ができますか?

保護者さまがイライラすることでお子さまの集中力やモチベーションが低下していまいます。

イライラしている保護者さまの近くではお子さまも勉強がはかどらないのは同じです。

何か言われながら嫌々やる勉強と、必要だと考えて自らやる勉強では質や内容に大きな違いが出てきてしまうことを知っておいていただきたいのです。

イライラしてしまうことでお子さまに与えてしまうどんな悪い影響があるでしょう。

イライラによってお子さまに与えてしまう悪影響
  • プレッシャーがかかり、人の顔色をうかがうようになる
  • 自分の意見が言えなくなる
  • 自己評価が低くなる
  • ストレスがたまる

1.プレッシャーがかかり、人の顔色をうかがうようになる

勉強ができない事で怒られたり、小言を言われてしまうと「次はうまくやらなきゃ」と思ってしまいます。

過度にプレッシャーがかかってしまったり、自信をなくしてしまい先生や保護者さまの顔色をうかがうようになってしまいます。

保護者さまが高学歴だったり、お子さまが保護者さまを尊敬している場合は「期待に応えたい」という気持ちも手伝ってお子さまにはかなりのプレッシャーがかかってしまうのです。

2.自分の意見が言えなくなる

自信がなくなってしまうと、自分が考えていることも正しくないのではないかと錯覚してしまいます。

「また間違えてしまったらどうしよう」などといつも不安になってしまっている状態になると本当は正しい意見を持っていても、自信をなくして言えなくなってしまうのです。

家庭や学校での発言なども減少していくことで殻に閉じこもってしまったり、意欲が低下してしまいがちです。

親子間でのコミュニケーションが円滑でないと行きたい高校や大学がなかなか言い出せず、進路を決めるときにも困ってしまいます。

3.自己評価が低くなる

ノートの上であたまを抱える小学生

保護者さまがイライラすると、お子さまは自分に原因があると考えてしまいます。

自分に原因があると考えてしまうことで、自己評価が低くなったり自尊心が低下してしまいます。「どうせできない」「やっても無駄」などと考えるようになり勉強に対してもネガティブになりがちです。

自己肯定感が下がると新しくチャレンジすることを怖がってしまったり、他人の意見に流されやすくなります。

4.ストレスがたまる

ずっとイライラされていることに耐え続けるにはかなりの体力と精神力がすり減ってしまいます。もし、耐えられたとしてもお子さまにはストレスを与えてしまっているのです。

イライラすることによってお子様に当たってしまったりしている保護者様は特に気をつけていただきたいと思います。

ストレスがたまることで、攻撃的な言動や行動を取ってしまうお子様も少なくありません。ストレスで反抗期が激化してしまったり、逆に気力がなくなったりしてしまいます。

【保護者目線】勉強ができなくてイライラする理由5選

膝を抱えて落ち込む女性

イライラすることは悪影響なのはわかったけれど、イライラしてしまう…

お気持ち、よくわかります。

まずはイライラしてしまう理由を知って、当てはまるものがあれば原因になりえる部分を改善すれば良いのです。

保護者さまがイライラしてしまう理由を5つあげていますので、もし当たっている部分があれば対処法まで読み進めて見てくださいね。

保護者さまがイライラしてしまう理由
  • 子どもに期待している
  • コミュニケーションが不足し、すれ違いが起きている
  • 他のお子さまと比べてしまう
  • 過去の自分と比べてしまう
  • ストレスがたまっている

①子どもに期待している

このくらいできるはず…

なんで、こんなこともわからないの?

などと思ってしまいがちですが大人は今までの実体験や経験から答えを導き出すことを知っています。

「幸せになって欲しい」という思いから「もっと勉強ができた方がいいのではないか?」など期待は大きくなります。

保護者さまが期待していることと実際のお子さまの様子が違ってイライラしてしまっているのがこのタイプです。

②コミュニケーションが不足し、すれ違いが起きている

リビングでそれぞれこんなことを思っています

お子様

今日はお風呂に入ってすっきりしてから英単語を覚えよっかな〜

保護者様

ダラダラしている時間があるなら少しは勉強して欲しい…


お子様

今日は部活フルでがんばって疲れたな~
勉強しなきゃいけないのはわかってるけど動けない

保護者様

ずっとだらだらしていないでさっさとお風呂に入って欲しい…

どのご家庭にも見られる日常の些細な一コマです。

お子さまは勉強しないといけないと思っていますが、保護者さまには伝わっていません。特に思春期だと、家族に壁を作ってコミュニケーションを取ろうとしないことも多いです。

保護者さまにお子さまの気持ちが伝わらないまま時間が進んでいくと「どういうつもりなんだろう?」などと思い、イライラしてしまいます。

このようなちょっとしたすれ違いがイライラの要因になることがあります。

③他のお子さまと比べてしまう

保護者さま

同じ部活のAくん(ちゃん)は部活ではレギュラーで
勉強もクラストップですって!

保護者さま

お姉ちゃんがあなたくらいの頃はもっと勉強ができたのよ

などお子さまと他のお子さまを比較していませんか?

日本の競争社会では、無意識のうちに自分や周りと比較する習慣がついています。特に境遇がにている他のお子さまとはつい比較してしまうという方は多いかと思います。

比べたときのギャップが多いほどイライラしてしまいます。

④過去の自分と比べてしまう

学生時代に勉強を頑張っていた保護者さまなら、特に過去の自分と比べてしまい

お母さん(お父さん)の頃はこんなに勉強していたのよ・・・

などと思ってしまいがちです。

実際に20年以上前のことをしっかり覚えていますか?

自分と比較してしまうのは仕方ないことかもしれませんが、子どもは子どもです。子どもの素質や性格に合わせた教育をしたいところですね。

⑤ストレスがたまっている

もしかして、お子さまのこと以外でもストレスがたまっていませんか?

仕事や人間関係、大人だからといってしがらみなく自由に生きているとは限りません。仕事などで自分にも制約があったり我慢をしながら生活している大人の方が多いと思います。

生活の延長線や中心にお子さまがいるわけですから、勉強ができない姿を見てしまうとイライラしてしまうこともありますよね。

【お子さま目線】勉強ができなくてイライラしてしまうの理由4選

勉強中、やる気が出ない女性

勉強中にイライラしてしまうお子さまを見て、イライラしてしまう保護者さまもいらっしゃるかと思います。

勉強ができなくてイライラしてしまうお子さまの立場になって理由をあげてみます。

お子さまがイライラしてしまう理由
  • 家族とのコミュニケーション不足
  • 学習に障害や問題がある
  • 学習環境に問題がある
  • サポートが足りていない

①コミュニケーション不足

友人とくだらない話をしているとあっという間に時間は経ってしまうのに、親とは話したくない、話すことはない。

思春期や反抗期のお子さまにとって保護者さまとコミュニケーションを取ることはとても難しいことです。

しかし、多くのお子さまは「このままだと成績やばいかも」「受験大丈夫かな?」など不安や心配事を抱えています。

わかっているのに勉強のことで何か言われてしまうと嫌な気持ちになり勉強に対してもネガティブに取り組む結果イライラしてしまうこともあるのです。

②学習に障害や問題がある

お子様

勉強しているのに、友達より全然覚えられない…。なんでなんだろう…。

同じ時間を使っても、経験学習に対しての理解度の違いや発達に問題がある場合もイライラしてしまいます。読むことが苦手、数字が苦手、集中力が続かないなど、お子さまの性格や個性によっても大きく変わってきます。

もしかしたら「わからない」「できない」と思っていてもどうしたらよいのかわからなくてイライラしてしまっているのではないでしょうか?

すべてのお子さまに当てはまるわけではありませんし、家庭での様子だけではわかりませんので不安な点があれば先生や専門家に話を聞いてみるのもいいですね。

③学習環境に問題がある

お子様

リビングで勉強していると周囲がうるさくて気が散る

お子様

自分の部屋が、なんとなく薄暗いし居心地が悪いんだよね…

集中して勉強に取り組める環境は人それぞれです。

集中したいのに周りがうるさければイライラしますし、部屋が暑すぎてイライラすることもあります。

④サポートが足りてなかった

お子様

今は勉強じゃなくて、部活動に打ち込みたいから体を休ませてほしい…。

学校行事や大会が近い時期などは目の前のことだけに集中したい時もあるでしょう。

部活で疲れているけれど勉強はしなきゃいけない時や学校で友達とうまくいかないまま帰ってきてしまったなどお子さまにも勉強に集中できない理由はあります。

本当は保護者さまにサポートして欲しいのに素直に「助けて」と言えないお子さまは意外に多いようです。

たくさんのやらなければいけないことを抱えてしまうと勉強まで手が回らずにイライラしてしまいます。

イライラをなくすための対処法7選

明るい部屋の中で、勉強をしている女性の様子
Young asian woman working in the office.

双方のイライラの理由をあげてみましたが、思い当たることがあった方は対処法を紹介しているのでぜひ読み進めてください。

親子の風通しをよくするとイライラが減るだけでなく、勉強効率もアップします。

イライラをなくすための対処法まとめ
  • 過度な期待をやめて目標設定を低くする
  • 勉強のことばかりではなく同じ趣味などの話をする
  • 誰かと比較することをやめる
  • ストレスを解消する
  • 先生や専門家に相談する
  • 学習環境を見直す
  • サポートの仕方を考える

①過度な期待をやめて目標設定を低くする

まず、お子さまそれぞれにあった目標を一緒に考えてください。

高すぎる目標だと、達成できないときにまたイライラしてしまいますのでなるべく達成できそうな目標にします。

例えば「数学のワークを毎日2ページやる」「毎日英単語を10個覚える」など勉強と言う大きなくくりではなく、細かく設定してください。

お子さまの様子を見て量を増やしたり目標設定を高くしていけばよいのです。

幸せになって欲しいから勉強はできた方がいいのではなく、幸せになるために勉強はできた方がよいくらいに思って過度な期待はしない様にします。

②勉強のことばかりではなく同じ趣味などの話をする

おしゃべりする親子

お子さまの未来の選択肢を増やすためにも勉強はとても大切です。

気付いているお子さまもいらっしゃると思います。

それなのに頭ごなしに「勉強は?」「将来どうするつもり?」などと先の話ばかりされてはお子さまもうまく心を開くことができません。

ゲームの話や、ドラマの話、好きなアイドルやアニメの話などお子さまの興味のある話をしてみてください。

自分の好きなことに理解を示してもらえたり、共感してもらうことでお子さまは素直な気持ちになってくれることがあります。

大きな商談を成立させたいとき、急に「契約してください」とは言いませんよね?

勉強という大きな商談を成立させるには相手をほぐす会話も必要です。

コミュニケーションがよくなると、お互いの気持ちが理解できるのでお子さまのサポートがしやすくなります。

③誰かと比較することをやめる

お子さまのお友達や兄妹、過去の自分とは比較しないでください。

境遇がにていることや同じ親から生まれたなど共通することはたくさんあってもお子さまは一人の人間です。

比較されると自己肯定感はどんどん下がってしまいます。

学習レベルやスピードはお子さまそれぞれなので、スピードやレベルに合わせて「自分でもできた!」や「楽しい」といった気持ちになるよう声かけをしてください。

できるようになる前のお子さまと比較して褒めることは効果的です。

④ストレスを解消する

ジムでヨガをする2人の女性

お子さまに「将来、幸せになって欲しい」と願い、心配することは当たり前のことですが、ご自分の幸福も大切にしてください。

意識的に休憩をとる、適度な運動をする、おいしいものを食べるなどいつもの生活にプラスアルファできる何かを見つけましょう。

お子さまと一緒にテレビを見たり、ゲームをしてみるのはコミュニケーションもとれていいですね。お子さまが興味のあることも知れてコミュニケーションの改善にもつながり一石二鳥になります。

イラッとしたら6秒間深呼吸をする、その場から離れるなどは簡単なアンガーコントロールの方法です。

⑤先生や専門家に相談する

時には保護者さまからの視点だけではなく、先生や専門家からの意見も時には必要です。

保護者さまが心配なことや不安に思うことは話してみるだけで少し楽になる場合もあります。保護者さまが知らないだけで、学校ではしっかりやっているかもしれません。

先生や専門家からみて、家庭ではどのようなことに注意をしたらよいかなど具体的なアドバイスもいただけます。思い切って同じ境遇の保護者さまやパートナーに話をしてみるのも一つの方法です。

「そう思っていた」「じつはうちも悩んでいる」など共感しあうことで悩みが軽減されます。

⑥学習環境を見直す

オンライン授業を受ける学生

お子さまと勉強時間の見直しや、勉強する場所の見直しなどを考えてください。

  • 学習机が汚すぎて機能していない
  • 部活が忙しすぎて勉強する時間がない
  • 周囲がうるさくて勉強できない周囲がうるさくて集中できない

お子様の学習環境に当てはまるものはありませんか?学習環境で改善できることがあれば改善してみてください。

机は使っていたらまた散らかってしまいますし、部活を引退したら勉強時間の見直しが必要になってきますので、ご家庭とお子さまの状況によって常に変化してよいものです。

問題が大きくなる前に見直しができると改善するのも楽になります。

⑦サポートの仕方を考える

中高生は大人になろうとしている時期ですがまだ未熟なので時間の使い方や、勉強の仕方など保護者さまのサポートが必要な年齢です。

食事の時間を話し合ったり、勉強のやり方を教えるなど適切なサポートも必要となってきます。

  • 食事やお風呂などの時間をあらかじめ決めておく
  • 勉強は学校の先生や塾に任せる
  • 疲れているときはメンタルや体調にも気を遣う

時間がうまく使えないお子さまにはできるようになるまで時間を管理したり、時間の使い方を一緒に考えてみてください。

勉強を教えるときにイライラしてしまうなら、思い切って学校の先生や塾に相談してお任せしちゃいましょう。お子さまが疲れているときは話を聞いてあげたり、栄養価の高い食事を作ってあげるなど心と身体に寄り添ってください。

イライラを上手に対処し、お子さまが勉強しやすいようにサポートしましょう!

親子で面談中の様子

お子さまにイライラしてしまうのはお子さまのことを考えているからこそなのでおかしいことではありません。

イライラしてしまうことはお子さまの勉強にも悪影響がありますが、対処法を試しながら風通しの良いコミュニケーションを目指してくださいね。

まとめ

・イライラしてしまうのは真剣になっている証拠

・よいコミュニケーションでイライラを軽減できる

・自分の意見だけではなく専門家に相談してみるのもあり

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